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経過観察中の妊娠について

富永先生お忙しいところ、すみませんがよろしく
お願いいたします。

約4ヶ月前に右胸の乳輪の下あたりにずきずきする激しい痛みとしこりを感じ、
婦人科クリニックを受診し触診とエコー検査を受けたところ、左に小さいのが2つ、右に大きいのが1つ、しこりがあるといわれ、小さいのは心配ないが大きいの(5センチ?)が心配だからと都内の乳腺専門医のいる大きい病院を紹介してもらいました。

そこでは、触診、エコー、マンモ、MRI検査を受け、
良性だと思うが細胞診をしようということになり、
細胞診を受けたところ、クラス3という結果が出ました。
細胞診をしたとき、取れた内容物は白濁した物質で、
取った後、しこりはへこみました。

主治医からは3ヶ月間経過観察をしましょうということになり、今月2日再検査でエコー検査をしたところ
へこんだまま、変化はないですといわれましたが、触診では先生もしこりは感じることが出来ないくらい小さくなっているとおっしゃいました。
私もほぼ毎日自己検診していますが、しこりを感じることはできません。
診断は6ヶ月の経過観察ということになりました。

最後に、妊娠を希望していると伝えたところ
良性だと思うが、確定ではないので、手術で取り除き検査が必要だと言われました。

後日自分で調べたところ、手術の前に針生検という検査方法で組織を調べれることができるという記事があり、それはできないのかと主治医に確認したところ、
私のしこりは袋状(固形ではない)なので、針生検では組織をとりきれないとのことで、手術を勧めてきました。

私としては、出来れば手術はしたくないと思っております。
袋状(のう胞?)の場合は、皆さん手術して検査をすることが多いのでしょうか。

富永先生のご意見をお聞かせいただければ、幸いです。

宜しくお願いいたします。

 ご投稿有難うございます。
 基本的には、針生検(マンモトーム生検含む)だと考えます。その結果で診断が困難な場合に外科生検となります。但し、この袋に問題があるのではなく、その中身の一部に癌が疑われ非常に微少な所を問題となります。吸引細胞診の時点で針生検を行わないと現在その袋状の物が小さくなった状態ではターゲットが分からず、その吸引細胞診を行った者以外どこを狙えば良いのか分かりません。このような微小な部位を狙うのは相当テクニックがないと無理なので、おそらくその先生にはできないのでしょう。だから、外科生検となるのだと思います。私共のような診断を専門とする者には簡単に出来る事ですが、途中からではどうする事も出来ないのです。治療を専門とする大きな病院ではこのような診断が出来る医師が居ないのが特徴です。
 尚、classⅢが気になるなら、どうしてその場で次に進まないのかが疑問です。経過観察する理由が分かりません。全く不可思議な診療だと思います。

富永先生、ご意見ありがとうございました。

今の状況で、どうすればよいか自分でも不安でわからなくなっています。富永先生のご意見を伺えれば幸いです。
1.主治医の言うとおり外科的手術で摘出する(この先生は外科専門医でもあります)
2.他の病院で再度検査をしていただく
3.このまま避妊をしながら、経過観察をする

万が一現在の微小な腫瘍に悪性なものが含まれていて、経過観察中に妊娠した場合、赤ちゃんを諦めなければいけない状況になりますでしょうか。

お忙しいところ、たびたびの質問で申し訳ございませんが、
宜しくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 命に関わる重要な問題に、主治医でもないのに答えられる質問ではありません。

エコーの画像だけで確定できるのでしょうか

初めまして。左胸にしこりを感じたので、先週の土曜日に、都内の医院で、マンモグラフィーとエコーの診断をうけました。(受診した時点では、しこりを感じてから10日後くらいです)

3年前には、しこりというか、痛みと左胸の張りを感じたので、都内の別なクリニックに行きました。(どちらも、乳腺専門医に診て貰いました。今回は、3年前と同じクリニックの診察予約が1ヶ月先と言われ、今回の医院に行きました)

3年前は、エコーとマンモグラフィーで「水泡と脂肪です。心配ありません。年に1回は定期健診を受けて下しさい」と言われ、その後も会社の定期健診(会社指定のクリニック)で、マンモグラフィーのみを受診し(会社の指定なので。。。)、異常なしでした。

