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乳ガンで不妊治療か

はじめまして。49歳です。7月に乳ガンとわかり、8月末に温存で手術を受けました。2㎝の粘液癌、グレード2です。
ホルモン感受性があり、タモキシフェンを飲み始め、放射線療法も受けることになっております。
実は今まで不妊治療をしておりまして、凍結の受精卵が4個あります。

年齢のこともあり、最後の移植をしようか、このまま治療を続けようか、悩んでおります。
もし、ホルモン薬を使わずに移植を選び、妊娠したとして出産後から乳ガンの治療を始めたらどうなるのか、それともこのまま赤ちゃんを諦めなければならないのか。
乳ガンの治療が始まったばかりなのに悩んでおります。

 ご投稿ありがとうございます。
 不妊治療の適応年齢ではありません。悩むレベルの話ではありません。ここで相談されても迷惑です。ご自分でお考え下さい。

マンモで白い丸い薄いしこり

はじめまして年齢は、32歳です
マンモで丸い薄い1センチほどのしこりが映りました。エコーでは、しこりは、映らず。脂肪腫か?リンパ節?と言われました。一年後にまた検診においでと言われましたが、マンモにしこりがうつっても癌じゃないこともあるんですか?

 ご投稿ありがとうございます。
 マンモグラフィに描出されるものは癌だけではありません。基本的なことを理解して検査は受けて下さい。

ありがとうございます
良性でも、マンモに映るんですね
医師はマンモの画像を見て悪性か良性かわかるものなんでしょうか?
しこりがあると言われイコール癌だと思ってしまいました。マンモに映ってなぜ?エコーには写らないんでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 良悪性は大まかにはわかります。
 マンモグラフィで描出されたものは実は乳腺の重なりで、腫瘤のように見えているだけなので、エコーでは当然描出されません。

低エコー腫瘤について

こんにちわ。
現在35歳、33歳の時に出産経験有りです。
一年間完全母乳で育てました。
乳腺炎になりやすかったです。そのため、授乳中は週1回はマッサージに通っていました。

2013年2月頃に右胸のチクチク感があり乳癌検診(触診、エコー)を受診しましたが問題無しでした。
しかしその後もチクチク感が気になり2013年9月に再度別の病院にて乳癌検診(触診、エコー)を受診したところ、触診に関しては両胸:乳腺症、エコーに関しては右胸:低エコー腫瘤のため要精検査と結果が届きました。
触診の際、チクチク感に関しては話ましたが、しこりは無いし乳腺症ですねー。と言われました。
このチクチク関は癌の可能性ありますか?

痛みは無いのですが、授乳中の乳腺が詰まる時のチクチク感に似ています。自分でもシコリは分かりません。
ただ、要精密検査と言われると、来週後半の検査予約日まで寝れそうにありません。
やはり癌の可能性が高いのでしょうか?

 ご投稿有難うございます。
 痛み(チクチク感)と乳がんは無関係です。尚、癌の可能性はありません。

ご返信有難うございます。
少し安心致しました。
では、今回の低エコー腫瘤は乳腺症でしょうか?
低エコー腫瘤にも、癌以外色々な病気があると今回勉強致しました。
精密検査を受診しないと何とも言えないかとは思いますが、やはりドキドキしてしまいます。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 乳腺症ではありません。授乳直後の検診不適な時に検診を受けるから色々な所見が見られるだけです。基本的には正常です。

何度も申し訳ありません。
授乳直後の不適切な時期の検診とのお返事を頂いたのですが、断乳をして、一年以上経ちます。
これも授乳直後の時期にはいるのでしょうか?
また、しっかりと検診をするためには、断乳後どのくらいしてからが適切な時期になるのでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 授乳期間が短いので、検診不適の時期です。
 我々が言う断乳というのは、十分な授乳を行い、離乳ではなく完全にミルクがでなくなって最低半年以上です。通常の目安は、出産から3年位を空けることです。この間に乳がんは基本的に稀にしかないので、検診の利益がありません。過剰診断という不利益が最も出ます。しかも2月に検査で異常なしとされてるにも関わらず検査を受けるという行為は常識的は考えられない行為です。しかも、マンモグラフィを施行してないエコー単独検査の検診は検診の信憑性に欠け、ガイドラインでは不適切な検診となります。また検診における視触診は、不確かで意味がないので厚生労働省が施行しなくて良いとしています。

