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断乳後の受診について

長文になりますがよろしくお願いします。

去年8月に出産し、断乳して4ヶ月になります。
断乳後2ヶ月の時に左胸にしこりを感じ、大学病院を受診しました。
私が感じていたしこりはマンモグラフィー、エコー共に描出せず、乳腺だろうということでした。そのエコーで6ミリののう胞が見つかりました。
念の為にとのことで4月にもう一度受診することになっています。

しこりではなかったので安心していたのですが、
最近のう胞のある左胸に痛みを感じるようになりました。
痛みの箇所は主に乳房の外側ですが、脇や谷間近くであったり様々です。ツーンとしたりチクチク、ズキズキしたり引っ張られるような痛みもあります。


そこで質問なのですが、

1)完全断乳後半年未満のマンモグラフィーとエコーは、癌だった場合、見落とすことなくすぐわかるものなのでしょうか。

2)しこりを伴わない痛みは気にしないでいいものでしょうか。

3)落ち着いたらしっかりした施設で検診をしたいと考えています。県内には乳腺外科が少なく選択肢が少ないのですが、近くの総合病院で使用しているエコーが日立HI Vision Ascendusで技師さんがされます。もう1つの病院は東芝Aplio XGで医師がされます。
エコーの機械はランクが全てとのことですが、どちらの機械がランクが上なのでしょうか。


お手数ですがご回答お願い致します。

 ご投稿ありがとうございます。
(1)その時期はある程度大きくなった浸潤癌しか解りません。気休め程度の検査とお考え下さい。妊娠前に何もなければ、その時期に乳癌が新たに発生する可能性は殆どないので、基本的に検査は不要だと思います。特にマンモグラフィ単独で乳癌が発見されることはないのでマンモグラフィは無駄です。
(2)その通りです。
(3)Ascendusの方が画質が上です。しかし、機械は最低条件なので、施行した者の診断力や所見を拾い上げる能力の差なので、最終的には人の力が大きく左右します。

お忙しい中、お返事いただきありがとうございます。

申し訳ありませんがもう2点ほどお願いします。

1)私が感じたしこりのようなものは細長く2センチ以上ありました。
触診でもわかっていただけました。今も変わらず触れます。
もしそれがしこりだった場合、断乳後2ヶ月でもエコーでわかりますか。

2)乳腺だろうと言われた箇所が触れる触れないに関わらず痛むことがあります。
最近少し硬くなった気がするのですが、乳腺が痛んだり硬くなったりすることはあるのでしょうか。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
(1)個人差があり、分かりません。
(2)正常な方は普通痛くて当たり前です。乳腺も硬くなっても何も異常ではありません。

早速のお返事、ありがとうございます。

こちらのHPで多くの情報を得ることが出来ました。自分が乳がんに対していかに無知だったのかを痛感しております。

次回の検診は是非貴院でお願いしたいと考えております。
完全断乳半年後以降にお伺いしたいと思いますので、その際はどうぞよろしくお願い致します。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。

違和感と突っ張る感じ

以前に一度訪れたことがあります。
人間ドックで「要精密検査」と言われ、貴クリニックを紹介されました。
その時は「異常ナシ」でした。

今回2・3日前から気になることがあり、受診したほうがよいか悩んでいます。
左胸の外側上や脇の下近く、また左上内側の乳首の近くで皮膚が突っ張るような感じと違和感があります。
長くは続かずほんの二秒くらいです。
自分で触診してみましたが「しこり」らしきものはありませんでした。
昨年11月、丁度三か月前に人間ドックでマンモグラフィーと超音波検査をしましたが、異常ナシでした。
受診した方がよいでしょうか。

 ご投稿ありがとうございます。
 ご指摘の内容は異常な症状ではありません。正常なことです。当然、受診の必要性はございません。ご安心ください。

早速のお返事ありがとうございます。
正常との事で安心いたしました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

微細石灰化について教えて下さい。

昨日は質問にお答え頂きありがとうございました。また疑問が出てきてしまいましたので、お返事頂ければと思います。円形の微細石灰化(多数)の中に1つ、形が違う石灰化がある場合(線のようなもの)、悪性の可能性は高くなりますでしょうか?丸い物が重なって見える場合もあるのでしょうか?

 ご投稿ありがとうございます。
 特に問題ありません。

お返事、ありがとうございました。安心しました。またよろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

乳頭異常分泌について。

いつもこちらの掲示板には、大変、お世話になっております。
気になる事があるので教えて下さい。最近、乳頭異常分泌があり動揺しています。色はティッシュにのせると薄い茶色でひとつの孔から少量でます。自然には出ず気にして搾った時に時々でます。一度出るとしばらく出ません。先生がおっしゃるには乳癌はどす黒い色か潜血の分泌物だと言う事ですが、私の様な感じも乳癌の可能性は高いでしょうか?近いうちに病院で検査をする予約をしてますが、まだ先なので、不安です。よろしくお願いします。

 ご投稿ありがとうございます。
 乳頭分泌物は約5%に見られます。白色・透明・黄透明色・茶色・褐色・赤色の分泌物が認められます。乳頭分泌物の原因は生理的なものと乳腺の増殖性病変によるものに分類されます。後者が問題となり、どす黒い色や潜血の分泌物が問題となります。
 血性乳頭異常分泌の原因は乳癌(約30%)・乳管内乳頭腫・乳管拡張症です。乳癌の場合は殆どはしこりを形成しない非触知の非浸潤性乳管癌です。
 以上より乳癌は疑いません。

