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細胞診の結果について

宜しくお願いいたします。

34歳未婚女性です。

何年も前から、半年に1回検診を受けています(マンモは年1回)。

もともと嚢胞が多いのですが、今まで細胞診をした事は一度だけでした。

このたび、しこりの一つがエコーにて嚢胞ではなさそうな映り方をしており、細胞診しておいた方がいいねと言われ、先週の土曜日に細胞診を受けました。

細胞を取った際に先生は、「濃縮嚢胞の可能性が高そう、安心して一週間待ってたらいいよ」とおっしゃっていたのですが、今日病院に結果を聞きい行くと、受付で「結果が遅れていて、来週の火曜日になる」と言われました。

受付の人が細胞を検査しているところからの資料?を私にちらっと見せられたのですが、そこには、「専門医による診断が必要となった」というような事が書いてありました。
どうやら今日その通知書が来たようです。

これは、悪性の可能性が高いという事なのでしょうか。

宜しくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 その通りです。

授乳中の乳がん

現在2歳半の第二子授乳中の者です。

前回の乳がん検診は7年くらい前なので、そろそら断乳して検診を受けた方がいいのかご相談です。

授乳中でも生理がきていれば乳がんになる可能性はあるのでしょうか?

できればこのまま授乳を続け第三子の出産授乳を希望です。

 ご投稿有難うございます。
 乳がんの可能性はゼロではありませんが、非常に希なので、無理に断乳しないで自然に断乳をして半年後位から検診を始めましょう。

ありがとうございました。
卒乳をまって検診に伺います。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

乳首からの出血について

はじめまして。
気になる事があり投稿させて頂きます。
現在34歳 出産経験はありません。

1週間ほど前、右の乳首から出血がありました。
(切り傷などから出る血と同じ色です。)
すぐ乳腺科へ行きました。
・マンモ⇒異常なし
・エコー⇒画像を見ると白い塊のようなもの。ここから出血してるかもしれないから、と言う事でガラス板に分泌液を付けて検査

との事で昨日結果が出ました。
分泌液を調べたところ良性との事でした。
その時マンモの塊は何だったのかと質問したところ、誰にでもあるものであなただけが特別ではないから気にしなくていい。出血に関しては時々出血する人も居る、乳房の中には毛細血管がたくさんあり、そこが切れて出血した可能性もあるし、ホルモンのバランスで出る事もある。と言われました。(昨日は止まっていましたが、今は絞るとまだ赤い血が少しだけ出ます)

特に病名があるわけでもなく本当にコレでいいのかと不安です。主治医は来年検診に来ればいい、万が一ガンが潜んでいても半年や一年で手遅れになる事はないから大丈夫。もしも出血が増えたり、違和感を感じたり不安ならまた来なさいと言ってくれましたが、分泌液が良性と言われた場合不安を感じる必要はないのでしょうか…。

 ご投稿有難うございます。
 完璧な説明だと思います。この医師の言われるようにされれば問題ないです。中々ここまで簡潔に説明出来る医師は居ません。

お忙しい中ありがとうございました。
あまり気にせずに、定期的に自分でのチェックと検査を欠かさずに行こうと思います。

ありがとうございました!

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 自己チェックは不要です。来年の検診のみ欠かさなければ問題はございません。

生下時体重が重いと閉経前乳癌の発症リスクが増加

毎年検診でお世話になっております。

今回、生下時体重が重いと閉経前乳癌の発症リスクが増加というコラムを拝見しました。

私は3600gで生まれていますのでやはり軽く生まれた人よりリスクが高いということなのでしょうがどの程度心配したらいいのでしょう?
確実に乳がんを増加させると書いてありとても不安で仕方ありません。
現在は、食べてもなかなか太れない体質で痩せています。

食べ物は野菜を多くとる。乳製品は控えめに脂肪の多いものは取らないを心掛けてはいます。

このコラムはすごく不安になりました。

 ご投稿有難うございます。
 オッズ比はコラムに記載されているので、それが心配の比率です。これはエビデンスで実証されたので仕方ないでしょう。これは生まれた時点で貴女に与えられたリスクと考え、年1回乳癌検診を受け、早期発見を務めましょう。

