病理検査について
ご投稿ありがとうございます。
病理所見の表記はその施設独特の記載だと思うので詳細は主治医にお聞き下さい。核グレードは、核異型と分裂像それぞれ3点満点で、計2点ならグレード1です。日本ローカルな記載法です。 kiのその変動は疑問です。 日本の主流であるhot spotで判定するなら、全体を見て上がることはあっても下がることはなさそうです。下がる要因としては、手術検体の固定不良による変性(未固定で壊死・過固定で抗原失活)が疑わしい。固定など条件は生検の方が良いので、そちらを信頼すべきかも知れません。いずれにせよ、信頼度の低い病理診断です。このような方はオンコタイプDxを行い化学療法を上乗せ効果を判定して治療法を決めるのが、良いでしょう。評判が良いと記載がありますが、それはただの患者さんの評判で全く当てになりません。
ありがとうございます。最後に(1+1)の意味はなんなんですか?
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
核異型1点+分裂像1点。どちらも3段階の一番低い点数です。計4点=グレード2、5-6点=グレード3ですから、単なるミスかもしれません。合計点数と混同しやすいので、組織グレードは一般的にはローマ数字でⅠ, Ⅱ, Ⅲと書きます。
44歳 閉経前、充実腺癌、ルミナールA、15mm×15mm、ステージ1,ly 0,vo,核グレード2(1+1)、ER3a,pgr,3b,
ki67値10~15%です。お聞きしたいのは核グレード2(1+1)とはグレード2ですか?1ですか?調べたら何とかと何とかのスコアーの和となっていました。グレード2だったら(1+)の意味がわかりません。あとKi67値が術前検査は55%でしたが病理検査では10~15%になってました。主治医は術前は少しの組織で検査するけど病理検査は組織全体でみるから10~15%でいいといってました。最後にER3aは10%以上50%以下となってましたがホルモン治療の効果は大丈夫ですか? 今の主治医は評判の良い先生ですが・・・アドバイスお願いします。10月からタスオミン5年、リュープリン2年の治療をしています。