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検診について

毎年1年に1回の検診でお世話になっています。今年も検診の時期になりましたが、毎年検診の前になると怖くてたまらない気持になってしまいます。
仕事の関係上なかなか平日に休みが取れないのですが、土曜日の女医さんが検診を行っている時よりも、平日の富永先生のときに検診にお伺いしたほうが、検診の精度としては高いのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 土曜日も私が画像を画面で見て診断しているので、同じです。

ありがとうございます。女性医師による検診は診察は女性医師が行うが、マンモやエコーの画像は富永先生が見て診断するということでしょうか?その場合も結果は当日わかりますか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 いつも通りで、結果は当日解ります。料金が通常料金になるだけが違うだけです。

マンモトーム、ぎりぎりできるか?

はじめまして。いつも参考にさせていただいています。ある県立のがんセンターでマンモグラフィーで石灰化が見つかりましたが、エコーでは確認できなかったそうです。念のため、マンモトームをすることを勧められました。しかし、お医者さまがいうには、ぎりぎり写るかどうかの場所なので、できなかった場合は他の検査方法を考えるということでした。場所は右胸外側上部のようです。予約前に、マンモトームの台に乗って、写るかどうか試してみましたが、なんとかぎりぎりということで、予約が入れられました。

①写りにくい場所というのがあるのでしょうか?石灰化がエコーに写らないぐらい小さいので写らないということの聞き違いでしょうか?

②写らない場合は他にどんな検査方法があるのでしょうか?

③「がんである可能性は半々です。がんならば、かなり初期ですね。」とお医者様にいわれましたが、そんなに心配する必要はありませんか?マンモトームでがんが発見される割合は1割〜2割とネットで見ましたが・・。

マンモトームは11月の後半なので、かなり不安になっています。お忙しいところですが、何かアドバイスをいただければありがたいです。よろしくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
①石灰化の位置のより難しい所にあるのでしょう。こういう場合に、施設間に差が生じます。私共が簡単に出来る事は、他施設では難しいようです。当院はマンモトームは日本で一番レベルが高い施設と学会で言われるので、同じレベルで他施設を見ないで下さい。
②外科生検と言い手術するかと思います。
③マンモトームで癌は20%前後です。非浸潤癌が殆どかと思います。治療をすれば十分治癒する段階を指します。

ご返事ありがとうございます。
こちら様の検査は、本当にすごいんですね。
もし、マンモトームが判定不能といわれましたら、手術することなく先生のところへ伺わせていただきますので、その時はよろしくお願い致します。
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 治療は当院は行いませんが、かなり施設間で差があるのと同じです。

炎症性結節について

お世話様になります。
以前石灰化について質問し御教示頂きました事、御礼申しあげます。
今回も宜しくお願いします。
4月にCTを撮ったとき
右中葉に3㎜大の結節影、左上区にも小結節がいくつかみられ炎症性結節という診断でした。
8月に撮ったときは4.7mmになってました。
このように大きくなるという事は肺転移を疑うのでしょうか?経過観察で次回は半年後に撮るように言われております。半年先まで不安で過ごさなければならず先生のご見解を伺いたく思います。

 ご投稿有難うございます。
 肺転移の件はよく良くわかりません。主治医にお聞き下さい。尚、転移の場合は小さいくても、大きくても生存率は同じです。

早々のお返事ありがとうございました。
次回の受診日11月に主治医に確認したいと思います。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

左胸の症状について

富永先生、こんにちは。
数年前から定期的に貴院で検診を受けさせていただいているtaru(39歳・既婚・子供あり)と申します。

一番最初に先生に診察していただいた際に、比較的症状の強い乳腺症・線維腺腫ありとの診断を受けて、その後は先生のご指示通りに定期的に検診に伺わせていただいております。
今年1月の検診では特に変化は見られないという事で、次回の検診は来年1月の予定になっております。

以前から両胸ともに触ると全体的にごつごつしていて、生理前に痛みが強いときもあればそれほど痛まないときもあります。
今回、先生にご相談させていただきたいのは、3ヶ月前頃からなのですが生理周期に関係なく左胸だけ疼痛のような鈍痛のような痛みが感じられたり、左乳首だけが痒かったりするような症状があることです。左胸だけにこのような違和感を感じられるのでとても気になっております。
このような症状があっても心配せず、予定通り来年の1月まで待って検診に伺ったので大丈夫でしょうか?

