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微少円形石灰化カテゴリー3

初めて投稿させていただきます。
先日マンモをしたところ、右側乳房L領域に微小円形石灰化の集簇を認める、カテゴリー3、という結果が出ました。
エコーもやってもらいましたが、エコーでは何もわからなかったようです。
要経過観察と言われ次回は3ヶ月後の診察予約をしてきたのですが、急いで針生検をしなくてもよいのでしょうか?
マンモの画像を拡大して見せてもらいましたが、6ミリ位の範囲に点のようなものがいくつかありました。
乳がんではないかと心配でたまりません。
よろしくお願い申し上げます。

 ご投稿ありがとうございます。
 それが悪性かは画像を見ない限り解りません。しかし、3か月後に悪性でも再検査しても変化はないので、その経過観察に価値はないでしょう。最低でも半年から1年期間を開けないと何も判断できないです。

早速のお返事ありがとうございます。
半年か1年、待たなければならないのは精神的にとても辛いですが、あまり気にしないように生活します。
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

乳輪下膿瘍…

以前に乳輪下膿瘍で質問させて頂いた者です。また 相談させて下さい。2月2日に右乳首横を切開して 膿を出して 9日には 処置が終わり 傷口を縫い 16日に 抜糸をしました。完全には 身は塞がっていませんでした。黄色い汁が いまだに出ています。右乳首横の傷口の2cm程の横に 2cm程の丸く皮膚がただれた状態の傷ができていて 押すと プヨプヨしていて 乳首横の まだ身があいてる所から 黄色い汁が出てきます。これって どうなんでしょうか?先生に診てもらった方がいいですか?それとも 日にち薬ですか?痛みも だいぶマシになりましたが 動くと 右乳が張って痛むので 脇を閉めて 家事をしています。この痛みは いつまで続くのでしょうか?個人差は あるのは承知の上です。プヨプヨした 皮膚がただれた所が気になります。乳首の周りも 硬くなっていて 痛みはないのですが それも 気になります。通院は 抜糸をした時に終了していて 日にちが経てば 治まっていくのだろう…と思っていたのですが まだ 痛みもあり 皮膚も くっついていなくて 傷口の他にも プヨプヨした ただれが できているのが 気になり 相談させて頂きました。主治医の先生に質問しても んん…と 的確な お返事を下さらないので 私も 深く聞かずにいたので 反省しています。傷口が くっついたら 治るんだ…と安易に考えていました。主治医の先生は 週に1度 外来で来られる先生で 常時 病院には おられないので その曜日に予約を取って 受診するしかないのです。すみません。ご意見お願いします。

 ご投稿ありがとうございます。
 乳輪下膿瘍で、切開して排膿をしたところをまた縫合することは普通しません。何故なら、また膿が溜まるから、自然に傷が治癒するのを待つのが原則です。しかも14日でです。普通はなるべく傷が塞がらないようにドレーンを挿入して排膿を促します。不良肉芽が未だ残存しているのでしょう。再度、切開した不良肉芽を摘出する必要があります。乳腺の慢性炎症には、コリネバクテリウムが関係しているという報告があります。マクロライド系抗生剤の使用も検討されます。この先生の治療法が、よく解りません。また、このような感染症疾患は一般論は通用しないので、症状等はそれぞれで診た先生しか解りません。主治医にご相談下さい。根本的に間違えた治療法にはお答えが出来かねます。

お返事ありがとうございます。すみません…間違えてました。2日切開後にドレーンをつけて排膿を待つ… 9日ドレーンを外し ガーゼを詰める…16日傷口を4針縫う…23日抜糸 でした。主治医の先生は 乳腺専門医です。毎週月曜日しか 来られないので 毎日 外科医の先生に 消毒・ガーゼ交換をして貰っていました。その外科医から 縫わないで自然に治したらいいよ…と言われたのですが…主治医からは 縫合を勧められました。この状態を伝えて また受診した方がいいですね。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 乳腺専門医だから、真面な治療ができるなどと言う事は絶対にありません。

断乳直後のマンモグラフィー

先日受けたマンモグラフィーにて所見を認めますとあり、
精密検査を受けてくださいとのことでした。

初めてのことで心配になり、色々検索していたところ
こちらにたどり着きました。

検診結果は下記の通りです。

右外上領域 単発 種瘤 円形 境界明瞭
低濃度 種瘤に随伴する石灰化なし
左外上領域 単発 明らかな良性石灰化(円形)


初めてなので、種瘤という言葉に驚いてしまったことに加え、
正直なところ、上記文章では状況を理解しがたく、
こちらで質問させていただこうと思いました。

ちなみに何の知識もなく断乳後1ヶ月半で受けてしまいました。

それを踏まえての質問なのですが、

①すぐに精密検査に行くべきでしょうか
 
②精密検査に行くとすれば、断乳後半年ぐらいと思って
 良いのでしょうか

③種瘤というのは、しこりと同じことですか

④断乳直後の検診で上記のような結果が出ているということは
 これから要観察もしくは治療することになる可能性があるという
 ことなのでしょうか。
 それとも、断乳直後なので、この検査結果自体が正確ではない
 可能性があるのでしょうか。

