のう胞について
ご投稿ありがとうございます。
のう胞があるからではなく、異常のない方は年1回の検診による検査が基本です。2年に1回なら、検診を受ける価値はありません。それはコラムにも以前記載しましたが、2年に1回の検診だと腋窩リンパ節への転移が見られる癌が多いと言う論文があります。つまり、進行癌で乳癌を検診で発見すのなら、症状があり、受診しても進行癌となり、生存率に差がありません。つまり、2年に1回だと検診自体の意義がなくります。乳癌検診は単純に癌発見に意味があるのではありません。発見時に治癒できる可能性が高い癌を見つけることにだけ意義があるのです。それにより被曝等の不利益より利益が増すのです。僕は自治体検診は2年に1回なので、受けない方が利益があると考えます。自治体検診は昔は年1回でしたが、それが財政的な問題などで無理矢理都合の良いデーターを出し、2年に1回にされたものです。
貴女の場合は異常がないから年1回で良いと考えましょう。
お返事ありがとうございます。
これからも1年に1回受診することにします。
もう一つ教えてください。よく親族に乳がんの人がいるとリスクが上がると書いてあるのを見かけます。
私の場合、母方の祖母が乳がんだったのですが、乳がんのリスクはどれくらい高くなるのでしょうか?
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
リスクは4〜7倍とされてます。尚、遺伝性の発癌した場合は自然発生に比べ、悪性度が高く死亡率も高いです。なるべく小さく見つける方が良いでしょう。尚、貴女の場合は通常の方とは違い、25歳から年1回マンモグラフィとエコー検査を併用した検診が必須とされる方です。
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41歳、子供2人ありです。
31歳の頃にしこりを見つけ、乳腺外科で多発のう胞と診断されました。
その後、年1回マンモグラフィとエコーを受け、途中からはのう胞+マンモで散在する石灰化がみられるが、集まっていないので問題ないでしょうとの診断が続きました。
その後、2回の出産、授乳後、38歳頃からまた年1回マンモとエコーを受けていますが、授乳後、数は減ったようですがのう胞の診断は変わらずです。
のう胞は一応乳腺症なので、年1回受診してくださいとのことで毎年受診してますが、私の場合、年に1回受ける必要はあると思われますか?
自治体のがん検診などは2年に1回ですし、被曝も気になるので、1年に1回受ける必要があるのか悩みます。
先生は、のう胞と確定していて、他には散在した石灰化のみの場合でも年1回のマンモグラフィは必要と思われますか?
ちなみに母方の祖母が乳がんで死去しています。他には乳がんの家族はいません。