ところが、今回行った医院のK先生の診断によると「マンモグラフィーには異常は見られませんが、エコーを見ると1cmくらいのしこりの表面がギザギザしていて、色が真っ黒より薄い感じなので、悪性腫瘍の可能性が高いです。水泡だと色が真っ黒なので」と言われ、今週の土曜日にその先生から針生検をしていただきます。視力以外は、健康体だったので、ショックです。。。しこりの場所は、かなり脇の下よりです。

50歳以下の人は、エコー検査をすすめられました。「若い方はマンモグラフィーだと映らない可能性があるんですよ」とのこと。

四つ質問です。

1.K先生曰く、1cmのしこりが形成されるのに15〜20年くらいかかるとのことですが、仮に悪性だとしたら、私は、それ程昔から乳癌を発病していたということでしょうか。(現在39歳です)

2.今回か3年前の検診のどちらかが誤診ということでしょうか。それとも3年の間に悪性腫瘍が形成されたのでしょうか。

3.細胞診を飛ばして針生検なのですが、K先生は、悪性腫瘍を確信されているのでしょうか。

4.1ヶ月程前に、腰痛を患い(今までなかったのに)、近くの整形外科に行ったら、問診と湿布薬を処方されて終わりました。湿布を貼っていたら、良くなったのですが、貼らなくなったらなんとなく痛くなりました。そして、1週間ほど前から、腰と背中も筋肉痛を感じることがあります。激痛と言うわけではなく、鈍痛ですが。乳癌とは無関係だと思って、先週の土曜日には、K先生には言わなかったのですが、ネットを調べてみると、腰痛って恐ろしい病気が潜んでいることがあるらしいですね。このことは今週の土曜日の針生検の際に言った方が良いのでしょうか。

お忙しいところ長文で申し訳ありません。助言頂けたら幸いです。

 ご投稿有難うございます。
1.10年位は経過しているかと思います。
2.3年前には存在していたとは思いますけども、その時点で画像に描出されたとは言えません。つまり、誤診とは言えません。尚、専門医は診断の専門家ではありません。何か勘違いされているようです。先週の学会でも多くの専門医には診断はできないので、私たちのような極少数は匠の技だと言われました。また、この時期に予約1か月のクリニックは診断に自信がないので、経過観察の方が多い証拠になります。そういう施設は最も診断が怪しいです。変に混んでいる診断を行う施設は危険な施設の証拠です。匠の技と言われる先生たちの施設は数日以内に必ず受診できます。
3.そうでしょう。
4.骨転移も疑います。言いましょう。

ありがとうございました。

乳腺専門医=診断の専門家、というわけではないのですね。勉強になりました。

調べたところ、針生検は、かなり怖い検査みたいで、凄く不安ですが、きちんと診てもらいます。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

昨日、針生検を受けてきました。
腰のことは伝えました。

内出血のためか青くなってますが、これは、3週間も経てば消えるとのことです。思ったほど痛くはありませんでしたが、今は、腕を思い切り上に上げると、直りかけの傷の時のような痛みがありますが、これは普通なのでしょうか。

あと、「来週の金曜日には病理の結果が出るので、次の日の土曜日以降なら、結果フィードバックの予約を入れることができます」と言われたので、来週の土曜日に予約を入れました。

色々なサイトを見ていると、組織検査の場合は、結果まで10日〜2週間かかるケースが多いのですが、1週間って早すぎますか?

貴院でも、1週間くらいなのでしょうか。

再度の質問でお手数をおかけいたします。
よろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 痛みの問題は解りません。
 組織診断は当院では早いと4日で出ます。これは、マンパワーの問題なので、施設により違います。

再度のご回答ありがとうございました。なるほど。マンパワーの問題なのですね。安心しました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

テレビの健康番組での情報について

数日前、テレビで健康番組をみていた際に、ブラジャーを1日12時間(?)以上つけている人(特に身体にあわないサイズをつけている人)は血流が悪くなる為、乳癌のリスクが高くなるという様な事を医師の方が話しているのをみました。この情報は真実なのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 全く根拠のない話です。

ご回答ありがとうございます。
やはりそうなのですね。
最近健康番組をよくみかけて色々な情報があふれていて戸惑う事が多いですが、正しい情報を得る事が重要ですね。
梅雨が明けてますます暑くなってきましたが、先生も体調には十分気を付けられて、頑張ってください。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

