高身長
ご投稿ありがとうございます。
160㎝以上を高身長としてます。
40代から60代の女性約5万6千人に行った長期的な調査では、身長148cm以下と160cm以上の女性を比較したとき、後者の方が閉経前で1.4倍、閉経後で2.4倍も乳がんリスクが高かったとされてます。
ご投稿ありがとうございます。
160㎝以上を高身長としてます。
40代から60代の女性約5万6千人に行った長期的な調査では、身長148cm以下と160cm以上の女性を比較したとき、後者の方が閉経前で1.4倍、閉経後で2.4倍も乳がんリスクが高かったとされてます。
エコーで乳がんの疑いがありとの結果が出ました。(視触診では異常なし)先生のお話しによると、画像で見ると可能性は高いが、何とも言えない、紹介状を書くので、精密検査をしてくださいとのことでした。ネットで見ると、エコーでは80%良性か悪性か分かるとあるので、ほぼ悪性ということになるのでしょうか。また、検診のあとお話しがあるから、次の予約をと言われ3週間後の予約をとり、この結果を聞き、また紹介状は後日渡すので、次はいつ来れるかと言われましたが、乳がんかもしれないのにこんなに時間がかかってよいのかと不安になりました。
ご投稿ありがとうございます。
可能性が高いと言われているならほぼ乳癌だと思います。癌なので別に急いで行う必要性はありません。乳癌はダウブリングタイム100日なので、3か月間は変化がないと言う事になり、3か月以内に治療に入れば現在と同じです。
視触診では異常なしで、自分でもしこりを全く感じないので、少し希望を持っていたのですが、早急に大学病院で検診を受けようと思います。ありがとうございました。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
富永先生こんにちは。
早速診察費用についてお伺いしたいのですが、
昨年(2014年)2月に健康診断のオプション検査で乳房検査を受けた結果、異常を指摘され、視触診および乳房エコーですが、乳房腫瘤右乳房内側上部が2cm、同左乳房3mm、乳管拡張が右乳房上部3㎝問う結果でした。なおマンモの異常はないとのことでした。
この場合、貴院においての診察費用の目安はどれくらいでしょうか。大まかでかまいませんので、ご回答のほどお願いいたします。
ご投稿ありがとうございます。
保険診療になるので、どこの医療機関でも同じで、ご自身の負担額により変わります。3割負担で内容により3500円程度~最大4万円程度まで掛かるので、当院では現金のみの取り扱いとなる為に最大額をお持ち頂いてます。
以前から先生の記事等読んできました。
尊敬しています。
知人が乳がんになったこともありますが、先生の20歳になったらマンモグラフィーの検査をするべきという記事を読んでいたので20歳から定期的に検査しています。
これはかえって危険な事だったのですか?
失礼な事を言っているのは承知しております。
ですけれど先生の回答をお願い致します。
ご投稿ありがとうございます。
現状のデーターからは検診は25歳以上が適切かと思います。ここ数年は25歳以上と言ってます。乳がんの家族歴がない場合は30歳からでも問題ないかもしれません。そこは難しい所です。マンモグラフィに限定してはいけません。これは検診自体を行わないことを言ってます。尚、エコー単独検診をするくらいならば、マンモグラフィを必ず併用すべきです。尚、マンモグラフィは危険とは言ってません。若年者は乳癌リスクとなる可能性があると言う報告があると言っているだけです。明らかに危険と言うエビデンスもありません。また、逆に検診を受けていない方は乳がん発症の場合は命を失うというリスクも背負って頂く必要も出ます。どっちを取るかはそれぞれの方がご自身の自由と言う事も忘れないで下さい。ここ最近、被曝だけに過剰反応しておられる方が居られますが、その前に利益と不利益の点をよくお考え頂きたいと思います。被曝は若い方だけの問題ではありません。一番大切な事は、安易に検診を受けるのではなく、必ず無益に精密検査にならない検診を受けることで最少量の被曝で済むと言う事が重要です。賢い人はそこがよくお分かりになると思います。
尚、1回のマンモグラフィー検査での被曝線量は0.05mSv~0.15mSvで、マンモグラフィの撮影で受ける放射線の被ばく量は、飛行機に乗って東京からサンフランシスコへ行くときに機内で浴びる自然放射線(宇宙からの放射線)と同じ量だから、体には影響はないと言うだけで、乳癌発生の原因とはならないと言う事ではありません。最近の論文ではマンモグラフィでの被曝による乳癌発生の危険性を述べているものが見られます。被曝量が少ないので安全と言う医療機関は安易な検査を施行している可能性があるので、そういう医療機関には受診を避けた方が良いでしょう。
先生のおっしゃる若年者とは何歳までですか?