富永先生、お返事ありがとうございました。少し安心しました。
では、原因は生理的な物と考えてよろしいでしょうか?今まで出たのは、生理3日目や、排卵日辺り、生理前です。そのような変化でも出る事はあるのでしょうか。何度もすいません。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 生理的なものです。閉経してない方は出る方意外に多いと思います。妊娠の可能性がある方は乳管内は乾燥しては授乳ができなくなります。常に乳汁があります。その量の問題です。

富永先生、ありがとうございました。こんなにすぐにお返事を頂き、感謝申し上げます。この様な掲示板があるというのは、私達、女性には心強いです。そちらにもお伺いしたいと思いました。その際は、よろしくお願い致します。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

20代検査

昨年自分でしこりらしきものを見つけ、乳腺外科にかかりました。
マンモとエコーです。
良性の腺腫とわかり、1年後にもう一度マンモとエコーをしました。

20代前半でのマンモの被曝の影響について最近知り、とてもこわくなってしまいました。
私はとんでもなく危険な検査を受けてしまったのでしょうか。

 ご投稿ありがとうございます。
 診察で1回受けた位何も問題はありません。病気があり検査のためですので、被曝の不利益より利益の方が大きくあり、それは必要不可欠なことです。物事を正確に理解して下さい。尚、被曝にリスクは年齢に限らずすべてにあります。その微妙な大小を言ってるだけです。

ありがとうございます。
すでにマンモを2回(年に一度の間隔)受けていますが、被曝は気にしなくていいという事ですよね?
来年も受診するように言われているのですが、年に一度受け続けたほうがいいのでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 現状は問題ないと思います。今後の検査が本当に必要で利益が不利益より上回るかは診察した主治医しか分からないので、ここで質問されても分かりません。一般的には、明らかな良性と解ってるなら、それなりの対価がない限り次の指示はしません。また、これは明らかな個人的な問題なので、ここで質問される価値はありません。

主治医に相談してみます。
ありがとうございます。

現状は問題ないと言うのは、マンモを2回受けたことですよね?被曝の影響は気にしなくていいということでよろしいですか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 被曝の件も主治医にお聞き下さい。

富永先生のご意見もお聞きしたいのですが、、、
お返事お願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 日本人、福島原発で相当被曝してるので、今後どうなるか正直分かりません。今更、わずかな被曝気にしても仕方ないような気もします。これが僕の本音です。

経過観察

21歳です。生検の結果良性の繊維腺腫がみつかりました。貴院に通院した場合は、エコーとマンモ2方向で経過観察しますか?間隔はどれくらいですか?

 ご投稿ありがとうございます。
 単純に線維腺腫と解るなら必要性がないので、経過観察は他の理由がない限りしません。

教えてください。

貴院のコラムの

放射線被曝は乳癌発症リスクを増加させるか
2012.03.29(Thu)
No.910

の記事にあります、

(2)医療被曝
 医療被曝による乳癌発症リスクの増加は,結核に対する気胸術後の頻回のX線検査や,乳腺炎,良性乳腺疾患,乳児期の胸腺肥大,皮膚血管腫に対する放射線照射などにおいて認められている。

の部分の

乳腺炎,良性乳腺疾患,乳児期の胸腺肥大,皮膚血管腫に対する放射線照射など

とは放射線の治療による放射線照射ですか?
マンモの検査の放射線照射の事ですか?

 ご投稿ありがとうございます。
 マンモグラフィに限らず色々な放射線を使う検査を意味してます。放射線治療ではありません。

それは1回や2回ではなく、何度も繰り返し行った検査の事ですか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 1回も複数回もすべて含めた意味かと思います。これ以前のガイドラインで古いです。

最新のものを載せてもらうことはできますか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 医療の目的で被曝する場合,被曝の限度量は法的に定められていない。これは,慢性疾患,あるいは重篤な疾患の診断や治療の恩恵は,これに伴う被曝のデメリットを上回ると判断されるからである(二次資料①)。医療被曝による乳癌発症リスクの増加は,結核に対する気胸術後の頻回のX線検査や,乳腺炎,良性乳腺疾患,乳児期の胸腺肥大,皮膚血管腫に対する放射線照射などにおいて認められている5) 6)。また,ホジキン病に対するマントル照射においても,乳癌発症リスクは照射後の経過年数とともに増加し,特に思春期から30歳までに照射を受けた女性において高いことが報告されている7)。小児期,思春期に胸部悪性疾患に対する放射線療法を受けた女性における40~45歳までの累積乳癌発症率は13~20%と極めて高く,乳癌発症リスクは照射線量と正の相関を示す8)。また,若年期被曝者の中で,被曝後早期に発症する症例が存在することから,遺伝的要因により放射線感受性の高いサブグループが存在することが示唆されている2) 3)。現在,こういったハイリスク集団に対するサーベイランスの確立が課題となっている8)。
最近の研究では,乳癌に対する照射後の対側乳癌発症リスクが増加することが示されているが(特に治療開始時年齢が40歳未満の場合),その増加はわずかであり治療方針を左右するほどではない。
 以上が一番新しい文章です。これに関する質問はこれ以上は解りません。もし質問がある場合は日本乳癌学会にお問い合わせ下さい。