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NCCST439


母がトリプルネガティブ乳がんで、4月はじめに手術をしました。 5月19にドセタキセル投与が始まり、その時腫瘍マーカーは、CA15-3→18、術前70代、NCCST439の方は、120でした。 術前は確か200代でした。 術前に4クールfecをうちました。腫瘍マーカーがとても高いのですが、 転移が疑われますか?また他の癌が隠れているのでしょうか
宜しくお願いします。

 ご投稿ありがとうございます。
 NCC-ST-439は過敏に反応するので、この数値が即に転移とは言えません。今後上昇するようならば転移でしょう。現在は抗癌剤中なので転移があっても一時的に下がるので、現在の数値は参考にはなりません。

お返事ありがとうございます。
治療が終わってから、腫瘍マーカーがどうなるかなんですね。

母は、トリプルネガティブ乳がんで、病理結果も
あまり良くなく、リンパに転移はありませんでしたが
グレード3、腫瘍5.5cm、脈官浸潤ありでした。ハーツー(-)なので、ホルモン剤も効きません。

病理結果で落ち込み、腫瘍マーカーで落ち込み
この先どうなるか不安です。

完治する可能性は、あるのでしょうか。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 簡単です。腫瘍マーカーなど測定しない。明らかな症状が出るまでは遠隔転移の検査はしないのが鉄則です。検査結果に惑わされてるだけです。遠隔転移はいつ発見して、早く治療をしても亡くなる日は同じというエビデンスがあります。無益に検査しない方が精神的に良いと海外ではされてます。
 このタイプ、状況では治癒できたらラッキーと思っていれば良いでしょう。余り過度な期待は辞めましょう。

お忙しい中、お返事を下さりありがとうございます。
治癒できたらラッキーくらいに思っていてくださいってことですか?
うちは母子家庭です。
母の病院や、看病は、仕事をしながら全部私が付き添っています。
そんな気持ちで、辛い治療に向き合えということですか?
不安で仕方ない人に対して、亡くなるという表現はやめてください。
もう返事は結構です。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 ご投稿の内容からご質問に正確にお答えしてます。貴女が求める言葉は主治医が言う事です。ご本人のご投稿ならまだしも、ご家族の投稿なので、気休めの回答は避け正確な回答を差し上げたまでです。尚、トリプルネガティブで腫瘍径5.5㎝でリンパ節転移なし自体、変です。術前抗がん剤で消失した事が解ってません。術前化学療法前に、センチネルリンパ節生検または、リンパ節転移の画像診断すらなされてないか、説明されてません。そんな治療に可能性を期待できません。

アリミデックス服用後の骨密度減少について

 はじめまして。57歳になります。2007年に左乳房に癌が見つかり温存手術後、放射線治療、ノルバデックスを5年服用し、その後アリミデックスを服用して2年半になります。骨密度が2010年~2012年はYAN89%~85%でしたが、2013年からは81%になり、今年はついに78%まで下がってしまいました。53歳で閉経したので、一慨にアリミデックスの服用の副作用とは言えないのかも知れません。しかしながら、80%未満になってしまったので、薬を服用した方が良いのでしょうか?乳癌のホルモン剤の副作用で推奨されている、骨粗鬆症の薬ビスホスホネートは、顎骨壊死の副作用などがあり、服用する事に慎重になっています。
 私は乳癌の手術は専門医のいる総合病院でしましたが、ステージ1で腫瘍の大きさも1mm×2mmであった為、手術、放射線治療後はかかりつけの開業医で診てもらっています。骨密度検査は薬の副作用が気になるので、毎年健康保険組合の健康診断のオプションとして調べてもらっていました。
 今までカルシウムを気を付けて取っていましたし、ウォーキングもしています。骨密度が下がり続けているので、やはり薬を服用すべきでしょうか?その場合薬はいつまで飲み続けるのでしょうか?
一度近くの骨粗鬆症外来で更に詳しい検査をしてから、主治医と相談するつもりですが、先生のアドバイスを頂けたらと思います。