早期発見していただけるように
毎年きちんと検診にお伺いしたいと思います。

ちなみに先生に「嚢胞」を指摘されておりますが
本日さわったところ、いつもよりゴリゴリした感じがしました。
生理直後の影響というのはありますか?
1年後の検診で大丈夫ですか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 特に問題はございません。尚、自己検診はエビデンスでメリットよりデメリットが高いとされてます。是非、年1回の検診だけになさって下さい。正しい情報のみを吸収して下さい。

ご回答ありがとうございました。
自己検診はもうやめようと思います。
また来年よろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

線維腺種について

ご回答よろしくお願い致します。
会社の乳がん検診(触診+エコー)でしこりが見つかり、
近くの乳腺外来が有るクリニックで、精密検査(触診+エコー+マンモ+針組織診)その針組織診の結果、悪性は認められず、線維腺種と言う事になりました。
クリニックの担当医は、しこりの大きさが3㎝と大きいし、
切除した方が良いと+30人に1人悪性に変わる(葉状腫瘍???)可能性も有ると言われました。
私は、取る気満々で、紹介された大学病院に行きましたが、そこの担当医には、ここまで検査もされてるし
触診とエコーの結果、やっぱり、2.6㎝の線維腺種だと思うとの事でした。で、私はまだ、妊娠してないのですが、将来授乳の際に差し支える可能性も有るし、出来ればメスを入れたくない。ただ、急激にサイズアップする線維腺種や、もし、葉状腫瘍だったら困るので、定期検査と言う対応になりました。私は、3か月後の定期検査で
サイズアップしてたら、切除したいと思いましたが、
現在、妊娠希望です。そこで、最初のクリニックに、電話をして、大学病院での結果と、妊娠しても良いかの旨を伝えました。(本来、大学病院に電話をすべきですが、つながらず、出来ればこの週末に妊娠出来たら良いと思ってました。)そしたら、やはり腫瘍を取ってみないと100%とは言い切れないので、取って病理診断してみないと100%癌じゃ無いとは言い切れない、癌の可能性も有ると言われてしまいました。
大学病院の担当医には、癌では無いし、癌に変わる可能性も無いと言われ、急いで手術する必要も無いと言われていたので、呆然としてます。私は現在29歳で
出来れば早く妊娠したいと思って居るのですが、
どうしたら良いのでしょう?何を信じたら良いか解りません。先生のご意見お願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 乳腺線維腺腫は、乳腺良性腫瘍の代表格です。実は真の腫瘍ではありません。一種の過形成と考えられています。管内型、管周囲型、類臓器型、乳腺症型に分類されます。
 境界明瞭な腫瘤で、硬度は弾性硬から硬いものまであります。通常2〜3㎝の腫瘤を自覚して受診する例が多いとされ、10㎝に達するものもあります。若い女性に発生するものは急速に増大するものもありますが、必ずしも年齢と関係ないこともあります。単発例が多いですが、多発例や両側性もあります。
 生活様式や食生活の欧米化に伴うホルモン環境の変化により最近上皮成分の増生の著しい線維腺腫が増加してきていて、増殖した腺成分は乳管癌様に見え、乳癌と誤診されることが多いのです。乳癌の合併例は極めて稀であり、合併例は小葉癌です。つまり、良性腫瘍と言う前提で対応致します。
 3cm以上を越える腫瘍も定期観察で増大変化を示すものは多くはありません。3cm以上のもので多発していても授乳に支障をきたすことはなく、乳房が変形するような急速増大例以外は安易な手術摘出は避けるべきとされています。もし摘出手術を勧められた場合はセカンドオピニオンをされるべきです。
 以上は本に記載されている内容です。これが真実です。