お忙しいところ、誠に申し訳ございません。お時間のある時で構いませんので、アドバイスいただければ幸いでございます。
どうぞよろしくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 特に問題はございません。1月で十分です。

お忙しいなか早々にご回答いただき、どうもありがとうございました。
ずっと気になって心配していた症状だったので、先生から問題ないとのアドバイスをいただけて安心しました。
予定通り来年1月に検診に伺わせていただこうと思います。その際にはまたどうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

★胸の超音波検査で、小さい黒い点が(>_<)

私の妹、35歳。
結婚1年で、子供は、まだです

健康診断時に、乳癌の検診ということで、
★超音波検査を受けたようです。

★その結果、黒い小さい点が見つかり、
★翌日、マンモの検査と細胞をとったようです。
結果は、ハガキを待つことになってるらしいのですが、

どうなんでしょうか?
まだ何の知識もなく、不安なのです
今から、いちから勉強してみようと思っているのですが、
何から勉強したら良いものかさえも解らずにいます
どうか、アドバイスをお願い致します

 ご投稿有難うございます。
 黒い小さな点と言う所見が全く解りません。主治医にご相談下さい。

全摘後の放射線治療

こんにちは。
今年の8月末に非浸潤だが補助治療全く不要と言われ右乳房全摘(胸筋温存乳房切除)、
病理結果で、皮膚側陽性。 一部の標本の一か所に微小な間質浸潤(T1mic)、核異型、核分裂、各グレードは全て1.脈管侵襲なし。ER,PgR はともにほぼ全体に強陽性、Her2:0   

放射線治療とタモキシフェン5年間のホルモン療法を勧められており、本当にすべきなのかの御相談です。主治医も二人で意見が割れており、毎日ネットで調べ、心配で夜も眠れません。

B領域の剥離面では、脂肪織内に残存する乳管内にcancerの進展がみられ。皮膚側において剥離面陽性である。乳頭側の太い乳管内への進展はない。とのことです。

 ご投稿有難うございます。
 情報が少な過ぎます。年齢、MBI(ki67)、乳癌の病理診断(種類)、術式(皮下乳腺全摘?)、センチネルリンパ節生検の有無、何故、全摘なのに皮膚側を取り残したかが分かりません。
 手術で皮膚側陽性はお粗末ですね。解剖で脂肪組織内に乳管はありませんので、不十分な切除(厚い皮弁)なのでしょう。よくある断端陽性とは違います。①センチネルの必要性。②断端陽性と思われる部位の追加切除の必要性。③放射線の目的。④タモキシフェンの意義。疑問は多いですね。
脂肪化乳腺をぶった切るような切除が想像され、放射線照射だけで再発を制御できるか不安です。しかし、どこを追加切除したらいいかもわかりません。この症例ではもうセンチネルはできませんが、廓清するのも酷いのでリンパはいじれないです。タモキシフェンが局所制御や対側予防の目的なのか?遠隔転移の予防が目的なのか?これは、文脈からは読み取れません。レセプターは、浸潤部における結果なのかも気になります。
 手術も術者のミスで酷いが、治療方針もお粗末ですね。こんな手術をしたら、治る乳癌も治らないのは当然です。どこの病院で手術されたか知りたいくらいです。尚、皮下乳腺全摘ではありえることだと思います。特に、内視鏡下手術では術後断端評価が困難なので実際は多くあるかと思います。
 論文を探して、1個ありました。この場合は、断端陽性の程度にもよりますが(記載がないので不明!)、放射線治療も何もしない無治療で、経過観察と記載されてました。微少なものだと再発は起こさないようです。(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/14967436)放射線治療やホルモン治療に効果がないと言う事だと思います。基本は無治療が適切かと思います。

迅速丁寧なご回答に大変感謝いたします。
言葉が足りず、申しわけありません。追加説明で、
年齢52歳、閉経前、病理診断:Minimal invasive ductal carcinoma (Nuclear grade1,ly0,v0,margin:positive)
 