穿刺細胞診の結果が不安

40歳女性、子供は一人です。本日乳がん検診を受けました。マンモグラフィーは異常なし、超音波で影があり、穿刺細胞診を行いました。しこりは触れません。
影は2年前から左右1箇所映っており、2年前の結果では異常なしとのことで、穿刺細胞診は行いませんでした。今回、左にもう一つ影が見えたため、詳しい検査を行いました。影は黒い穴のようなものでした。
細い注射器で吸引しましたが、影が消えていきました。良性腫瘍の場合、吸引はなかなかできないという記事をネットで見たため不安を感じております。悪性の腫瘍でしょうか。

 ご投稿有難うございます。
 精密検査をする以上は良悪性の判定を要するものです。結果を待ちましょう。

お返事ありがとうございました。
不安でいっぱいですが今は落ち着いて結果を待ちます。

 ご丁寧なお返事有難うございます。

ノルバディックス10年服用について

はじめまして。
昨年12月にホルモン療法ノルバデェクスの服用5年を終え、3月には、リュープリン3年投与を終え、現在無治療になりました。

前々から無治療になるのが、心配だったので、もう少し投与の延長を医師にお話していましたが、5年が限界と言われて、泣く泣く無治療となり、服用を終えて数ヶ月後の採血で、腫瘍マーカー上昇したのもあり現在も不安があります。

こちらで、10年投与で再発予防が上昇したと知って、すぐに投与を開始したいと考えて、受診の予約をしましたが、主治医が了解してくれるか心配です。

先生の考えをお聞かせください。
よろしくお願いします。

 ご投稿ありがとうございます。
 タモキシフェンの10年投与は術後すべての方に行うべきではないもので、乳癌の病理結果や年齢を踏まえて決めないといけないと思います。乳癌予防のメリットとは逆に、子宮がんの増大や副作用も報告され、不利益もあるので、そのバランスで不利益より利益のある方のみに絞られるべきことだと思います。心配だからだけの理由の投与だけは絶対止めるべきことです。
 またリュープリンは何故3年投与なのでしょうか。普通は多くの施設では2年です。それも理由もなく行う施設も多数あります。

リュープリンは私が主治医にお願いして半年延長していただきました。(正確には2年半です)

というのも、私は罹患時32歳の若年で、HER2も2+と微妙な数値のためにハーセプチンが使えず、リンパ節転移もしていたので不安だったからです。

さらに、術前化学療法の結果、さほど効いていないことが判明したのも不安の原因のひとつです。

最近友人から聞いたのですが、タモキシフェンの効果がわかる遺伝子検査があるようですが、信憑性はどうなのでしょうか?

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 ある程度信憑性はあると思います。

ピルと乳がん術後の病理結果

いつもお世話になっています。
また宜しくお願い致します。

38歳、既婚、子供あり。
5月に乳がんの手術をしました。(全摘+同時再建)
ピル(マーベロン)を3年ぐらい前から飲んでいました。
乳がんの診断が付くまで、ずっと経過観察の状態で
なかなか診断が付かず1年半掛かりました。
その間、病院は3ヶ所に掛かりました。
すべて主治医からの紹介での転院です。
毎回ピルを飲んでいることはその都度伝えていましたが
どこの病院も服用を中止するような支持はありませんでした。
手術当日もピルを飲んでいました。(生理不順で生理が来ないためずっと服用しています)

術後の病理結果が出ました。
ER(+)100%
PGR(-)0%
HER2スコア(1+) 過剰発現(-)(DCIS部は±です)
ki‐67 30%

ホルモン受容体の結果にピル服用は関係しないのでしょうか?
ピルを飲んでいたせいで正しい病理結果が出ていないのでは?と思っています。

今現在は服用を中止しています。

補助療法はホルモン療法をすすめられています。


 ご投稿ありがとうございます。
 この病理結果には影響はございません。
 ただし、生命予後には影響があると思います。正直、乳癌を診断してもピル中止を指示してないことは考えられないことです。実際、術後治療でホルモン療法を行うので、ピル服用は真逆のことをずっとしていたことになります。残念です。
 また、転院しないと診断できないような施設が検査をしているのも、あり得ない話です。このような全摘を要する乳癌は普通簡単にできる乳癌です。完全に医療機関の選択ミスですね。