富永先生ご回答有難うございます。
ただ、針組織診の際に、この検査で白黒はっきりすると言われたのに、結局腫瘍を取ってみないと解らない。取った方が良い、と言う医師と、
取る必要が無いと言う医師とが居て複雑です。
このまま様子を見ても良いのでしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 『念の為』『万が一』『隠れているかも』『した方が良い』という言葉を使う医者は信用できません。切除しないと100%じゃないという根拠を提示してもらって下さい。かなりの確率で悪性を疑うなら、切除の選択もありますが、もし針生検を最初から否定するなら、日本中の乳腺診療が間違っている事になります。

富永先生ありがとうございます。
私は妊娠希望の為、切除する必要が有るなら、切除してしまいたい。でも、授乳に差し支えるなら、取り合えず、第1子を産んでからの方が良いのか?
何時まで様子を見るのか、前に進めないこの感覚が
とても辛いです。現在29歳で、結婚1年半なので焦りも有ります。
健康診断をしてからもう3ヶ月、3人もの医師に診断され、2人目の医師には、良性だと言われ、白黒はっきりつけましょうと、
高いお金も払い、針組織新までしたのに、まだ、癌かもしれないと言ったり、3人目の医師は、取らない方が良いと言いながら、妊娠しても良いか?(もし、しこりが大きくなって手術が必要となった場合、妊娠してたら、全身麻酔は大丈夫か?)電話で問い合わせると、それは会って話しましょうと言われ、、、病院って何なんでしょう・・・。
富永先生でしたら、良性のしこりが有る女性が妊娠したいと言ったらどう回答しますか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 当院は、『良性腫瘍は無視して妊娠して下さい。断乳後半年まで受診不要。妊娠により腫瘍が消失する事も多いので、どんどん妊娠して下さい。何年検査が開いても気にしないように』と言います。

低エコ−巣について

私は、26歳独身で出産無し母親が乳がんです。

半日人間ドックを受診、乳房超音波検査も受診しました。

先日診察結果が送られてきて、左上外側低エコ−巣のため専門医(乳腺外来)を受診し精密検査を受けて下さいとの診断でした。

低エコ−巣について全く判りません。病名なのか何かも、乳がんに何か関係があるのですか?

検診をした時は生理中でした。

再検査に行くまで不安です。
宜しくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 低エコーとは、超音波画像上、腫瘤の底面より後方、つまり画面では腫瘤より下のエコーの事です。腫瘤内部での超音波の減衰の程度を反映し、腫瘤の構成成分を推測する手がかりとなります。周囲の同じ深さのエコーレベルと比較して、高エコーなら増強、等エコーなら不変、低エコーなら減弱とし、無エコーであれば消失と評価します。細胞成分の多い充実腺管癌や粘液癌などでは減衰が少ないため後方エコーは増強し、線維成分の多い硬癌などでは減衰が大きい為減弱します。音響陰影を生じるものの内、超音波の吸収や減衰が強くで無エコーとなったものは消失と表現し、陳旧性線維腺腫での粗大な石灰化などで反射されて音響陰影が生じたようなものは欠損と表現します。
 精密検査対象のエコー所見とお考え下さい。

早々のご返信有り難うございます。
なかなか初めて聞く言葉で難しいですが、勉強になります。

このような所見はよくあるのでしょうか?
生理中と何か関係はあるのでしょうか?
しこり、分泌物もありません。
やはり再検査は行くべきですね

お忙しい中宜しくお願いします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 精密検査の基本所見なのでよくあります。生理等とは無関係です。

ご返信有り難うございます。
最後の質問をお願いします。
再検査は、エコーだけでなくマンモグラフィもした方がいいですか?
再検査で異常なしと診断される可能性は高いですか?