 ご投稿ありがとうございます。
 そもそも現在のアロマターゼ阻害剤内服の必要性はあるのでしょうか。この乳癌(この腫瘍径)に対しては、タモキシフェン5年で終了だと思います。しかも、既に副作用が出て来てます。まずはアリミデックス即刻中止です。タモキシフェン10年でHR0.7、タモキシフェン5年+アロマターゼ阻害剤でHR0.65という事(ハザードは標準に対し低い方が有効、1−リスク低減率がHR)で、この治療をしておられるんだと思いますが、そもそも貴女の乳癌にこのアロマターゼ阻害内服もタモキシフェン10年内服も効果ありません。利益なく、副作用のみ生じているだけです。根本的治療に間違いが生じてます。これはどちかというと害のみを与えられてます。どうして正しい治療を受けられないのか、本当に残念です。こういう先生には乳癌治療を辞めて欲しいと思います。昨日の投稿で大阪の問題がありましたが、関西大丈夫なのでしょうか。
 念の為に数名の乳腺科医にも確認しましたが全員一致です。腫瘍内科医からはまずリスクベネフィットを考えて下さいとお伝えくださいと言われました。

 早速のご回答ありがとうございます。
乳癌発生時閉経前でしたのでノルバデックスを5年服用し、その後の治療について主治医と相談し、腫瘍が小さかったのですが、局所再発や健側の乳癌予防の為、閉経後のアリミデックスを服用する事にしました。確かにおしゃる通り、私の乳癌の大きさやステージでは閉経後のホルモン剤の服用は過度の治療なのかも知れません。ただ、1mm×2mmの癌でも乳管の外に出ていた事。良悪の判断がつかず、生検したところ極めて稀なケースで、10mmの良性の腫瘍の中に1mm×2mmの癌が乳管の外に出ていた事。生検で取りきれてしまったので、その後のセンチネルリンパ生検を省略した事。などから自分の中でずーっと不安でした。
確かに冷静に考えると先生のおしゃる通りだと思います。
主治医とも相談してアリミデックスを中止する事にします。その上で骨粗鬆症外来で詳しい検査をして、治療が必要であればそうしたいと思います。その場合今後は年一回のマンモグラフィーとエコーだけ良いのでしょうか?
こちらのサイトで富永先生に相談して本当に良かったと思います。自分の不安で過度の治療をしても、私の乳癌にはリスクが大きいと言う事ですね・・・。私は本末転倒だったのかも知れません。
ありがとうございました。

ご投稿ありがとうございます。
これは過度な治療というものではなく、効果全くないのです。これを説明できない主治医に問題があります。患者さんに言われても、その利益をしっかり説明できないと問題があります。対側予防目的でのホルモン治療はしません。それらをひっくるめても5年を超えたホルモンのSurvival benefitはありません。不安だからって、何でも飲ませればいいってものではありません。やはりこの主治医は失格です。
 また、10mmの良性の腫瘍の中に1mm×2mmの癌が乳管の外に出ていた事も少し怪しい話です。良性の腫瘍に入り込んだなら分かります。本当は10㎜のDCISに1mm×2mmの癌が出ていたのでしょう。そうでなければ、本当に乳癌なのかという点から疑います。これなら、最初から術後のタモキシフェン内服自体しなくても良いです。まず心配される前に、どのような癌で治療しているのか再度理解すべきです。

 丁寧なご説明ありがとうございます。
私の乳癌は健康診断のマンモグラフィーで、局所的非対称陰影でカテゴリー3の診断を受け、精密検査のエコーによる細胞診で悪性と判断されました。近くの癌拠点病院に紹介状を書いてもらい、更に検査をすると、こちらの病理医は細胞診は良悪の判断がつかず、組織検査では3本とも良性でしたが、MRIで悪性度が高かったのもあり、生検をする事になりました。その結果7.2mm×8.3mmの乳頭腫の中に1.3mm×2mmの癌があったと説明を受けました。癌は乳頭腫の端の方にあり、乳頭腫は一部乳管の外に出ていたと言う説明だったと思います。乳頭腫の中に癌が含まれているケースは極めて稀だが、ありえない事ではないと言われました。癌のグレードは2、ホルモンはERとP&R共にstrong、HER2(-)、断端陰性と言う結果です。
 私が癌が小さいにも関わらず過剰とも言える治療にこだわったのは、MRIの検査で同じ乳房の中に悪性を疑う影があったからです。それはエコー検査では見つからず、経過観察となった為です。
その後、毎年受けるマンモグラフィーやエコーで、反対側の乳房に影があり、細胞診をしたりした経緯もあって、無治療になる事が恐かったのです。今回の富永先生や他の先生方のご指摘も、もっともな事だと痛感しております。でも、心のどこかでアリミデックス→ノルバデックスに戻る治療が可能なのかな・・・と愚かな考えがよぎったりします。
 一度乳癌になると、非浸潤癌であっても、5年再発率は不思議と100%ではない現実に突き当たってしまうのです。乳癌発症から今年で8年になるのに情けない事ですね・・・。
 富永先生のアドバイスは真摯に受け止めます。いろいろとありがとございました。

