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PgRとHer2について

はじめまして、先月乳がんの温存手術を受けた58歳の者です。
先生の皆さんへのコメントをいつも拝見し参考にさせて頂いています。

このたび手術後の病理結果が出ました。
1㎝の乳頭腺管癌、リンパ転移も脈管侵襲もなし、断端陰性、NG1、ER3+、Ki-67も3%以下の低値で良かったのですが、2点心配なことがあります。

PgRがほぼなし・Her2が2+で再検査の2点です。

PgRが陰性の場合ホルモン療法の効果が少ない、との記述を読みました。
またHer2発現は予後が悪いのですよね。

こうしたことを病結果説明の時に担当の先生にお伺いしたのですが流されたというか明確にお答え頂けなかったので不安です。
特におかしな聞き方をしたつもりはなく、今の状態はルミナルBの可能性大ですが、
一般的にルミナルAと比べてどのくらい予後が悪いのかなと思って聞きました。

ルミナルAはERかPgRいずれか一方が+でも適応ですし、もしHer2が再検査で陰性ならルミナルAとなるのか、一旦2+と出た以上はBのままなのか、などですがこれはおかしな質問だったでしょうか?(もしおかしな質問ならここでお聞きしている時点で申し訳ありません)

貴重な診察時間で無駄な質問はしないように要点をメモに箇条書きにしていったりしていますが、担当の先生は良い方なのですがお言葉が少なくあまりお答えも頂けず診察が終わってしまいます。

こちらでは私の場合で、という質問はダメかもしれませんが、一般的に腫瘍径が大きくはなくリンパ転移や侵襲のない早期がんでPgRがないというのは予後にどのくらい悪影響のあることなのでしょうか?

またHer2は再検査で陽性ならハーセプチンと化学療法の適用になるかと思いますが、陰性なら放射線とホルモン療法だと思います。
この場合の考え方なのですが、たとえ再検査が陰性でも一旦2+と出ているから0や1+の場合よりはリスクが高いのか、陰性となった以上そこはあまり考えなくてよいのか、いかがでしょうか?
先生のコラム№906で「 FISH法はHER2検査の“reference standard”ともいえる」とあったのでそうなのかと思いました。

いっそ陽性ならハーセプチンという手段がありますが陰性なら中途半端な気がして、かと言って判断材料も何もなく不安で質問させて頂きました。
どうぞよろしくお願い足します。




ご投稿有難うございます。
 個人的なご質問にはお答えできないので簡単に一般論のみ記載します。
 HER2陽性の場合は、ルミナルBになります。FISH検査で陰性ならルミナルAです。サブタイプだけで予後の判断はできません。ルミナルAならば、Oncotype DXの検査をされると、予後は簡単に出ます。我々は、HER2は陰性か陽性で鑑別するので、O、2+も陰性なら同じです。悪性度はNG1で見るので、低リスクと判断致します。
 ご不明な点は主治医にご質問されるべきだと思います。

先生、お疲れのところご回答頂きありがとうございます。

厚かましいのですがもう一点、質問文に書いた「早期乳がんでのERは強陽性だがPgRがほぼ陰性の場合のリスク」は一般的にはどの程度のものでしょうか?
どちらか一方でも強陽性ならさほど考えなくてよいのかそれとも重要な予後因子でしょうか?

申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 PR陰性はPR陽性に比べ、ホルモン療法の効果が低いと考えます。

先生早速のご回答ありがとうございます。
やはりリスクはあるのですね。
気をしっかり持って頑張って行きたいと思います。

またこうしたご相談やアドバイスをお願いしたい場合にセカンドオピニオンをお願いしても応じていただけますか?
患者としては治療法や方針の選択だけでなく主治医以外の信頼できる専門家に気になることを気兼ねなく質問・相談できる機会が欲しいのですがこういう形ではセカンドオピニオンはダメでしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 まさしくこれがセカンドオピニオンです。全ての結果が揃ってから、行うのがベストです。お近くなら、リボンロゼ田中完児乳腺クリニックで行われても、同じですよ。

