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のう胞から乳がん告知

私の姉のことでとても心配しいます。
実は、今年5月に右胸横にしこりを見つけ乳腺外科で検査を受けたところ、のう胞という診断で要経過ということでした。

先生からはあまり気にしなくて良いと言われたらしく、特にその時は細胞診を取ることもなかったそうです。
しかし、2ヵ月後の7月に右胸横から下側にかけてしこりが増えていたそうで、おかしいと思いつつも5月の検査の時に、のう胞はしこりが増えることもあると言われていたため、急いで検査を受けにいくこともなかったそうです。
しかし、9月になり更に下の方にポコポコといくつもしこりが増えてきたのでやはりおかしいと思い、再度検査を受けに行ったところ、今度は乳がんだと告知されたそうです。
5月の検査の時のしこりが癌細胞だった可能性はありますか?
その時に細胞診をしていればと思い、悔やんでしまいます。後から出てきたしこりにがん細胞が潜んでいたのでしょうか?
セカンドを受けていれば、7月に病院に行っていればと、後悔しているようです。

今はリンパも少し腫れているようで、腕の方まで痛くなってきているそうです。リンパ節まで転移しているのでしょうか?
5月にのう胞と診断され、9月にはがんと言われ、4ヶ月でこんなにも症状が悪化してしまうなんて。進行がんなのでしょうか?
乳がんは進行が遅いと聞いていたので何だか信じられません。

先生はどのように思われますか?
よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 5月のしこりは100%癌です。後から出てきた癌で中間期乳癌というものは極稀にありますが、このケースでは嚢胞という所見があるので(誤診があるので)違います。何もなかった乳腺に出てくるものが中間期乳癌です。リンパ腺は転移を強く疑います。この場合は実際は4か月ではありませんので、相当昔から存在した癌で診断が遅れただけです。ただ、嚢胞と間違える乳癌は充実性腺菅癌と言う浸潤性乳管癌の組織型が多く、その癌は比較的悪性度の高い質の悪い癌が多く、進行は早いケースが多いです。つまり、話の筋道がすべて合致するので、一般的なケースだと思います。
 この症例は、超音波診断のレベルが低い先生の診断だと思います。診断能力がないのに、乳癌診断を行うとこういうようになると言う典型例です。残念ですが、誤診で亡くなる例に多いケースだと思います。尚、5月に診断したから、治ったかと言うと、それは言えません。
 尚、嚢胞はしこりではないので、触っても違いがあります。単純な画像診断ミスでしょう。
 普通、医師の診断を信じて受診するので、これでセカンドオピニオンすることの方が間違いになるので、お姉さんは間違いはないです。最初の受診機関の選択を誤ったことに問題があるだけです。初診病院を安易に決めないと言うことが、診断では鉄則です。

早速の回答ありがとうございました。

やはり誤診だったんですね。
最初の超音波を撮った時に、癌と疑い細胞診を取っていれば少しでも症状が進行せず、治療もかわっていたのかもと思うと悔しくて、悔やみきれません。涙

そこの病院はある総合病院で医師をしていた先生が、開業された乳腺専門外科で、姉の友人から評判がいいと言うことで受けに行った病院でした。
そして、実は私も今年6月にそこで受診をしました。私は右胸に石灰化が何年も前からあり、他の病院で経過診断だったのですが、しばらく何年か検査をしていなかった為、姉からその病院を紹介され6月にマンモと超音波を撮りました。その結果、マンモで石灰化が写っておらず、先生はないと言って、消える場合もある言われました。そんな事があるのだろうかと思いましたが、ある と言われました。そのまま触診し、超音波を撮ったら4cm位の黒い影が写っていて腫瘍があると言われ、すぐ細胞診の検査をしました。
2週間後病理検査の結果、乳腺症という結果を出されました。その時はホッとして喜んだのですが、細胞診をしたのだから間違いないとは思いますが、姉の事もあった後なので、今ではなんだか怖いです。それを信用していいものなのか心配になってきました。
もう一度検査をした方がいいでしょうか?