ごめんなさい。5年再発率100%→5年生存率100%ではない、でした。真逆でしたね(笑)。

 ご投稿ありがとうございます。
 「乳頭腫が外に出ている」というのも、癌の浸潤か、針の検査の影響で乳頭腫が偽浸潤して見えているだけか、両方可能性あります。これはよく診断できる病理医にセカンドオピニオンをすれば良かった症例だと思います。多分、診断が変わる可能性あります。

ノルバデックス服用中の妊娠について

こんにちは。
乳がんの手術を受け、抗ガン剤治療の後、放射線、ホルモン治療を行っていましたが、一度中断し、妊活を1年、成果がなければノルバデックス服用再開、ということでまもなく再開の時期に入ります。
ノルバデックス服用中の妊娠は奇形や何か問題があったりと聞きますが、いつ頃から薬の効果が出始めますか(何ヶ月以内なら胎児に影響がないですか)。ちなみに正常に産まれるケースはないのでしょうか。
妊娠を希望しているのでできれば産んでから服用再開したいです。

 ご投稿ありがとうございます。
 正常に産まれることもありますが、危険度が高いと言う事です。基本的に服用と同時とお考え下さい。

ご丁寧にご回答頂きありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

精密検査の「良性」は信用できますか?

富永先生のご見解を伺いたく投稿致します。
乳房にしこりが触れたので、市立病院の乳腺外来を受診しました。
視診、触診、エコー、マンモ、針生検を行いました。
エコーでは「10ミリ前後の小さな腫れが2個ある」と言われました。
マンモでは、「悪性を疑う石灰化あり、乳管癌に類似」とありました。
祖母も母も乳癌だったこともあり、半ば覚悟していたのですが、
針生検の結果は、「悪性所見なし。良性。」
医師から、「良性の確定診断です。3~4ヵ月後に経過観察で
いいですよ。」と言われました。
大喜びして、良性の病名も聞かずに帰ってきてしまいました。
しかし、家に帰ってから不安になり、こちらのサイトにたどり
つきました。
エコーもマンモも針生検も、それぞれ別の人(医師か技師)が
担当されていて、針生検も乳腺の医師ではなく、
外科の医師が、エコーの技師と「ここですかねぇ。これですかねぇ。」と一緒に画面を確認しながらの検査でした。また、
診断した医師は乳腺の認定医(専門医ではなく)です。
乳腺外科だから大丈夫だろうなんて安易に考えずに、
受診する病院をもっと慎重に選ぶべきだったと反省しています。

①経過観察で良いと思われますでしょうか。
 それとも、別の病院で再検査した方がいいでしょうか。
②良性疾患だとしたら、どんな病気が考えられますでしょうか。

針生検の正診率が一般的には90%程度だということをネットで見て、
エコーの腫れ、マンモの悪性所見があるものを、良性疾患だとしても、
3~4カ月、無治療で放置していていいのか不安になっています。
富永先生のご見解を伺えたらありがたいです。
どうぞよろしくお願い致します。

下から4行目、「エコーの腫れ」ではなく「リンパの腫れ」でした。

 ご投稿ありがとうございます。
①間違えてる可能性もあるので経過観察する必要があります。再検査しても既に針生検を行っているので、その病変がない可能性があり、再検査の結果に信憑性がありません。この結果は正しくなくても、もう一度検査した以上はその結果を信じて経過観察するのが得策となります。ただ不思議なのは針生検で良性と診断されているのに、何故経過観察の期間がこんなに短期なのかが不明です。普通は1年後だと考えます。関西の診断レベルはどこに行かれてもあまり変わらないので、病院を替えても同じような気がします。関西には独特の大体で良いと言う考えがあり、地域性なのでそれはそれに従うのが賢明でしょう。
②主治医にお聞き頂かないと解りません。主治医と再度お話をして下さい。
針生検の正診率が一般的には90%程度は、大阪の独特の言い逃れで、大阪の病理診断医のレベルに合わせて言われていることです。他の地域でそんなことを言う人は居りませんし、針生検に関する正診率を示すデーターはないと思います。穿刺細胞診ならば90%以下と言うデーターはあります。針生検の正診率と言うのはその病変を見る診断医の能力で変わります。

