乳腺症の線維腺腫の経過について
ご投稿有難うございます。
3cmの腫瘍にMRIはまず意味がないので普通行いません。また、マンモトームではなく、通常は針生検です。このように比較的大きな線維腺腫にマンモトームを行うと、副作用として急速に巨大化する事があるので一般的には行いません。しかも、46歳で線維腺腫はもう大きくなるよりも、消えて行く年齢なので、痛みを伴わないなら、通常は放置します。残念ですが、この主治医は最悪だと思います。
早々のご返信ありがとうございました。主治医は私の年齢で一年間で1センチ大きくなったことに、癌の疑いをもったようです。MRIのグラフみたいな値で癌の疑いが出たので、マンモトーム実施になりました。3センチの腫瘤にはMRIが必要ない理由をお教え願えますか?もっと早くご相談すればよかったと後悔しております。
ご丁寧なお返事有難うございます。
1cm大きくなったから乳癌を疑う根拠は全くありません。普通大きくなったら、乳癌ではなく葉状腫瘍を疑います。またMRIでは葉状腫瘍は診断不可能です。またMRIはガイドラインに記載されているように乳癌を診断をするものではなく、乳癌と診断された時に大きさを見るための広がり診断を行うものです。貴女がMRIで偽陽性の結果が出た今回の件で実体験されたと思います。マンモトームは極小さいな数mm程度の病変は針生検では確実に採取出来ないものに行うものです。つまり、今まで行なった検査は全て無駄で、過剰診断され不利益を得ただけです。また、一般的なガイドラインに沿った診療の10倍近い検査費用を使ってます。無駄な保険診療費が浪費されたのです。
昨夜、この話を大学病院の乳腺外科の医師に話したら、こんな酷い診療が東京でも行われてるのと皆呆れてました。またマンモトームで何で6本も採取するのかと唖然としてました。刺激と強くする副作用で線維腺腫を大きくして手術する為じゃないと皮肉を言ってました。近いからと言い安易に距離で施設を選ぶ疾患ではないのになとも言ってました。
今年の乳癌学会の発表の中でも、聖路加の先生が自施設の細胞診の診断レベルが低くて、診断の信憑性がないと発表の中で言う位酷いレベルです。
乳癌治療の専門医の半数は無茶苦茶な治療、まして診断医に関してはほんのひと握りしかまともな方は居ません。
重ねてわかりやすいご返信をありがとうございました。近所という利便性に加え、乳癌学会認定医でS病院のBSにも在籍されていた主治医でしたので、このような結果になるとは思ってもいませんでした。マンモトームによる増大がないことを祈るばかりです。セカンドオピニオンの大切さを痛感しました。病理検査結果はカルテの一部というこで、コピーを頂けませんでした(PC上でみただけ)ので、セカンドオピニオン用と言って頂いてこようと思います。
ご丁寧なお返事有難うございます。
S病院に居たから、診断専門の先生が診断しているので、乳腺外科医なら診断の経験が浅いと考えるのが大切です。東京で精密検査を得意とする先生は数える程しか居ませんよ。安易な受診は不利益を得ます。
良い医者を選ぶには、施設のの綺麗さ、利便性、知名度、症例数、専門医、対応の良さでは選ばない事です。特に乳癌治療は、標準治療を確実に行う医師を選ぶ事が重要です。地方での知名度での病院選択は危険です。同業者ですら知らない世界が一杯あります。
初めて投稿させて頂きます。46歳で、子供は小学生二人です。三年前にドックで左乳に2センチの腫瘤が見つかり、近くの乳腺外科で細胞診をし、乳腺症との診断で一年毎の経過観察になりました。先月一年ぶりのエコーで3センチになっており、MRIとマンモトームを受け、6本採取全てが良性の乳腺症線維腺腫との診断。主治医からは、もっと大きくなると摘出が大変(傷口が目立つ)との理由で、入院しての摘出を勧められました。経過観察ではよくないのでしょうか?