マンモグラフィの乳がん発生の危険性が述べられている論文とはどのようなものなのか教えていただくことはできますか?
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
一般的に30歳未満を若年者と言われてます。
論文は色々あると思います。若年者の被曝での乳癌リスクを述べてます。若ければ若い程リスクが高くなるというものが多いと思います。どのデーターも大規模試験をした結果ではないので、正直どうなのかは分からないと思います。ただ無暗に検査をするのは辞めた方が賢明だと思います。
なぜ先生は25歳からの検診をすすめているのですか?
20歳と言っていたのを25歳に変えた理由を教えてください。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
25歳未満の乳癌は稀なこと。25歳以上で急に乳癌が増え、しかも非浸潤癌で発見できる事が多いことで生存率が上がる利益があること。しかも、家族性乳癌が海外のガイドラインで25歳以上で年1回マンモグラフィとエコー検査が推奨されていること。以前は若年者の被曝のリスクはあまり言われてませんでした。ガイドラインも毎年アップデートされるように、我々も方針は変更します。リスクを重視して、現段階では25歳未満の生存率アップは諦めると言う方針で、正確に言うとメリットよりデメリットの方が上回ると言う事を重視しました。また、当院は1回のマンモグラフィー検査での被曝線量は0.05mSv~0.15mSvなので、自然放射線被曝と同じと言う言葉で受診者に安心を与えることは辞め、エビデンス重視で診療をしてます。ピンリボン運動団体も全て、このような曖昧な言い逃れでで乳癌検診を勧めてます。尚、年齢が上がっても被曝のリスクは若年者よりは少ないですが、リスク自体はあるので勘違いのないように。
二方向マンモグラフィによる片側乳房被曝量はデジタルマンモグラフィで3.7 mGy、アナログマンモグラフィで4.7mGy。40歳から49歳から74歳まで隔年で3.7mGy被爆すると10万人あたり59.0人の乳がんが発生し、7.6人が乳がんで死亡します。その一方で検診による早期発見で乳がん死を87人減らすことができるので、メリットが上回るので施行した方が良いというエビデンスに基づき検診を施行されてます。これを必ず理解して検診を受けて頂きたいと思います。
私の場合将来乳がんになるリスクをどれくらい上げてしまったと考えますか?
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
上がったか上がってないかも全く不明です。
1回のマンモグラフィで10万人中何人が乳がんになる可能性があるのかはわかりますか?
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
そういうデーターはありません。また、そういうデーターを調べても価値がないので誰も調べません。また、そのような危険を伴う臨床試験もしません。
被曝のリスクがあっても、マンモグラフィを施行しないでエコー検診をするのは根拠のない検診になるので、被曝のリスクより危険です。
最後に、僕は基本的にはマンモグラフィを若年者も施行した方が有益と言う考えには変わりません。これは以前日本乳癌学会のシンポジュウムでも発表してます。ただリスクも伴うと言う事を述べてます。
私は現在26歳ですが、これからも1年おきにマンモとエコーを併用した検診をうけるべきでしょうか?