早速のていねいなお返事に感激しました。
何度も何度も何度も読みました。

私の住んでいる市では、30代の市の乳癌検診は
「視診触診のみ」となっています。
私が受診した市立病院でもその検診をしています。
「視診触診のみの検診」は全く意味がなく、
お金と時間の無駄であると認識しています。
そんな検診を市として決めた背景も理解できないですし、
「マンモを組み合わせないと意味がないですよ。」
と言える医師はこの市にはいなかったのか?!と疑問に思います。
(受診してから、不安になってHPを見てわかりました。
 そしてますます市立病院のレベルに不安を募らせました。)

癌と言われたら病院を検討して選ぼうとは思っていたのですが、
検査で不安になるとは思わなかったのです。
市の広報誌に、「乳房に気になるしこりを見つけたら、市立病院を
受診しましょう。」とあったので。ほんと、今思うと無知です。
大阪だとどこも同じとのことですが、せめて、こちらと関係のある
岸和田の病院にすれば良かったと思います。
再検査は信憑性がないとのことで、最初に検査を受ける施設こそ、
真剣に選ぶべしということですね。
あとのまつりです。

ベルーガクリニックの診察券も持っていない遠方の私のことに
ていねいにお答えいただいたことに、ただただ感謝です。
富永先生がいかに真剣に乳癌検査に取り組まれているか、
HPを拝見してよくわかりました。
富永先生を中心とするネットワークが日本中に広がることを
お祈りしています。

もう1つだけ、富永先生の見解を是非いただきたいのですが、
良性の確定診断と言われても、まちがいである可能性がある、
ということですが、
(私もその不安があったので投稿させていただいたのですが)
ずばり、乳癌である可能性は「高い」と思われますか?
「低い」と思われますか?
何かご意見をいただけたら、ありがたいです。
本当に恐縮ですが、よろしくお願い致します。


 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 可能性は低いです。
 尚、岸和田市民の吉村先生は大阪でも医療が大阪流とは違うのでエビデンスに忠実に行う信頼性の高い先生です。

お返事ありがとうございました。いくら大阪とは言え、
針生検が陰性だったものが乳癌である確率が「高い」わけはなく、
愚問だったと顔から火が出る思いです。
失礼致しました。
そして、大阪でも信頼できる検査をしてくださる医師が
いらっしゃるということを嬉しく思いました。
私の場合は検査だからと安易に病院の選択をしてしまったため
精密検査を受けたにもかかわらず、
癌かもしれないことも気にしながらの経過観察となって
しまいましたが、この掲示板をごらんになられた
「これから」の誰かのお役に立てたらいいなと願っています。
富永先生、ご自分の時間を削っての掲示板のご活動に
頭が下がります。
ご回答をいただいて、もやもやしていた気持ちを整理できました。
何のお返しもできませんが、先生のご健勝を心からお祈り致します。
本当にありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます

富永先生

聞いてください。
乳癌、でした。
針生検後、腫れがひかないというか、しこりが大きくなってきたように
思い、とりあえず良性の病名を確認しておこうと再受診したところ、
即再検査となり、「悪性、乳癌」であることがわかりました。
医師から「前回は針が腫瘍に当たっていなかったのでしょう。」
と言われました。

富永先生、先生がよくおっしゃっているレベルの低い大阪ではありますが、たとえそうだとしても、
①自分で触ってわかるようなしこりを、エコーのガイド下で
 取り損ねるなんてありえるのでしょうか?
②病理では腫瘍組織が取れていなかった、ということは
 わからないものなのでしょうか。

ちなみに、良性の病名は一体何だったのかとたずねたところ、
慢性乳腺炎(形質細胞乳腺炎あるいは肉芽腫性乳腺炎)。
病理の最初の検査のコメントは「間質および乳管周辺へのリンパ球
浸潤が目立ちますが、malignantの所見はありません。」でした。

検査結果を持ってすぐに転院しました。
主治医にステージ3と言われました。
Ki67の数値が80%で悪性度が極めて高いとのことで、
わずか1カ月半で、2センチ弱だったはずの腫瘍は5センチを超え、
リンパの「2つの小さな腫れ」は「3つの大きな腫れを含む少なくとも
4つ以上の腫れ」に拡大していました。
結果、温存療法は不可能。全摘後の放射線治療も省略できないとの
ことで、乳房の再建ができなくなる可能性もあるとのこと。
おっぱいよりも、まず命と言われ、それは当然のことなのですが、
悔しい結果に気持ちの整理がつきません。
すみません、もう1つお願いします。