長くなって申し訳ありません。よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 貴女の場合は、逆で、本来は針をする検査はする必要がなかったのでしょう。また、細胞診は良悪性を判断するもので、それが何かということを追及する検査ではありません。良性は間違いないですが、それも乳腺症とは言い切れません。尚、埼玉県で今正確に検査をできる施設はもうないと考えます。(以前はがんセンターなどがありましたが)評判は患者さんが勝手に作り上げたもので、大抵は自分に都合の良いことを言う医師を良い先生と言います。ネットも含め、それに踊らされるのが、最も馬鹿を見る人達です。
 再度記載しますが、お姉さんは誤診をしなくても生存率には影響はほぼないので、その点は同じです。
 また、お姉さんは自分の意思でその施設を選ばれたようなので、それは自己責任で、貴女が何も悔やむ必要はありません。お姉さんの判断力の問題です。

先生、色々と貴重な意見をありがとうございました。

病気に関しての専門的なことはよくわからない為、こうして直接先生からお話を聞くことが出来て本当に良かったです。
病気や病院に対しての意識が変わりました。

これからは、姉のサポートを家族と一緒にしていこうと思います。

ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

乳首からの鮮血

九月の頭に一度同じ質問をさせて頂きました。回答ありがとうございました。

35才経産婦、本日妊娠31週二日です。

九月頃にも胸をマッサージした後に乳首を絞れば母乳が数管から出てきたが一ヶ所だけ母乳に混ざった血液、ピンク色の母乳がでました。

久しぶりに昨日マッサージと乳首を絞ったら、以前ピンク色の母乳が出た所から真っ赤な鮮血がでました。

恐くなりました。

前の回答では血性乳汁との事でしたが、なんだか恐くて…


宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 生理的血性乳汁です。妊娠での正常な状態です。産科医によく妊娠による乳房の変化について教えてもらって下さい。妊婦として少し恥ずかしいです。

回答ありがとうございました。

真っ赤な鮮血でも正常なんですか?

出し続ければ母乳色に変わるのですか?

宜しくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 産科の問題はここではお答えできません。

健診について

今年2月に第二子出産しました。現在授乳中です。
ここ3年立て続けに2人出産したので、3年はマンモをしていない状況です。エコーはしました。 現在授乳中なのでマンモはしても意味がないと聞きましたが、貴医院ではいつ頃から
一通りの乳がん検診が受けれますか。断乳後何カ月以降とかありますか。
せっかくなので次は貴医院で健診を受けたいと思います。 
ちなみに、友人(妊娠中)も健診を受けたいと申しておりますが妊娠中でも受けれますか。

よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 乳癌検診は断乳後半年以上経過すれば行えます。また、妊娠中に検診は意味がありません。ご友人に何の為に検診を受けるかを言いましょう。妊娠や授乳中に乳がんは皆無の確率です。また、乳癌検診は乳がんをただ発見するために行うものではありません。乳がん死を減らす為に行うものです。その時期検診を行ってもし乳癌を発見しても、その目的は達成できません。つまり、検診不適という期間になります。つまり、年1回通常時に定期的に精度の高い検診を受け続けることで、利益が不利益を上回ります。乳がん検診は、その意義と利益・不利益を考え受けましょう。検診を受けましょうのピンクリボン運動は大きく間違ってます。僕はこのような運動での便乗商売的な検診は大反対です。

放射線被曝について

初めまして。50歳の主婦です。乳腺症とのことで10年以上毎年、超音波検診とマンモグラフィー検査を同じ医院にて受けています。最近書籍などでマンモグラフィー検査での被曝&実は無意味な検査である等などなど、についての記事を読み、少し心配になってきました。ですがやはり検査はきちんと受けたほうがよいと思うのですが...。いろいろなサイトを見てきましたが、どちらを信用したら良いのかがますます解らなくなり、富永先生のご意見をお伺いしたく、投稿した次第です。どうぞ宜しくお願い致します。

 ご投稿ありがとうございます。
 まず、被曝は乳がん発生の原因となります。これが検診のデメリットです。ここで大切なことは、検診はメリットは乳癌発見ではなく、乳癌死を減らすと言うことが目的です。検診というのはそもそも、メリットがデメリットを上回る時に行われます。年1回の乳がん検診を行うことでメリットが上回ります。しかし、2年に1回だとリンパ節転移が見られることが論文では多いと記載され、デメリットが増えます。こういう受け方をするなら、乳がん検診は受けない方が良いことになります。例えば、メリットよりデメリットが上回る卵巣がん検診は世界中どこでも行われてません。これが良い例です。断片的な知識を持つのではなく、系統だった理解をして下さい。
 また、乳がん検診は施設や医師により差が激しいです。精度の高い検診を必ず受けてこそ、この内容は成り立ちます。多くの方は検診を受ければ良いとお考えです。これでは被曝するだけで、結果は出ません。また、超音波の診断は相当格差があるので、一番気を付かないといけない検査です。