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
任意型検診はご自身のご希望で決めることなので、どうとは言えませんが、25歳以上は受けた方が利益はあると思います。ただ精度の相当高い検診を受け、精度の低い検診は辞めた方が良いでしょう。
今日は朝一で電話をして当日枠で診て頂きありがとうございます。
マンモグラフィーも痛くなく2方向もあっという間に終わりました。
今年、還暦を迎えますが…私の周囲の人は生理が終わると乳がんに罹患しないと思ってる人がいます。
先生のHPを拝見すると閉経後のほうが危険と記してありますので
友人たちにも検診の大事さを説いていこうと思います。
本日はありがとうございます。
また1年後に伺います。
本日は当院にご来院頂きありがとうございます。
こんにちは。
現在40才で9月末に全摘手術を受けその後はノルバデックスとリュープリンでの治療を受けています。
病理結果は浸潤径1.5cm、Er100%、PgR100%、HER2 1+、ki-67 20%、グレード2、境界不明瞭
センチネルリンパ節転移なし、リンパ管浸襲あり(軽度)、血管浸潤なし。
ガンに関する本等を見るとki-67が14%以上、リンパ管浸襲ありは予後不良とあるのですが、
放射線や抗がん剤治療で再発リスクが下がるならやっておいた方がいいのではと迷っています。
アドバイスをよろしくお願い致します。
ご投稿ありがとうございます。
ki-67が14%以上、リンパ管浸襲ありは予後不良という事はありません。
まず全摘で放射線治療の適応がありません。抗がん剤が効くのか効かないかはオンコタイプDXを行って確認しないと解りません。主治医に検査を依頼してください。
早速のお返事ありがとうございます。
オンコタイプの検査は一度主治医に必要ないと言われたのですがずっと気になっていました。
もう一度お願いしようと思います。
回答ありがとうございました。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
この結果で必要ないと言う根拠はないと思います。
こんにちは。
先日は回答頂きありがとうございました。
アドバイスを受けオンコタイプを主治医に依頼しました。
結果は19の中間リスクで再発率12%、抗がん剤の上乗せ効果3%、
ホルモン共に陽性、Her2陰性でした。
日本ではホルモン99%〜100%の強陽性だったのですがオンコタイプではやや低めの陽性で、
これはホルモン療法がそれ程効果的ではない可能性があるのでしょうか?
また、がんを発見する前にがんの場所を翌日まで痛むほど強打したことが何度もあり
脈管とあわせて心配なので抗がん剤治療を希望するのですが
客観的に見てメリットはあるでしょうか?
回答宜しくお願い致します。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
ホルモン剤の効果は特に変わらないと思います。尚、抗がん剤のメリットは殆どないと考えます。この癌に組織型が記載されてないので、浸潤性乳管癌としての回答です。個人的な診療に関するご相談はセカンドオピニオンの範囲になりますので、これ以上はお答えいたしません。
こんばんは。
抗がん剤やホルモン療法の効果について答えていただきありがとうございます。
組織型を確認したところ乳頭腺管がんでした。
今まで浸潤性乳管がんだと思っていました…。
今後の治療方針について迷うのですが後悔のないように考えたいと思います。
この度は何度もお返事をいただきありがとうございました。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
先生こんにちは。
教えていただきたいのですが、マンモの被ばく量が0.05~0.15mSvとのことですが、それは1度の撮影の数値なのですか?貴院では2方向で4回撮影されておりますが、そうすると計0.6mSvほどとなるのでしょうか。
ご投稿ありがとうございます。
二方向マンモグラフィによる片側乳房被曝量はデジタルマンモグラフィで3.7 mGy、アナログマンモグラフィで4.7mGy。40歳から49歳から74歳まで隔年で3.7mGy被爆すると10万人あたり59.0人の乳がんが発生し、7.6人が乳がんで死亡します。その一方で検診による早期発見で乳がん死を87人減らすことができるので、メリットが上回るので施行した方が良いというエビデンスに基づき検診を施行してます。CTだと約110mSvなので、福島原発での被曝と同等な大変な被曝量になります。マンモグラフィの被曝は小さいです。
大切な事は、年に何度も無駄にマンモグラフィしないことです。つまり、検診の精度が低い為に安易な精密検査にされないことが大切です。乳腺の検査では最初の検診を最大限に精度の高い所に行く事です。安易に自治体や会社の精度の低い検診を受けないことが賢明です。
先生、お忙しい中早速のお返事をありがとうございます。
私の歳ではマンモの被ばくよりメリットのほうが上回るとのことで、これからもベルーガさんで年に1度の検診は欠かさず行っていこうと思います。
ベルーガさんのマンモはデジタルですよね?
あと、被ばく量はやはり胸が大きい場合のほうが多くなるものですか?
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
当院はデジタルです。尚、乳房の大きさとは関係ないです。メリットとデメリットを比べると30歳以上はメリットが高いと言う事が国内の論文があります。
再度のお返事ありがとうございました。
無駄な検診はせず、これからも貴院にて年1度の検診でお世話になると思いますので、よろしくお願いいたします。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | |||||||
午後 |
午前: 9:00~12:00
午後: 14:30~ (水曜は15:00~となります)
私は身長が高く、高身長は乳がんのリスクになると聞きました。
何センチ以上からリスクになり、どれくらいなりやすくなるのでしょうか?