③悪性度が異常に高いので、最初の検査で癌と診断され、
 ステージ2で治療を始めていたとしても
 治療方法、予後に顕著な差はなかっただろう。
 というような説明もされたのですが、
 富永先生はどう思われますでしょうか。

今の主治医にもたずねましたが、「悔しいのはわかるけど、
まず治そう。」と言われました。医師が医師のしたことにコメントを
することはなかなかできないことなんだとわかりました。
でも、もやもやした気持ちをかかえ続けるのは辛いです。

最初の投稿以来、毎日、掲示板を拝見しています。
富永先生のご回答を読んで、自分なりに「本当のこと」を知った上で
癌との戦いに臨みたいと思っています。
どうぞ、よろしくお願い致します。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
①あり得ないことですが、現実にはあるようです。僕も何度も他院で針を刺して良性と言われたものから、乳癌を診断してます。医師の技術的なミスです。だから、大阪はと申し上げたのです。前回の回答で僕は不思議と記載した事はこういうことだったんです。おそらく、最初から採取できてない可能性は薄々解っていた可能性があります。医療には地域性があり、その地域の気質が影響します。やっぱり関西は『大体でええやん。』が根底にあると思います。
②病理は採取したものを診断するだけなので、そこまでは判断しません。当然、採取できてないことは病理医も薄々は解ってます。
③普通は、この期間での差は出ません。しかし、このタイプの乳癌だけは早く見つけた方が少しでも可能性があったかもしれません。リンパ節の4個以上の転移は致命的です。このタイプでこの状況なら、残念ながら生存率はかなり低いでしょう。
 これが正直な答えです。僕は貴女に頑張れとは言いません。冷静になって、色々お考えになる事をお勧めします。治療のご相談なら、岸和田市民の吉村先生に相談されると良いでしょう。

富永先生

日曜日にもかかわらず、返信をいただいてびっくりしました。
富永先生のご回答、とてもよくわかりました。
やっぱり、そういうことなんですよね。
主治医に答えてもらえず、ずっともやもやしていた気持ちにやっと
区切りをつけられました。ありがとうございました。

私にとってあの病院での精密検査は、仕事を休み、検査費用を支払ってすでに一刻を争う状態であった乳癌の経過観察を指示されたということ
なんだな、と思いました。
エコーの技師、マンモの診断医、針生検を行った外科医、病理医、
そして乳腺の医師、これだけの検査の専門家が関わっていながら、
針生検のミスを疑っていた医師がいたとしても(エコーの技師は
リンパの腫れを気にして主治医に直接言ったと聞きました。)
3~4ヵ月後に診察すれば、たとえ乳癌の見落としがあったとしても、予後に影響はないはず、とたかをくくっていたのかもしれないな、
と思いました。

私の場合はもしもあの医師の指示に従って、3~4カ月待っていたら
確実にステージ4になっていたと思うのです。
こちらの掲示板にたどりつき、富永先生に「診断が間違っている可能性
がある」ことを教えていただき、良性でも病名を確認しなくては、
と思ったことで、再診を早めることができ、それで、わずかでも
「可能性」が残ったのだと思っています。

今回も、日曜日なのに、富永先生の患者じゃないのに、
私のために時間をさいて返信をいただいて、ありがとうございました。
おかげで気持ちを切り替えて、治療に邁進する覚悟ができました。
とにかく、できるだけのことはやっていこうと思います。

末筆ながら、富永先生のご健勝をお祈りしています。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 乳腺専門医は乳腺診断の専門医ではありません。また、治療の段階でも同じことは多数ありますのでお気を付けて下さい。

なんとか検診できて、思いっきり看病介護できます

今朝、乳がん検診お世話になりました。

年末から、てんかんー腎不全悪化ー角膜潰瘍再発ー心不全発見など、次から次へと、老犬の通院、看病となり、2月の予定だった検診を過ぎてしまい、どうにかして行かねば!っと、試行錯誤して、やっと行けました。
自分が倒れたり、手遅れになっては、がんばってる老犬の看病ができなくなるので、なんとしてでも、っと^^;

