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検診について

先生、こんにちは。初めて投稿させていただきます。

年齢は36歳 出産経験なし 家族に乳がんなし

34歳の頃から乳腺クリニックにて検診に行っているのですが(マンモ+エコー)先生からエコーにてかなり小さいしこりがあるのが全く問題ないしよくある事だけど念のため半年後に診ましょう、と言われ半年後に行きまいた。その時何も変化もないけどとりあえずまた半年後と言われ、1年後では駄目ですか?と聞いた所、「安心するだろうから半年で」と。そのクリニックは経過観察が多いのか数ヶ月さきでも予約がびっしりで先生も「絶対大丈夫だけど半年後に」と言うのでとても不安になり半年後に違う乳腺クリニックにて診察を受けました。
マンモ(1年ぶり)+エコー(半年ぶり)
その結果、全く問題ないし何もないと言われ、以前受診していたクリニックでの診察内容を話した所、「特に左右にそのようなものはないし、あっても気にしてはいけないレベル 」と言われました。
二人の専門医での診断の違いに戸惑っております。
このように先生によって判断の違いは良くあることでしょうか??
と言うか、そもそも問題ないが最初の先生が細かく診断したと言う事でしょうか??
問題ないと言われたのに気にしすぎでしょうか??

 ご投稿ありがとうございます。
 最初の先生が実は何もないのに、あると言い受診させていたと言うのが正しい判断です。これ都内の乳腺クリニックで前から見受けます。山手線内の女医さんのクリニックの話だと思います。経過観察の受診は普通1年間隔で、半年間隔の人は滅多に居ません。(半年で癌が見つかる方は前癌状態を組織検査で言われている方のみです。)今時、予約で一杯という乳腺クリニックはお金儲け以外考えてないと判断すべきです。山手線内のクリニックは家賃も高く、当然普通にやってたら潰れます。例えば、画像のみで乳腺症です。経過観察しましょうと言われたら、それは意味のない経過観察と判断致しましょう。乳腺症で経過観察するのは組織検査でそういう乳腺症で、意味があり、経過観察を要すると判断された方のみです。

先生。丁寧なお返事ありがとうございます。

病院は広尾です。

では、もし何かあっても気にしてはいけない、基本的に問題ないと言われてるから問題ないと言うことで大丈夫しょうか??

あと、再度質問になりますが、問題のないしこり?などは医師よっては異常なしや小さいものはありますと言ったり診断の違いはよくある事なのでしょうか??

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。 
 ビンゴですね。
 異常もないのに、病変があるとされていただけです。診断能力がないのか、お金儲けかどちらかです。貴女は騙されていたのと同じです。尚、診断というのは非常に医師の能力差が出ます。診断真面にできる乳腺の先生非常に少ないです。全国で見てもほんの僅かです。それを、ここでいつも書いてるんですが、理解されてない方多過ぎです。

先生、お忙しい中ありがとうございました!!
スッキリしました!!

本当にありがとうございましたm(__)m

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 これはがん専門の大病院でも言える事ですので、今後は注意なさってください。

乳がんの術後療法について

初めて投稿させていただきます。
下記のような状態で術後ホルモン療法(ノルバテックス5年間)を薦められています。専門家のご意見をお聞かせください。

・40歳
・左乳がん(浸潤癌3㎜+非浸潤癌)→全摘しました。
・Ki<5%
・ER、PRとも>90%
・Her2 陰性
・リンパ節転移 なし 

下記二点について教えていただけますでしょうか。

・再発リスクがどれくらいあるかと、ホルモン療法でどれくらい再発リスクを減らせるか

・ホルモン療法が必要かどうか
  ※主治医からは「腫瘍が5㎜以下ならホルモン療法なしの可能性もあり」と前回受診したときはいわれたのですが、今回受診したところ年齢を考えてやっておいた方がよいのではと言われました。ネット等で調べたところNCCNガイドラインでは5㎜以下はやらなくてもよいという記述もあり判断に迷っています。

お忙しいところ恐れ入りますがよろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。 
 再発は数%以内で死亡リスクは10年で1%、補助療法を施行してもしなくても同じで、ホルモン療法で生存率延長の効果はないです。乳癌イベントリスクは対側乳癌発生も含めて14%。尚、健側の発生率が2倍上がるので、その予防が50%軽減される効果があります。尚、タモキシフェンのみの内服です。

富永先生
お忙しい中ありがとうございました。具体的な数字を挙げていただきとてもわかりやすかったです。

重ねての質問となってしまい恐縮ですが、

・乳がんイベントリスクというのは、手術した乳がんの再発+健側の新しいがんの発生確率という理解でよいでしょうか?

・またタモキシフェンを飲むことにより、この14%が予防効果によりやや下がるという理解でよいしょうか。

お時間がありますときにご教示いただけますと幸いです。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。 
 ご指摘の通りです。つまり、年齢から考えると利益が多いので、主治医が勧められたのです。

年1回の検診

こんにちは
以前も相談させて頂いたのですが、また教えて頂けますか?
2月14日の他の方からの質問に対する回答の中に

>尚、年1回の検診を受けて居られているなら、100%癌はありません

とありますが、これは検診を受けて異常が無ければ、一年以内は癌は見つからないと言う意味でしょうか?
例えば検診後癌が出来たとしても、翌年の検診までは見つけられないと言う意味ですか?
すみません、「癌はありません」と言う意味がよく理解出来ませんでした。
教えて頂けますと幸いです。
よろしくお願い致します。

 ご投稿ありがとうございます。
 その方の内容と照らし合わせての総合判断で、一年以内はそのような癌は見つからないという意味です。通常診療でも自覚症状のある癌は問診で殆どが分かります。逆に、全く自覚のない方の乳がんは分かりません。だから、検診が重要なのです。

しこりの成長

しこりは、何日という単位でも大きさが変わりますか?