のう胞から乳がん告知

私の姉のことでとても心配しいます。
実は、今年5月に右胸横にしこりを見つけ乳腺外科で検査を受けたところ、のう胞という診断で要経過ということでした。

先生からはあまり気にしなくて良いと言われたらしく、特にその時は細胞診を取ることもなかったそうです。
しかし、2ヵ月後の7月に右胸横から下側にかけてしこりが増えていたそうで、おかしいと思いつつも5月の検査の時に、のう胞はしこりが増えることもあると言われていたため、急いで検査を受けにいくこともなかったそうです。
しかし、9月になり更に下の方にポコポコといくつもしこりが増えてきたのでやはりおかしいと思い、再度検査を受けに行ったところ、今度は乳がんだと告知されたそうです。
5月の検査の時のしこりが癌細胞だった可能性はありますか?
その時に細胞診をしていればと思い、悔やんでしまいます。後から出てきたしこりにがん細胞が潜んでいたのでしょうか?
セカンドを受けていれば、7月に病院に行っていればと、後悔しているようです。

今はリンパも少し腫れているようで、腕の方まで痛くなってきているそうです。リンパ節まで転移しているのでしょうか?
5月にのう胞と診断され、9月にはがんと言われ、4ヶ月でこんなにも症状が悪化してしまうなんて。進行がんなのでしょうか?
乳がんは進行が遅いと聞いていたので何だか信じられません。

先生はどのように思われますか?
よろしくお願いします。

 ご投稿有難うございます。
 5月のしこりは100%癌です。後から出てきた癌で中間期乳癌というものは極稀にありますが、このケースでは嚢胞という所見があるので(誤診があるので)違います。何もなかった乳腺に出てくるものが中間期乳癌です。リンパ腺は転移を強く疑います。この場合は実際は4か月ではありませんので、相当昔から存在した癌で診断が遅れただけです。ただ、嚢胞と間違える乳癌は充実性腺菅癌と言う浸潤性乳管癌の組織型が多く、その癌は比較的悪性度の高い質の悪い癌が多く、進行は早いケースが多いです。つまり、話の筋道がすべて合致するので、一般的なケースだと思います。
 この症例は、超音波診断のレベルが低い先生の診断だと思います。診断能力がないのに、乳癌診断を行うとこういうようになると言う典型例です。残念ですが、誤診で亡くなる例に多いケースだと思います。尚、5月に診断したから、治ったかと言うと、それは言えません。
 尚、嚢胞はしこりではないので、触っても違いがあります。単純な画像診断ミスでしょう。
 普通、医師の診断を信じて受診するので、これでセカンドオピニオンすることの方が間違いになるので、お姉さんは間違いはないです。最初の受診機関の選択を誤ったことに問題があるだけです。初診病院を安易に決めないと言うことが、診断では鉄則です。

早速の回答ありがとうございました。

やはり誤診だったんですね。
最初の超音波を撮った時に、癌と疑い細胞診を取っていれば少しでも症状が進行せず、治療もかわっていたのかもと思うと悔しくて、悔やみきれません。涙

そこの病院はある総合病院で医師をしていた先生が、開業された乳腺専門外科で、姉の友人から評判がいいと言うことで受けに行った病院でした。
そして、実は私も今年6月にそこで受診をしました。私は右胸に石灰化が何年も前からあり、他の病院で経過診断だったのですが、しばらく何年か検査をしていなかった為、姉からその病院を紹介され6月にマンモと超音波を撮りました。その結果、マンモで石灰化が写っておらず、先生はないと言って、消える場合もある言われました。そんな事があるのだろうかと思いましたが、ある と言われました。そのまま触診し、超音波を撮ったら4cm位の黒い影が写っていて腫瘍があると言われ、すぐ細胞診の検査をしました。
2週間後病理検査の結果、乳腺症という結果を出されました。その時はホッとして喜んだのですが、細胞診をしたのだから間違いないとは思いますが、姉の事もあった後なので、今ではなんだか怖いです。それを信用していいものなのか心配になってきました。
もう一度検査をした方がいいでしょうか?

長くなって申し訳ありません。よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 貴女の場合は、逆で、本来は針をする検査はする必要がなかったのでしょう。また、細胞診は良悪性を判断するもので、それが何かということを追及する検査ではありません。良性は間違いないですが、それも乳腺症とは言い切れません。尚、埼玉県で今正確に検査をできる施設はもうないと考えます。(以前はがんセンターなどがありましたが)評判は患者さんが勝手に作り上げたもので、大抵は自分に都合の良いことを言う医師を良い先生と言います。ネットも含め、それに踊らされるのが、最も馬鹿を見る人達です。
 再度記載しますが、お姉さんは誤診をしなくても生存率には影響はほぼないので、その点は同じです。
 また、お姉さんは自分の意思でその施設を選ばれたようなので、それは自己責任で、貴女が何も悔やむ必要はありません。お姉さんの判断力の問題です。