車で行くか?電車だと往復どうか?病院に預けるか?
などいろんなこと考えました。
考えることができるのは、貴院の検査時間が15分程度とわかっているからです。普通の病院は、待ち時間が予約してても、一体何時間かかるのかわかりませんので。

2週間前に予約して、その間、来院に合わせての生活リズムにして、
往復5時間(検診含む)を、ぐっすりねてくれるようにしました。
おかげさまで、いつものように、マンモーエコーー結果発表、15分で終わり、予定どおり帰宅まで、寝ていてくれたようです。
貴院は、予約しても待ち時間なく、検査もスムーズ。
結果も、エコー終わって、すぐわかりますしね^^
普通は、2週間後。その2週間がどんなにか胃が痛いこと。。

茨城からいく価値は最高にあります。
安心という価値。なによりもかえがたいものです。
もし、がんが見つかったとしても、毎年検診してるのし、
貴院と出会えたおかげで、前向きに考えらえます。

これで、17歳の病気のワンコの看病を思いっきりできます!
ありがとうございました。

また来年、先生のはつらつとしたお顔を見に、
にこやかでてきぱきとした、スタッフさんと会いに
参ります。

 本日は当院にご来院頂きありがとうございました。今日は朝から一人一人の患者様との話が長く、お待たせしてるのではないかと心配してました。こちらの投稿で少し安心致しました。

ホルモン依存性の乳がんについて

お世話になります。
考え方を教えてください。

閉経前にホルモン依存性の乳がんの患者の場合、閉経後にはホルモン依存性の乳がんの再発率が下がったり、ホルモン系の新発がでる確率は減るのでしょうか?
それとも、まったく関係ないのでしょうか?

愚問ですみませんが、よろしくお願いします

 ご投稿ありがとうございます。
 閉経後は、ホルモン依存性の乳癌が再発は閉経に無無関係で、特に変化しないが、新しい原発乳癌は増えます。女性ホルモンがなくなるから、乳癌ができないのではなく、閉経により乳腺が人生で受けたホルモンの影響が一番高くなります。また、閉経後は脂肪がアロマターゼという酵素により女性ホルモンに変わるので、更にホルモンの影響を受け続けます。だから、閉経後は肥満と乳癌発生や再発の増加と比例するのです。簡単に言うとホルモンは人生量で決まるのです。常に増え続けると考えましょう。つまり、乳癌も年齢に比例して増えます。例えば、高齢者で病気ではなく、老衰で亡くなられた方を病理解剖すると3人に1人の割合で乳癌があったと報告されてます。尚、ホルモン非依存は年齢と共に減ってくると考えましょう。これは多くが遺伝性と考えられるので、遺伝性は成長が早いので閉経前に出現することが多いです。

ありがとうございます。
とても勉強になりました。
では、閉経前のホルモン依存性の患者の場合、閉経は遅い方が良く、閉経後は特に要注意ということでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 逆で、閉経は早い方がよく、閉経後も注意です。

ありがとうございました。
参考にさせていただきます。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

左脇の腫れと痛みについて

2年前より貴院にて検診を受けさせていただいております。
最近、友人が乳がんと診断され、手術をしました。
去年検診で引っかかり、再検査を受けて大丈夫だと言われたにもかかわらず、半年後に乳がんが発覚しました。
私も悔しい気持ちでいっぱいですが、改めて質の高い検査機関を選ぶことの大切さを感じました。
先生に診ていただいていますので、異常はありません、また1年後にと言っていただいたら、次回の検診までは痛みや腫れを感じても気にしないようにして触らず放置しておりました。
しかしながら、数日前より左脇に痛みを感じるようになり、本日どうしても気になってしまって左脇を触ってみたところ、真ん中が腫れて盛り上がっていて、摘むとコリコリ固く感じます。
右脇にはこんなコリコリはありません。
見た目も右脇よりも真ん中が盛り上がっています。
このような症状は初めてなので、自分なりに調べてみたのですが、判断がつきません。
愚問は重々承知でありますが、乳腺が関係しての症状の可能性が高いのでしょうか。
9月に検診を受けております。

 ご投稿ありがとうございます。
 リンパ腺は腫れです。特に乳腺とは無関係です。1か月位様子を見て消失しない場合は近医を受診しましょう。

早速のご回答を有り難うございました。
リンパ腺の腫れですか…
1ヶ月様子を見てみます。
また、9月に参りますので、よろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。