 ご投稿ありがとうございます。
 腫瘍は日単位では変わりません。

返信ありがとうございます!
何週間単位でも変わりませんか?
1〜2週間とか。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 月単位位じゃないと変わりません。

乳腺症と不妊症について

おせわになっております。はじめて投稿させていただきます。
26歳既婚、妊娠経験なし、不妊症(高プロラクチン血症、多嚢胞性卵巣症候群、黄体機能不全は現在のところ疑い)、プロラクチノーマもちです。癌家系ではありません。
乳房痛を感じたので乳癌検診を受けた所カテゴリー3で引っ掛かりました。この度のみは、検診先の乳腺外科と実家近くの乳腺外科との2つの病院を受診させて戴きました。必要だったらマンモをするとも言われ(私自身は針生検も覚悟していたのですが)、どちらの病院もエコーのみで軽度の乳腺症、半年毎の経過観察と言われました。

富永先生のみなさんへの返答を読ませていただいていたのですが、今後は、私も年に一度はマンモグラフィーも併用していただいた方が
よいのでしょうか?また、始めようと思っていた不妊治療は乳がんのリスクの観点からは諦めたほうがよいでしょうか…?

お忙しいところ、申し訳ありません。よろしくお願い致します。

 ご投稿ありがとうございます。
 不妊治療は乳癌以外にも多くの副作用があります。基本的にお勧め致しません。乳癌検診はマンモグラフィが必須となり、ガイドラインではエコー単独検査の検診は認められてません。

凍結療法について

先日、都立病院で乳癌と診断されました。まだ、乳腺以外の部位に出ているとも思えないので、初期と思うけれど、癌と思われる所が3箇所あると言われ、手術を薦められました。3つのうち1つは細胞検査?をしたので確実に癌だけれど、残り2つの影〈エコー〉は手術しないと判らないとのことでした。
手術をするとなると、全摘?になると言われ、胸を作る外科手術も行いますか?と聞かれています。
そこで質問です。先日、テレビで凍結治療というのを見たのですが、私の症状で、考えられる治療法なのでしょうか?
教えて下さい。

 ご投稿ありがとうございます。
 凍結治療はエビデンスがなく、現段階では乳がん治療法としてはリスクが高く、お辞めになる事をお勧め致します。

乳腺症は病気ではなくコンディションと言われましたが心配です

こんにちは。
昨年7月の会社の検診で追加料金を払い乳がん検診を
うけました。
その時は触診とエコーを行いました。
結果は左胸腫瘤有、12ヶ月の経過観察でした。

1年は立っていませんが、そろそろと思い
乳腺専門医のところで検診をうけたところ、7月に指摘された
ところにしこりはなく、同じ左胸の別の場所にしこりがあったようです。
医師は乳腺症であると診断しました。7ミリの大きさです。
乳腺症はホルモンの状態に影響を受けるもので
病気ではなく、コンディションと説明をうけました。
癌の心配は全くないと強く言い切られ、年に一度の検診で十分と言われました。しこりが大きくなったら診察へと言われたのみです。

しこりがある以上、今後癌になりやすい体質なのではないか、また本当に心配ないのかと不安が拭えません。

私ももっと深く質問すれば良かったのですが、しこりの細胞をとる必要があるか聞くことができませんでした。
別の病院を受診し更なる検査をうけるべきでしょうか。
今後、このしこりが癌になることがあったり、乳がんを発症するリスクが高くなるのでしょうか。

病気ではないというのはどういう意味なのかわかりません。

32歳既婚、出産歴なし。

よろしくお願いします

 ご投稿ありがとうございます。 
 乳腺症は、老化現象の範囲になり、病気ではありません。しこりも本来の腫瘍と言う意味ではありません。また乳腺症から癌化することもありません。乳癌が合併しやすくなるだけです。所謂、好発年齢になったと言う事です。

お忙しいなかお返事をありがとうございます。

重ねて質問させてください。
乳癌を合併しやすいということは
癌になるリスクが高くなったと捉えてよいのでしょうか。
またま30代ですが老化現象ということがあるのですね。


乳腺症が改善されることはありますか?
検診は医師の言うとおり一年に一度のエコー検診が
妥当でしょうか。
リスクが高いとなれば半年に一度のほうが良いでしょうか?

たくさん質問を、なんども申し訳ございません。

よろしくお願い申し上げます。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 乳がん検診にエコー単独検査の検診は信憑性が証明されてないので、現段階のガイドラインで推奨されてません。年1回マンモグラフィーは必須となります。その上でエコーを併用するとほぼ完璧となります。それ以上の検査はまた意味がありません。尚、乳癌は年齢と正比例に確率が上がります。尚、乳腺症は閉経と同時に無くなります。しかし、乳癌のリスクが下がると言う事には成りません。勘違いのないように。

再度返信頂きありがとうございます。

乳腺症と乳癌を一緒に考えるのは危険ということですね。
どちらにしろリスクは変わらないということと理解しました。ご丁寧に回答頂きありがとうございます。
これを機会に日常生活を見直し、定期検診を欠かさず行いたいと思います。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。