直ぐにお返事を下さり、有り難うございます。私が今、診ていただいている先生は検診結果を話される時にいつも『たぶん問題無いと思いますよ。』と言われます。たぶん...て何だか責任逃れのように聞こえてしまい、その言葉が不安でした。折角検診を受けに来ているのに、はっきりとものを言っていただけず、安心ももらえず...。私が望む医師は富永先生のような医師です。貴院にて乳癌検診を受けたいと思います。このご縁に感謝致します。有り難うございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

針での細胞診後について

いつも拝見させていただいています。

現在授乳中です。今回、健康診断で乳腺エコーを受けました。結果、おそらくお乳であると思われる画像ですが、念のため受診してくださいとのことで、乳腺外科に行ったところ、念のためということで、針での細胞診をされました。
結果はまだですが、その検査から帰ってきてから、
母乳にまざって血が出ます。それまでは、出たことはありませんでした。

質問なのですが、検査の後の出血は、よくあることですか?先生からは説明がなかったので不安です。

よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 針を刺してるので、その影響で血性乳汁があります。検査後の副作用については主治医に電話で聞くべきです。

ご回答ありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。
聞きそびれたので、電話してみたところ、事務のかた経由で、じ授乳しても大丈夫との回答だけしか得られず、ここで質問させていただいた次第です。
病院を変えたいとも思いますが、小さい子が何人もいるため、近くの病院に行くのが精一杯で…。
血性乳汁はあるとのことですが、どれくらい続くものなのでしょうか。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 個々人違うので、検査した先生しか分かりません。

一日たって、母乳の色は白くなったので、どうやら出血は止まったようです。
どうもありがとうございました。。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

針生検で乳腺症と診断されましたが

初めまして。

検診で要精密検査となり都内総合病院の乳腺外科で最終的に針生検のすえ乳腺症と診断されましたが、それまでの超音波、MRIの内容を見ると本当に乳腺症なのか不安です。

マンモグラフィ—と触診では特に異常なし、自覚症状もなし。
超音波では不整形内部不均一の低エコー域(11ミリ)があり、石灰化なし、HALOなし、後方エコー不変で音が聞こえるほどの拍動性血流がありました。

造影MRIでは白い丸いものがはっきりと映り、そこから後方(乳頭と逆方向)へ伸びる血管が造影されていました。白い丸いものが放射状の形をしていたため針生検することになりました。この丸いもの以外にはほとんど何も映っていませんでした。

乳腺症でも拍動性の血流があったりMRIでくっきり映ったりするものでしょうか?

針生検をしたものの、なんだか安心しきれずにおります。エコーで確認したので検体はとれていると思いますが、別のところで再検査を受けるべきか迷います。。

 ご投稿ありがとうございます。
 血流は良性も悪性も見られます。つまり、血流で判断するMRIやエコーのドプラ検査は、乳癌診断には判断材料になりません。このような検査自体を行うことが無駄です。逆に言えば、MRIで所見がなければ検査を施行しないこと自体、乳癌見逃しを起こします。MRI所見なしで癌がないなど言えません。MRIの結果自体どうでも良いことです。貴女が行かれた施設は乳癌診断をあまり得意でない施設だと分かります。
 針生検がこの中では最も信頼度の高い結果です。

富永先生

迅速なご回答ありがとうございます。
今回の検査内容では針生検が最も信頼できるということで、ひとまずは針生検の結果を信じてよさそうですね。

次回からは貴院のような専門クリニックで検診・精密検査をして頂こうと思います。

ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

マンモグラフィーの石灰化

乳腺外科での検診で乳腺エコーとマンモグラフィーを受けました。エコーでは2か所の嚢胞と乳腺症をいわれました。マンモグラフィーでは右側と左側にそれぞれ微細な石灰化1粒ずつ指摘されました。「石灰化は悪性を疑う所見ではなく良性です。心配いりません。」といわれました。
2年前の同検査では異常ありませんでした。お伺いしたのは、今回の石灰化が徐々に悪性化(集簇化など?)することはあるのでしょうか。
家族歴はなく、出産歴1回です。昨年、不妊治療を1年間しており、そのホルモン影響も危惧しております。
先生の意見をお伺いしたく存じます。よろしくお願いいたします。
(40代 女性)

 ご投稿ありがとうございます。
 現状は異常なしです。それが癌かは可能性はゼロではありませんけど、現状は可能性なしと判断します。

お忙しいところ、お返事いただきましてありがとうございます。石灰化に関して先生のご意見を伺うことができ感謝しております。ご多忙中本当にありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。