お忙しい中宜しくお願いします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 医師の判断で検査は行われます。良悪性は検査をしないと分かりません。

石灰化・乳腺症と妊娠

毎年1回の検診でお世話になっております。
いつもご親切に質問にも答えて下さり、心から感謝しております。

今年は3月に検診を受けましたが、現在妊娠6週目で、2013年5月末に出産予定です。
石灰化が両胸全体に広がっているため、富永先生に勧めて頂いたように、人工・体外授精は避け、奇跡的にも自然に妊娠することができました。貴重なご助言を頂き、誠にありがとうございました。

妊娠が嬉しい半面、石灰化・乳腺症のことがとても気になりますので、幾つか質問させて下さい。

まず、できるだけ母乳で育てたいと考えていますが(母乳が出るか分かりませんが)、母親に石灰化・乳腺症が見られる場合、母乳を与える期間は短いほうが良いのでしょうか。または、逆に長いほうが良いのでしょうか。どれくらいの期間が理想的でしょうか。

例えば、直ぐに職場復帰してしまい、母乳を与える期間が短い場合、症状が悪化してしまうことがあるのでしょうか。
逆に、母乳を与える期間が長いと悪化するようなこともあるのでしょうか。

職場に復帰する場合、できれば2014年4月から保育園に預けるタイミングで復帰したいと考えていますので、2013年の5月から約11ヶ月母乳で育ててみたいと考えています。ただ、母乳が症状を悪化させるのであれば、最初から粉ミルクで育てたいです(または早い段階で粉ミルクに切り替えたいです)。

または、1年以上母乳を与えるほうが良い効果をもたらすのであれば、職場復帰を諦めることも考えています。

あまりにも母体中心で物事を考えているようで恥ずかしいのですが、母親が元気でないと子供にも夫にも迷惑を掛けますので、最善の選択肢を選びたいと思います。

また、次の検診は2013年の3月を予定しておりましたが、どのタイミングでお伺いしたら宜しいでしょうか。
授乳中に一度超音波検査を行って、授乳後にマンモグラフィーを行っても充分でしょうか。

長々と申し訳ございません。
ご多用のところ誠に申し訳ございませんが、ご無理のない範囲でご回答を頂ければ幸いに存じます。
どうぞ宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 授乳は、統計的に長い程乳癌になり難く、自然な断乳が良いとされてます。無理に断乳するのはお勧め致しません。
 検査は今後は不要で、断乳が完全になり、半年程度開けてから受診して下さい。数年期間が開いても問題はございません。基本的にこの期間に乳癌が発生する事はないと思います。

早速お返事を頂き、ありがとうございました。

授乳が長い程、乳癌になりにくいという統計があるのですね。とても参考になりました。

断乳後、半年程度開けてからの受診で全く問題ないとのこと、安心致しました。

妊娠中・授乳中は、乳癌になりにくいのでしょうか。
実は、年齢的なこと(あと半年で36歳です)もあり、できるだけ早い時期に第2子も授かりたいと希望しております。もし妊娠中・授乳中の癌発生率が低いようでしたら、第1子の授乳期間中または断乳直後に第2子を妊娠しても、症状は悪化しないでしょうか。
その場合、次の検診は更に数年先延ばしになってしまうかもしれません。

または、第1子の断乳後、半年後に受診するのを待って、第2子の子作りに臨んだほうが良いのでしょうか。
(その頃には37歳〜38歳、授乳期間が長ければ39歳近くになっているかもしれませんが…。)

折角お返事を頂いたのに、また疑問が湧いてしまい、大変申し訳ございません。お手隙の際にお返事を頂ければ幸いに存じます。何卒宜しくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 細かい事は無視して、連続妊娠してください。また、何年期間が開いても結構です。今、乳癌以外の方は、悪化するものがありません。

ご親切なお返事、ありがとうございます。

石灰化・乳腺症がある状態で何年間か妊娠と授乳期間が続いたとしても、基本的にその期間に症状が悪化して乳癌が発生する事はないとのですね。連続妊娠してもいいというご回答を頂き、心が落ち着きました。

今後暫くは深く考えず、育児を楽しみたいと思います。本当にありがとうございました。

一段落しましたら、また検診に伺いますので、その際は何卒宜しくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 今までの検査がここで生かされるのです。