先生、色々と貴重な意見をありがとうございました。

病気に関しての専門的なことはよくわからない為、こうして直接先生からお話を聞くことが出来て本当に良かったです。
病気や病院に対しての意識が変わりました。

これからは、姉のサポートを家族と一緒にしていこうと思います。

ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

乳首からの鮮血

九月の頭に一度同じ質問をさせて頂きました。回答ありがとうございました。

35才経産婦、本日妊娠31週二日です。

九月頃にも胸をマッサージした後に乳首を絞れば母乳が数管から出てきたが一ヶ所だけ母乳に混ざった血液、ピンク色の母乳がでました。

久しぶりに昨日マッサージと乳首を絞ったら、以前ピンク色の母乳が出た所から真っ赤な鮮血がでました。

恐くなりました。

前の回答では血性乳汁との事でしたが、なんだか恐くて…


宜しくお願い致します。

 ご投稿有難うございます。
 生理的血性乳汁です。妊娠での正常な状態です。産科医によく妊娠による乳房の変化について教えてもらって下さい。妊婦として少し恥ずかしいです。

回答ありがとうございました。

真っ赤な鮮血でも正常なんですか?

出し続ければ母乳色に変わるのですか?

宜しくお願い致します。

 ご丁寧なお返事有難うございます。
 産科の問題はここではお答えできません。

健診について

今年2月に第二子出産しました。現在授乳中です。
ここ3年立て続けに2人出産したので、3年はマンモをしていない状況です。エコーはしました。 現在授乳中なのでマンモはしても意味がないと聞きましたが、貴医院ではいつ頃から
一通りの乳がん検診が受けれますか。断乳後何カ月以降とかありますか。
せっかくなので次は貴医院で健診を受けたいと思います。 
ちなみに、友人(妊娠中)も健診を受けたいと申しておりますが妊娠中でも受けれますか。

よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 乳癌検診は断乳後半年以上経過すれば行えます。また、妊娠中に検診は意味がありません。ご友人に何の為に検診を受けるかを言いましょう。妊娠や授乳中に乳がんは皆無の確率です。また、乳癌検診は乳がんをただ発見するために行うものではありません。乳がん死を減らす為に行うものです。その時期検診を行ってもし乳癌を発見しても、その目的は達成できません。つまり、検診不適という期間になります。つまり、年1回通常時に定期的に精度の高い検診を受け続けることで、利益が不利益を上回ります。乳がん検診は、その意義と利益・不利益を考え受けましょう。検診を受けましょうのピンクリボン運動は大きく間違ってます。僕はこのような運動での便乗商売的な検診は大反対です。

放射線被曝について

初めまして。50歳の主婦です。乳腺症とのことで10年以上毎年、超音波検診とマンモグラフィー検査を同じ医院にて受けています。最近書籍などでマンモグラフィー検査での被曝&実は無意味な検査である等などなど、についての記事を読み、少し心配になってきました。ですがやはり検査はきちんと受けたほうがよいと思うのですが...。いろいろなサイトを見てきましたが、どちらを信用したら良いのかがますます解らなくなり、富永先生のご意見をお伺いしたく、投稿した次第です。どうぞ宜しくお願い致します。

 ご投稿ありがとうございます。
 まず、被曝は乳がん発生の原因となります。これが検診のデメリットです。ここで大切なことは、検診はメリットは乳癌発見ではなく、乳癌死を減らすと言うことが目的です。検診というのはそもそも、メリットがデメリットを上回る時に行われます。年1回の乳がん検診を行うことでメリットが上回ります。しかし、2年に1回だとリンパ節転移が見られることが論文では多いと記載され、デメリットが増えます。こういう受け方をするなら、乳がん検診は受けない方が良いことになります。例えば、メリットよりデメリットが上回る卵巣がん検診は世界中どこでも行われてません。これが良い例です。断片的な知識を持つのではなく、系統だった理解をして下さい。
 また、乳がん検診は施設や医師により差が激しいです。精度の高い検診を必ず受けてこそ、この内容は成り立ちます。多くの方は検診を受ければ良いとお考えです。これでは被曝するだけで、結果は出ません。また、超音波の診断は相当格差があるので、一番気を付かないといけない検査です。

直ぐにお返事を下さり、有り難うございます。私が今、診ていただいている先生は検診結果を話される時にいつも『たぶん問題無いと思いますよ。』と言われます。たぶん...て何だか責任逃れのように聞こえてしまい、その言葉が不安でした。折角検診を受けに来ているのに、はっきりとものを言っていただけず、安心ももらえず...。私が望む医師は富永先生のような医師です。貴院にて乳癌検診を受けたいと思います。このご縁に感謝致します。有り難うございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。