先生暖かいお言葉どうもありがとうございました。

いざという時にお世話になれる場があるとわかってとても安心に思います。

患者は厳しい状況ならそれなりに、また根拠のある安心できる要素があればそれを教えてもらうことで前向きになれることもあると痛感しています。
私にとって一番嫌なのは漠然とした思いや想像です。

その節にはどうぞよろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

経過観察

こんにちは。しこりの経過観察の事で相談させて下さい。
三センチ位のしこりがあり、針生検をして結果、乳腺症でしたが画像診断との不一致で念の為マンモトームをして結果、乳管内乳頭腫との診断で半年後に超音波検査の経過観察になりました。乳管内乳頭腫診断はセカンドオピニオンで坂元先生に依頼しました。HPを拝見して信頼感をもてる貴院にて経過観察を希望したいと考えていますが可能でしょうか?
また、経過観察中に病変があってマンモトームをする場合、前回のマンモトームからどのくらい期間をあければいいのでしょうか?よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 既に診断が確定してして、マンモトームを行っている方は初期診断時と画像が違うので、経過観察を指示された施設で経過観察をして下さい。また、マンモトーム生検は1ヶ月開けえば可能です。

乳腺内視鏡検査

乳首から出血が見られ、
乳腺内視鏡検査をと言われしたのですが
乳腺が細く検査ができませんでした。

このようなことはよくあるのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 その通りです。乳管内視鏡は、検査が大変な割に検査しても成果が多く出ないので、廃れた検査の一つです。

肉芽腫性乳腺炎のその後について

こんばんわ。
2011年7月〜2012年1月まで肉芽腫性乳腺炎を患っていました。
膿が出たところの皮膚は赤く硬くなったままですが、主治医より、もう治ったとの診断を受けました。

その後妊娠し、来月出産を控えています。
①母乳育児を希望しているのですが、何かしらの悪影響があるのかどうか不安に感じています。
②また、授乳中に再発してしまう可能性はあるのでしょうか。
③赤く硬くなったままの皮膚は、今後も治らないのでしょうか。
以上3点について、ご回答いただけますでしょうか。

 ご投稿有難うございます。
①授乳がきっかけになるとは思いません。
②あります。
③色は元に戻りますが、硬さが取れるには時間が掛かると思います。
肉芽腫性乳腺炎は基本的になかなか完治は難しいと思います。

早速のご返信、どうもありがとうございます。
一番不安なことは、授乳中に再発して、母乳中に膿がまざり、赤ちゃんが吸ってしまって、赤ちゃんの体に悪影響があるかどうかという点ですが、それについてはいかがでしょうか。
また、今現在でも、膿が少量でも残っている可能性はありますか。
たびたびすみません。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 子供への影響はございません。膿の問題は分かりません。

早速のご返信、どうもありがとうございました。
とても助かります。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

細胞診結果

お忙しいところ、すみません。
乳癌検診で異常を指摘され、穿刺吸引細胞診を行いました。エコーで乳管が一部黒く映っていましたが、結果はclass2 医師からは、今回は問題なし。半年後にエコーの再検査にくるようにいわれました。検査報告書には「血性背景に、筋上皮細胞を伴う、導管上皮細胞の小集塊が認められます」と書いてあります。どういう状態なのか、質問しましたが、「よくわからない」といわれました。どういう解釈をすればよいでしょうか?
よろしくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 そこに記載されている状態が細胞の状態です。良性を意味する内容です。

お忙しいところ、ご親切にご回答有難うございました。安心致しました。

ご丁寧なお返事有難うございます。

線維腺腫について

掲示板をよく見させて戴いています。
お休みの日にすみません。 
線維腺腫はよく自分で触っていると、その刺激でサイズが大きくなったりするのですか。

 ご投稿有難うございます。
 そのようなことはありません。

御忙しいところ有難うございます。 
では女性ホルモンのみの作用で変化するのですね。
先生の言われている食事の見直しや運動を心がけて参りたいと思います。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

