構築の乱れ
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マンモグラフィでは、乳頭から周囲に広がる乳腺構造が扇のような方向性を持って描出されます。マンモグラフィでは乳房を伸展して撮影するが、乳癌や瘢痕など、伸展性が障害される病変では、乳腺がゆがんで描出されます。これを構築の乱れと言います。構築の乱れには、spiculation、retraction、及び狭義のdistortionが含まれます。構築の乱れの内、明らかに手術瘢痕によると断定できる場合のほかは癌が否定できず、精密検査が必要です。構築の乱れを呈する病変は濃度の変化が認められないものもあり、また、病変が塊を呈さない種類のこともあるため、診断が難しいものがあります。鑑別すべき疾患として、浸潤性小葉癌、硬癌、非浸潤性乳管癌、放射線瘢痕あるいは複雑型硬化性病変、硬化性腺症、炎症瘢痕、手術瘢痕などが挙げられます。
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こんにちは、先日のマンモグラフィック検査で、構築の乱れ、カテゴリー3で、再検査になりました。マンモは二年ぶりで初めての再検査です。構築の乱れカテゴリー3とはどんなことなんでしょうか?教えて下さい。