お返事ありがとうございます。

病理結果にピルの影響はないのですね。
安心しました。

しかし、疑わしい症状が出てから診断が付くまでの1年半。
ずっとピルを飲み続けていたことが悔やまれます。

初めは乳腺クリニック(手術や入院施設はありません)
そこでいろいろな検査を受けましたが診断が付かず、経過観察。
1年経ち、細胞診でクラスⅤ。
ガンセンターを紹介され、転院。
乳腺クリニックでもガンセンターでもピルのことは
伝えましたが、服用を中止したほうがいいとは言われませんでした。
同時再建を希望し、都内のNクリニックを紹介され、転院。
そこでもピル中止の支持は無し。
そのまま胸筋温存乳房全摘術(乳頭切除)+同時再建(1回法)しました。

疑わしい症状が出た時点でピルを中止していたら病理結果もまた違ったかもと思っています。
2mmの浸潤がありましたが、1年半前にピルを止めていたらもしかしたら浸潤もせずに済んだかも?と思ったり。
本当に残念です。
私もしっかり確認すべきでした。

1つ質問ですが、HER2 スコア(1+)とは陽性ということですよね?
調べると、(0)と(1+)は陰性などと書かれているものもあるのですが、その辺はどうなのでしょうか?

主治医は過剰発現(-)でHER2(1+)なので問題ないとのことで、Ki‐67が30%についても中間なのでホルモン療法で良いと思うとのことでした。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 HER2:1+は陰性です。ハーセプチンは効果ないので使いません。尚、Ki‐67が30%なら現在20%がカットオフなので、抗がん剤を行い、その後ホルモン療法となります。ただ、2㎜の浸潤をどう考えるかになります。つまり、NCCNガイドラインによれば、5mm以下の浸潤癌でリンパ節転移なしであれば、ER+でホルモン泌療法考慮で、それ以外は薬物療法なしから。2㎜の浸潤なのでKi-67を考慮せずにホルモン療法を行うと言うなら理由がわかります。ピル以外の方針も理解に苦しみます。また、ホルモン療法も健側の予防のみなので、しなくても良いのでそれは本人の選択肢となります。尚、先程影響がないと言いましたが、PR:-はピル内服の影響も考えられます。内因性のエストロゲンが抑制されていた可能性もあります。
 残念ですが、Nクリニックは乳癌診療はお勧めできる所ではないと思います。その点も含め、これ以上のご相談はお断り致します。

先生有難うございました。
少しづつですがわかったような気がします。

Ki‐67が30%なら現在20%がカットオフなので、抗がん剤を行い、その後ホルモン療法。
又は、2mmの浸潤なのでki‐67は考慮せず、ホルモン療法のみ。 もしくは無治療。
同じ病理結果でもこんなに補助療法に幅が出るのですね。
それくらい難しいことなのですね。

PGR(-)にピルの影響が出ているかもしれないということもよくわかりました。
術前の病理検査ではPGR(+)60%でした。
でも術後の病理結果ではPGR(-)0%。
(どちらもピル服用)
術前と術後の病理検査でこんなにも結果に違いが出るんですね。

補助療法はNクリニックではなく、自宅から近いガンセンターに戻って行う予定です。
ガンセンターの先生にも補助療法についてよく聞き、
今後どのような治療にするか決めてきたいと思います。





 ご丁寧なお返事ありがとうございます。 
 PR術前陽性で術後陰性なら、間違いなくピルの影響を受けていると考えます。
 又はではなく、2mmの浸潤なのでki‐67は考慮せず、ホルモン療法のみか何にもしないです。

非浸潤性小葉ガン

職場の健康診断のマンモ検診で、石灰化が見つかり再検査となりました。総合病院でマンモトームをやった結果、ごくごく初期の非浸潤性小葉ガンが見つかりました。(よく見つかったねと言われました)詳しい説明はないまま、先日、2泊3日の入院手術で温存手術(部分切除)をしました。現在、組織検査の結果待ちです。手術の後、マンモトームでほとんど病巣は取り除かれており、ほとんど残っていなかったと聞きました。他への転移も心配ないそうです。手術前の説明で、手術は大したことはないが、術後は放射線治療をすると言われました。出来れば放射線治療はしたくありません。定期検診で今後の様子をみたいと希望していますが、放射線治療は必要でしょうか。宜しくお願い致します。

 ご投稿ありがとうございます。
 放射線をするしないはご本人がそのリスクをご納得頂ければしなくても良いとお思います。局所再発が約3倍以上増えるだけです。