断端陽性

初めまして。よろしくお願い致します。
乳腺クリニックにて検査を受け、組織診で癌とわかり(たぶん非浸潤)大きい病院を紹介されました。
そこでもマンモ、エコーを受けましたが、私の癌のある方は乳腺が乱れていて(構築の乱れ?)
医師や技師さんが「これかな?これかな?」という感じで探しにくいようでした。
やっと見つかったようで、これを見つけるなんてクリニックの先生すごいね、と先生達は
感心していたようでしたが…
もちろんMRI、CTも受けましたので、患者の私は画像上では早期発見らしく安心していました。

またMRIでは、怪しい部分が同じ胸に2カ所ありましたが組織診では両方シロとのことで(クロだと全摘と)
原発のみの温存手術+放射線治療になる、ということでした。

1月末に、予定どおりセンチネルと温存手術を受け、今は病理結果待ちですが、
先日、手術の傷を見せに病院に行ったところ、リンパには転移なし、しかし
たぶん非浸潤癌だけれども癌が端っこに出たと説明され追加手術の可能性アリと言われました。
(今急ぎで調べている、詳しい病理結果は来週と)

せっかく最初のクリニックで早期の非浸潤癌?で見つけてもらったのに
紹介先の病院で手術したら、断端陽性。。。(もしかしたら露出も?)

癌が思ったより広がっていて断端にもでていた、とか、
浸潤癌の周りに非浸潤癌があって断端陽性だったということなら理解できます。
しかし説明ではそうではなさそうで、ただ非浸潤癌が端に寄った、ような事でした。

エコーもわかりずらかったようだし、実はちゃんと発見してもらえてなかった?
術前に、ラインを引いた位置がズレてた?などと考えてしまい
落ち込んでいます・・

…とは言ってももう仕方がないので2月末には追加手術、傷が治れば放射線を受けますが、
やはり今後の再発が怖いです。
中には断端陽性の場合は、全摘で再建したほうが安心など、いろいろなサイトで読みました。

今回の断端陽性はミスだったのでしょうか?
わかりずらかったために仕方の無かった事なのでしょうか?
どちらにしろ、今後の再発防止のためにも主治医には従いますが、
治療は、追加手術+放射線治療で大丈夫でしょうか?

どうぞよろしくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 手術切除範囲の判断が甘かったのでしょう。追加手術+放射線治療か、全摘かどちらかの判断となります。追加切除の範囲がはっきりしているなら前者で、残存部分が大きいなら全摘です。

休日にもかかわらず早々のお返事をいただきまして感謝しています。

病理結果によって治療は従うつもりですが、もし追加手術+放射線治療になって
将来、局部再発した場合は全摘になると思いますが
その場合はすでに放射線があたっているのでもう再建は難しくなるのでしょうか?
自己組織ならば、というのをネットで見たので
その時に再建を、と考えましたが、どうでしょうか。

それともここで全摘して放射線前に再建?とも悩んでいます。。

セカンドオピニオンで、掲示板でもよく見ます
貴院がおすすめされている市内のリボンロゼ田中先生を
訪ねてみようかと思うのですが訪ねるまでもないでしょうか?

よろしくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 放射線後は再建はできないと思います。こちらは一般論でのみ、答えてます。詳細はリボンロゼでセカンドオピニオンをお受けになると良いでしょう。

お忙しい中、ご回答をありがとうございました。
病理結果を元に、主治医、セカンドオピニオンの先生のご意見を合わせて
自分でもよくよく考えて治療を受けていきたいと思います。

とてもとても不安に思っていたので少し前向きになれました。
もし今後、東京の知り合い、友人に乳癌の事で相談を受けましたら
貴院を紹介します。
迅速で、的確なご回答を本当にありがとうございました。

 ご丁寧なお返事有難うございます。