病理所見:10x3cm大の皮膚を付着する12.0x12.0x2.0cmの右乳腺 
術式:右乳房単純切除術

実は7月4日に一回目の手術、術中診断グレーとのことで、1.5cmのしこり切除。一回目術後病理は、Noninvasive ductal carcinoma 0期 乳頭〜内側断端陽性でした。 リンパ節転移や遠隔転移はないだろうとのことでした。

全摘で補助治療なしにと挑んだ2度目の術後:組織学的には、切除した領域にcancerが存在している。ほとんどが乳管内に乳頭状、cribriform,壊死を伴う微小石灰化、充実性形態を呈するductalcarcinomaであるが、一部の標本の一カ所にわずかな間質浸潤を見る。・・
放射線は、皮膚側剥離断端陽性なので、また、ホルモン療法は、一カ所とはいえ、T1micが見つかったのでとの事でした。

主治医は、乳腺は全て切ったとの事です。富永先生のおっしゃる皮下乳腺全摘ということなのでしょうか。
病院は川崎市の大きな総合病院なので、信頼を置いていたのですが、1*1.5cmのしこり発見後、二度の全身麻酔の手術、日を追って不安が増すばかりです。

タモキシフェンは転移の予防と言われたものの、母が鬱で20年患っていること、子宮筋腫やおりものが多い事などに、薬の副作用を考えると、服薬も躊躇する一因です。

放射線とタモキシフェンの件、今一度主治医と相談して来ます。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 多分、乳腺皮下全摘ではないと思います。この乳腺皮下全摘は再建手術をされる方が行う手術です。普通の乳房切除だと思います。この1回目の手術は仕方ないとして、2回目は残念です。この乳腺外科医の患者様への対応も情けないです。
 一般的には、タモキシフェンや放射線治療はせず、経過観察です。心配なら追加切除となります。また、浸潤も1mm以下なので、この件も無視出来るレベルなので治療は不要です。無治療で再発もないと思われます。

富永先生へ

富永先生、その節は大変お世話になりました。
迅速な対応をして頂き、電話の3日後には鹿児島県の病院で診てもらえる事となり、無事に手術を迎えられそうです。

主治医の先生もとても親身になって話を聞いてくれますし、話をしてくれます。

今の病院では標準治療での治療方法の選択肢があるので、当初は全く考えても無かった乳房再建の話も初めて詳しく聞く事が出来、看護師から入院の日までゆっくり是非考えてみて下さいと言って頂き、今は全摘して乳房再建をしてもらおうかと考えております。

以前の宮崎県の病院なら部分切除のみしか治療方法が無かったので、何も知らない私は部分切除をしてそのままという、治療をしていたと思います。しかも部分切除なのに放射線を当てない治療方法です。
なので本当に富永先生に相談に乗ってもらえて良かったと思っています。

来月頭に手術なので、全てはこれからですが、どうしても感謝の気持ちを伝えたくて、こちらに投稿して良かったのか分かりませんが、取り急ぎお礼を言いたくて失礼しました。

先生本当に本当にありがとうございました。

 ご丁寧な経過報告有難うございます。
 相良先生は、標準治療の中から最適の治療を提供してくれると思います。主治医と良く相談して最善の治療を行って下さい。
 正直、宮崎の有名病院なら最悪結果を招いたと思います。その点も主治医は良くお分かりになっていると思います。今の乳腺医療は、手術件数や有名病院と言うことで信頼すると酷い目に合います。間違えた診療が目につきます。治る方も治らないのも当たり前です。

お返事ありがとうございます。

標準治療を何も知らぬまま誤った治療に入ってしまうと取り返しがつかなくなってしまう怖ろしさを少しだけ体感したように思います。
回避出来たのは先生のおかげです。

乳ガンは取って終わりではなく、長い付き合いになる病気なので、自分の人生にかかわってくるからこそ、これからも真剣に病気と向き合って相良先生と相談しながら治療を進めていきたいです。

また前向きな報告が出来るように頑張ります。

この度はありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 私共がご紹介する先生は、全てを知ってご紹介しております。これが治療を行わない私達に出来る最後の使命かと思っております。