皮下乳腺全摘・同時再建
ご投稿有難うございます。
基本的には追加切除を行うか、このまま様子を見るか、放射線治療を行うかになります。全摘の放射線治療の効果はエビデンスが殆どありません。ホルモン療法での局所再発のコントロールは不可能だと思います。
尚、インプラントに無関係に抗がん剤は可能です。
これ以上の掲示板での質問はお受けできません。セカンドオピニオン外来をご予約ください。
富永先生、お忙しい中ありがとうございました。
抗がん剤はインプラントに関係なく可能と聞けて安心致しました。
ご丁寧なお返事有難うございます。
こんばんは。
私は、31歳・独身です。
今年の8月、右の乳房にシコリがあることに気がつき受診。右乳癌と診断され、皮下乳腺全摘・乳頭から外上方乳輪部1/4切除しました。
病理組織診断の結果
受領臓器組織:乳腺、リンパ節
臨床診断:Papillotubular carcinoma
病理診断:Invasive ductalcarcinoma, Papillotubular carcinoma, f, ly1, v0
Surgical margin: carcinoma(+),
Nuclear grade2, n(-)
所見:右乳房全摘材料190×180mm(皮膚25×22mm)、 #1〜#56
肉眼的に腫瘤80×80mm。
組織標本上では図示しましたように広範囲に癌組織を認めます。癌組織は拡張した乳管内に異型細胞が篩状、乳頭管状に配列して増殖した乳官内癌巣が主体で所々に間質への浸潤像を認めます。癌組織は一部で脂肪織に浸潤しています。切除断端については、癌組織は皮下の上部断端に達しているように見え、取り残しが危惧されます。
浸潤巣の核グレード分類は、核異型スコア2点、核分裂像スコア2点(計4点)で、grade2と判定します。
リンパ節(センチネル):癌の転移は認めません。0/1との事でした。
主治医に「ホルモン治療で、癌の取り残しが危惧されている部分は治りますか?」の質問に対し、
「有効です。」との回答でした。
治るか治らないかの質問に対し、有効ですの回答や先生方の対応に不信感を抱いておりますが、乳輪や乳首の再建も終わっていないので・・・。
また、胸にインプラントが入っている状態だと抗がん剤治療が出来ないと、知人から聞きましたが本当でしょうか?
そして、まだ今後の治療方針も決まっておらず、どうしたら良いのでしょうか?