無知なため、かなり基本的な質問ばかりですが
どうぞ宜しくお願い致します。

 ご投稿ありがとうございます。
①精密検査と言うのはその結果に関係なく、3か月以内の受診が原則です。精密検査の受診を考える位なら、検診など受けてはいけません。このご質問は常識を逸脱してます。
②3か月以内が原則です。
③腫瘤はしこりのようなものと言う意味です。マンモグラフィや超音波で用いられる所見の用語です。乳房の腫瘤性病変の内、腫瘤と非腫瘤部(正常乳腺)が1本の細い線で区別される程明瞭なものを言い、腫瘤の形状は問わない。マンモグラフィでは線維腺腫や嚢胞など、良性疾患の可能性が高い所見ですが、嚢胞内癌、膨張性発育を示す乳癌(充実腺管癌、粘液癌、髄様癌など)などの悪性病変でもみられることがあります。稀に転移性腫瘍や悪性リンパ腫でもみられることがあります。カテゴリーは原則として3ですが、乳腺実質の少ない高齢者の乳房においては腫瘤が高濃度の場合はカテゴリー4とします。また、腫瘤内に粗大石灰化を有するもの(硝子化した線維腺腫)や内部に脂肪を有するもの(脂肪腫、過誤腫、乳瘤など)はカテゴリー2です。超音波検査では境界明瞭な腫瘤は良性病変の可能性が高いが、明らかな嚢胞を除いて、マンモグラフィ同様、この所見のみでは良悪性の鑑別は困難です。境界明瞭粗糙な腫瘤は境界不明瞭な腫瘤と同様、悪性の可能性が高くなります。
④それを判断するのが精密検査です。
 無知というより、検診に対する心構えに問題があると思います。

富永先生 早々にご丁寧な返信ありがとうございました。
ご指摘がありました通り、私の検診に対する心構えの問題でした。
(社内定期健診であったため、あまり深く考えたことがありませんでした)

ただ付け加えるならば、色々と情報を収集している際に、
断乳直後のマンモグラフィーを行っていない医療機関などもあり、
そのこと(断乳直後)が妙に気にかかってしまっただけで、
精密検査を受けないと言うことではなく、受診時期が分かりかねるために質問させていただきました。

もちろんこれからは自分の体としっかり向き合い検診をしていきたいと思います。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 検診は健康な状況という前提なので受ける時期と言う事はありますが、精密検査は悪性疑いなので、そういう類の状況下ではありません。

乳腺繊維腺腫について

いつも一年に一度、ベルーガクリニックさんで検診を受けさせていただいているものです。


検診の時にゆっくりお伺いすることができなかったので、こちらの場で質問させて下さい。


乳腺繊維腺腫は1㎝くらいと伺ったのですが、これが今後大きくなっても放っておくことになるのでしょうか

一度できてしまうとなくなることはないですか


乳腺繊維腺腫が乳がんと誤診されるとい記事を見かけたのですが、エコーとマンモでははっきりそうでないものかどうかわかるのでしょうか


普段の生活で何か気をつけることはありますでしょうか。

心配性でいくつも質問してしまって申し訳ありません。
ご回答よろしくお願い致します。



ご投稿ありがとうございます。
 乳腺線維腺腫は良く乳癌と誤診されます。乳腺良性腫瘍の代表格です。実は真の腫瘍ではありません。一種の過形成と考えられています。管内型、管周囲型、類臓器型、乳腺症型に分類されます。
 境界明瞭な腫瘤で、硬度は弾性硬から硬いものまであります。通常2〜3㎝の腫瘤を自覚して受診する例が多いとされ、10㎝に達するものもあります。若い女性に発生するものは急速に増大するものもありますが、必ずしも年齢と関係ないこともあります。単発例が多いですが、多発例や両側性もあります。
 生活様式や食生活の欧米化に伴うホルモン環境の変化により最近上皮成分の増生の著しい線維腺腫が増加してきていて、増殖した腺成分は乳管癌様に見え、乳癌と誤診されることが多いのです。乳癌の合併例は極めて稀であり、合併例は小葉癌です。つまり、良性腫瘍と言う前提で対応致します。
 基本線維腺腫は痛みなどを生じ、3㎝以上にならない限り放置します。閉経すると消失します。エコーで明確に解らない場合は組織診断しますが、エコーで明らかな線維腺腫は何もしません。生活で気を付けることはありません。

お忙しい中、早速の返信ありがとうございました。

先生のところで毎年検診を受けられることに感謝しております。

返信文書が中途半端なまま投稿してしまい申し訳ありませんでした。

あまり心配しすぎず、1年後のベルーガクリニックさんでの定期検診まで
安心して過ごせそうです。

いつも的確な診察ありがとうございます。
これからもお世話になりますが、よろしくお願い致します。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 良性疾患は乳腺では正常と同じとお考え下さい。

