マンモグラフィーの害について
 ご投稿有難うございます。
 ガイドラインには、遺伝性の乳癌を疑う家系は、25歳からマンモグラフィ+エコー検査を年1回必須とされてます。マンモグラフィは微量の放射線と言え、リスクはあります。年1回10万人受ければ86人が乳癌になり、10人その癌で亡くなったと言うデータがあります。それ程の確率しかないので、それよりも乳癌が発見されずに亡くなる方の確率が高いと言う事でメリットがデメリットを上回るので行われてるのです。しかし、これを半年に1度行うとメリットよりデメリットが高くなるので行わないのです。
 また、遺伝性の乳癌は悪質で悪性度が高い特徴があります。つまり、発見が遅れると亡くなると言う特性があります。同じサイズで発見されても、家族性乳癌は遥かに危険度が高い物です。
 私に限らず、専門家はエビデンスに基づいた検診を常に行っているのです。
 尚、貴方が見た内容の最後を良く読んで下さい。たった30人のデータです。それでは前向き試験とは言えません。このデータ自体が信憑性がないとPijpe氏らも言ってます。また、このサイトを記載した方も同じ事を言ってます。情報を見るなら最後までしっかりと読みましょう。特に、貴方のようなリスクの高い方は正しい情報を得る事が大切です。上辺だけを見ても何も理解してないのと同じです。その違った理解が生死を分けます。
お忙しい中、丁寧なお返事ありがとうございます。
いい加減な記事に惑わされた自分が恥ずかしいです。
これからも年一回の受診を欠かさないようにしたいと思います。
しかし遺伝は怖いですね。私にも二人の娘がいるので、自分が遺伝子変異をしていないことを祈るばかりです。
ご丁寧なお返事有難うございます。
        
両胸を乳がんで切除した60歳母(45歳で発症、母の叔母も乳がんで他界)をもつ37歳女性です。
先ほどネットで、乳がんの遺伝リスクの高い女性が20代にマンモを受けると、余計にリスクが上がる、という記事を読み、びっくりしています。
以下の記事です。
http://blog.livedoor.jp/science_q/archives/1670992.html
私は遺伝子検査はしていませんが、リスクは高いのではと思うので、29歳からほぼ毎年一回、エコーとマンモグラフィーを受けています。
これから40歳まではエコーだけのほうがいいのでしょうか?
先生のお考えをお聞かせいただけたらと思います。