分からないことが多く教えてください。
ご投稿有難うございます。
(1)StageⅣなら、手術はまず最初に行わないので、classⅣの見間違いです。
(2)PET検査は、術前には意味がないので一般的に行いません。もし転移を疑う場合もCTやMRI、骨シンチを行います。PETは術後の再発を調べる為に行います。これはPETは小さな物は見つけられない特性があるので、再発転移は小さい物の発見は意味ないとされているので(転移は小さなものを発見して治療しても、大きくなって発見しても死に至り、亡くなる日も殆ど変らないと言うエビデンスがあるからです。)、1回の検査で大きな物が見付かるので効率が良いので行います。今回は、多分お金儲けの為だと思います(これはPETの検査を回すために行うと多くの医師から確認済みです。)。転移が既に疑う方以外に術前のPETをやるような病院は、保険診療でも他の施設より今後多額のお金が掛かると思います。それは覚悟しましょう。
(3)悪性度が高いかは組織検査をしないと分かりません。悪性の可能性が高いからです。
(4)乳がんは、その方の乳腺の状況やその腫瘍が完全にしこり形成していないかにより、マンモグラフィーには描写されません。30%はマンモグラフィには描出されないと証明されてます。検診にエコーを併用することを推奨されるのはその30%はエコーで描出されるからです。尚、マンモグラフィで解りやすいものは、エコーでは描出され難い特性のあるものもあり、これもまた70%しか描出されません。共に行い、短所をカバーするので両者を併用して殆どの癌を描出できます。
尚、患者様ご本人の話は、話半分にお聞きになる方が良いです。結構、勘違いや恐怖なので勝手に話が変わってます。医師に直接お聞きになって下さい。
ご丁寧なお返事ありがとうございました。
PET-CTは術前に行ってもあまり意味がないのですね。きちんと転移を調べるならCTやMRIの方が精度が良いということなんですね。
お金儲けのため、ですか・・・。少々複雑ではありますが、母の病状がPET検査をしなくてはならないほどの転移を疑われているわけではないのであれば、それはそれで良しと思えます。
大変恐縮ですが、さらにご質問させていただければと思います。
・左乳頭から血性分泌があった。分泌物が出きってしまってからは、今現在は特に出ていない。
・初診の病院では「乳管内乳頭腫か乳がんの可能性。乳がんでも非浸潤性だと思う」と言われていた。
・初診病院のエコー画像は黒い部分(がんの部分)が管のように写っていた。(先生は3センチと言っていた)
・転院先の病院のエコー画像は最初の病院の管のようなものではなく、丸いものが3つほど写っていた。
・転院先の先生が「確かに乳頭につながってるね」と言っていた。
当初は非浸潤性乳管癌かな、そうだと良いなと思っていたのですが、調べて出てくる事例は数ミリのものが多く、母のような3センチという症例がなさそうなこと。
非浸潤性乳管癌の場合、小さいため細胞診がしづらいとあるが、母の場合しっかりと細胞を取ることができている。
初診の病院では管のように映っていたものが、転院先の病院では丸いものが3つほど写っていた。
ということなどから、非浸潤性の可能性が低いのかなと思えてきました。
(1)先生のコラムでも、「血性乳頭分泌を伴う乳癌の場合は殆どはしこりを形成しない非触知の非浸潤性乳管癌です。」とありますが、今回の母の場合もこれに当てはまる可能性はありますか?血性乳頭分泌がある場合でも、違うタイプのがんというケースは結構あるものでしょうか?
(2)どうして非浸潤性乳管癌の場合、血性分泌を伴うことが多いのですか?逆に、通常のしこりを作るようながんはどうして血性分泌を伴わないことが多いのですか?
画像もなく、さらにはネットでこのような質問をしていること、非常に無理があることだと重々承知しておりますが、日々悩ましく、失礼を承知でご質問させていただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご丁寧なお返事有難うございます。
(1)腫瘍形成した病変も血性乳汁を伴うことはあります。どちらかは主治医にお尋ね下さい。
(2)基本的に乳管内に出来る癌なので、乳汁に出血が混ざる為です。他はそれ以外なので、混ざり難いので外まで到達しません。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
お忙しい中お答えくださりありがとうございました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
60代後半の母が乳がんの診断を受けました。分からないことが多く、何点か教えていただきたいです。
1か月ほど前、左乳頭から血性分泌があり乳腺科を受診。マンモグラフィーとエコーをしたところ、マンモグラフィーでは所見なし、エコーでは長さ?30ミリほどの影?腫瘍?が写っていたとのことで、担当医から乳管内乳頭腫か乳がんの可能性があるとのことで細胞診を行いました。
その時、もしがんだった場合、通常のがんで30ミリだと大変なことだが、それとは違うタイプなのでその大きさにびっくりする必要はないというようなことも言われたようです。
細胞診の結果悪性と分かり(クラスなどは聞かなかったようです)、手術が必要とのことでそれなら違う病院に転院したいと紹介状を書いてもらいました。
細胞診の結果の際、母はカルテにステージⅣの記載があったと言います。私はクラスの間違いでは?と言ったのですが、頑なにステージだったと言い、実際転院先へ持って行った紹介状にもそのような記載があったようです。
転院先の病院では、マンモグラフィー、エコー、肺のレントゲン、心電図、血液検査を行い、同じくマンモグラフィーでは所見なし、エコーでははっきり影?腫瘍?が写っていたようです。(母自身が手で触って分かるしこりはありません)
先生からはこの後のPET−CT、MRIの結果を踏まえて病状を説明するとのことで詳しい説明はなかったようですが、母が「どれくらいでしょうか?」と聞くと「初期だと思います」というような発言はあったようです。また、先生から「マンモグラフィーに写らないがんが2割ほどある」との説明もあったようです。
すでに手術日も決まっており、その前に針生検も実施予定ですが、その針生検については「99%がんだが、残りの1%を払拭するために行う」ということも言われているそうです。
まだ検査中であり、結果を聞くまであまりに時間があるため、日々不安で仕方なくいくつか質問させていただきます。
(1)初診の病院で当初は非浸潤性ですと言いながら、ステージⅣという記載があったということはどのように理解すればいいのでしょうか?色々調べても細胞診でステージは分からないとのことですが、細胞診の結果がよほど悪いものだったのかと気になっています。
(2)転院先の病院で「初期」という発言があったにも関わらず、転移を調べるためにPET検査を行うのはどういうことでしょうか?少しの可能性でもあれば、通常やる検査でしょうか?先生の言葉とは裏腹に(ステージⅣ記載のこともあり)実はとても進行しているのではないかと不安です。
(3)エコーと細胞診結果で「99%がん」と言われるのは、よほど悪性度の高いものなのでしょうか?
(4)マンモグラフィーに写らないがんが20%あるとの説明でしたが、具体的にはどのようながんなのでしょうか?がんの種類ではなく、ただ、場所や本人の乳腺の具合によって写らないということなのでしょうか?
私が直接先生と話をしたりしたわけではないので、不明確でわかりづらいところもありますが、どうぞよろしくお願いします。