マンモグラフィ白い影

はじめまして、よろしくお願いします
先日久々にマンモグラフィを受けに行きました。
右胸に小さな白い影があったので、エコー検査を追加しました。
エコー検査では白い影がある所を中心にみてもらいましたが、異常なし、多分脂肪の塊かなぁという感じでした。
一年に一回の検査でこれからはいいですよ。で終わったのですが、マンモグラフィを見た先生とエコー専門で見てる先生が違っていて少し不安が残りました。マンモグラフィで白く写ってもエコーで詳しく見て、異常なしなら大丈夫でしょうか。

 ご投稿ありがとうございます。
 それで問題ないでしょう。

貴院 受診希望について

27日に質問させていただいた者です、拙い質問にご親切にお答えいただきありがとうございます。

今回は受診希望の件で質問させていただきます。

私は前述の通り地方の大学病院で2年前に乳がん温存手術を受け、その病院で定期検診を受けております。
しかし異常発見能力には施設間格差が著明であること、大学病院といえど見逃しはあること、などから貴院でも検査を受けたいと思っております。
先日質問した追加撮影の件もマンモグラフィだけで結果を半月近く待たされることも大変なストレスで画像結果は当日教えて下さる点もありがたいです。

私のような他病院の患者が貴院で乳がん検診のようにエコーやマンモグラフィ、何か出れば必要に応じてそれ以上の検査をしていただくことは可能でしょうか?
地方在住ではありますが年に何度か上京の用事があるので受診は負担ではありません。

 ご投稿ありがとうございます。
 当院では術後の方は、10年以上経過した方でか、術後で主治医からもう受診の必要がないので他でと言われ紹介状が出ている方や転居等で転院の方、術後連携で二人の主治医を持ち、期間病院との連携を行ってる方のみを診るのが一般的乳がん術後のルールです。これは研究会で各施設が集まって決めたルールです。それ以外の術後は治療方針等のご相談のみのセカンドオピニオンのみです。当院はこのルールに厳格に従っておりますので、個人的な理由での拝見はしておりません。

ご返信ありがとうございます。

正式なルールがあるのならやむを得ないですね。
非常に残念ですが諦めます。

お手数をおかけして申し訳ありませんでした。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

マンモグラフィの追加撮影について

先生のコラム、2010.6.付けの「マンモグラフィの拡大撮影」を拝読し質問させてください。

私は現在60歳で2年前に左乳がん温存手術を受けました。
その際に右にも腫瘍が確認されましたが、CT・MRI・針生検で繊維腺腫と診断されております。
その後の定期検査は特段の異常なしで来ましたが、先日2年目の検診のマンモグラフィで左右とも方角別に各2枚、計4枚のあと手術していない右側だけ追加で撮影されました。
CTの結果とともに主治医から説明を受けるのに約2週間かかります。(初診以来このロスタイムも非常にストレスで貴院の迅速な応対が羨ましい限りです)
そこで追加撮影に関する記事を探していたところ常々コラムを拝読している先生の記事に行き当たりました。

私が受けたのは圧迫板を替えてのもので先生が仰るスポット撮影もしくは拡大スポット撮影だと思うのですがそうでしょうか?
これは撮影技師の判断で行われました。
それでその基準というか目安については明確なものではなく病院ごとでしょうからあくまで一般論で結構ですのでお教えいただきたいのですが、例えばマンモグラフィのカテゴリーで3以上とかかなり悪性度が疑われる場合に行われるのでしょうか?
先生のコラムには微小な石灰化や腫瘤の辺縁などの微細な所見のため、と書かれてありました。
もちろん何かあるからの追加撮影だとは思いますが、その結果悪性のものでなかった場合も往々にしてあり得るものでしょうか?

右の繊維腺腫が写ったから詳しく撮ったのかなとも思いましたが、カルテに記載されているものをわざわざ撮るとも思えないので、変化があったか別の腫瘤や石灰化を発見したからだろうと観念していますが何しろはっきりしないこの2週間が辛いです。
気休めかもしれませんが、追加撮影したケースで結果が悪性・良性、一般的にはそれぞれどのくらいの割合なのか教えて頂けませんでしょうか。

よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 スポット撮影もしくは拡大スポット撮影です。通常撮影では不明瞭な悪性を疑う微妙な病変があると判断されたからだと思います。それ以上の事はデーター等が存在しないので解りません。

先生、お忙しい中ご返信くださりありがとうございます。

仰る通り通常撮影では不明瞭な悪性を疑う病変があると判断されたのだということはわかります。
マンモモグラフィで追加撮影されるのはやはり悪性の可能性が非常に高いということなのでしょうか?
結果的に良性だったということは稀なのでしょうか?

先生のご経験で追加撮影の必要があった場合、その結果は悪性=乳癌が多いですか?
良性の場合もあるのでしょうか?
もしよろしければ悪性・良性どんな割合か教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 マンモグラフィは基本検査に過ぎないので、これで精密検査をするかしないかを決定するもので、それが良悪性の判断ではありません。画像診断の結果は担当医しか解りません。

先生、お忙しい中何度もお答えくださり本当にありがとうございました。
心を落ち着けて受診日を待ちたいと思います。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。