アリミデックス服用後の骨密度減少について
ご投稿ありがとうございます。
そもそも現在のアロマターゼ阻害剤内服の必要性はあるのでしょうか。この乳癌(この腫瘍径)に対しては、タモキシフェン5年で終了だと思います。しかも、既に副作用が出て来てます。まずはアリミデックス即刻中止です。タモキシフェン10年でHR0.7、タモキシフェン5年+アロマターゼ阻害剤でHR0.65という事(ハザードは標準に対し低い方が有効、1−リスク低減率がHR)で、この治療をしておられるんだと思いますが、そもそも貴女の乳癌にこのアロマターゼ阻害内服もタモキシフェン10年内服も効果ありません。利益なく、副作用のみ生じているだけです。根本的治療に間違いが生じてます。これはどちかというと害のみを与えられてます。どうして正しい治療を受けられないのか、本当に残念です。こういう先生には乳癌治療を辞めて欲しいと思います。昨日の投稿で大阪の問題がありましたが、関西大丈夫なのでしょうか。
念の為に数名の乳腺科医にも確認しましたが全員一致です。腫瘍内科医からはまずリスクベネフィットを考えて下さいとお伝えくださいと言われました。
早速のご回答ありがとうございます。
乳癌発生時閉経前でしたのでノルバデックスを5年服用し、その後の治療について主治医と相談し、腫瘍が小さかったのですが、局所再発や健側の乳癌予防の為、閉経後のアリミデックスを服用する事にしました。確かにおしゃる通り、私の乳癌の大きさやステージでは閉経後のホルモン剤の服用は過度の治療なのかも知れません。ただ、1mm×2mmの癌でも乳管の外に出ていた事。良悪の判断がつかず、生検したところ極めて稀なケースで、10mmの良性の腫瘍の中に1mm×2mmの癌が乳管の外に出ていた事。生検で取りきれてしまったので、その後のセンチネルリンパ生検を省略した事。などから自分の中でずーっと不安でした。
確かに冷静に考えると先生のおしゃる通りだと思います。
主治医とも相談してアリミデックスを中止する事にします。その上で骨粗鬆症外来で詳しい検査をして、治療が必要であればそうしたいと思います。その場合今後は年一回のマンモグラフィーとエコーだけ良いのでしょうか?
こちらのサイトで富永先生に相談して本当に良かったと思います。自分の不安で過度の治療をしても、私の乳癌にはリスクが大きいと言う事ですね・・・。私は本末転倒だったのかも知れません。
ありがとうございました。
ご投稿ありがとうございます。
これは過度な治療というものではなく、効果全くないのです。これを説明できない主治医に問題があります。患者さんに言われても、その利益をしっかり説明できないと問題があります。対側予防目的でのホルモン治療はしません。それらをひっくるめても5年を超えたホルモンのSurvival benefitはありません。不安だからって、何でも飲ませればいいってものではありません。やはりこの主治医は失格です。
また、10mmの良性の腫瘍の中に1mm×2mmの癌が乳管の外に出ていた事も少し怪しい話です。良性の腫瘍に入り込んだなら分かります。本当は10㎜のDCISに1mm×2mmの癌が出ていたのでしょう。そうでなければ、本当に乳癌なのかという点から疑います。これなら、最初から術後のタモキシフェン内服自体しなくても良いです。まず心配される前に、どのような癌で治療しているのか再度理解すべきです。
丁寧なご説明ありがとうございます。
私の乳癌は健康診断のマンモグラフィーで、局所的非対称陰影でカテゴリー3の診断を受け、精密検査のエコーによる細胞診で悪性と判断されました。近くの癌拠点病院に紹介状を書いてもらい、更に検査をすると、こちらの病理医は細胞診は良悪の判断がつかず、組織検査では3本とも良性でしたが、MRIで悪性度が高かったのもあり、生検をする事になりました。その結果7.2mm×8.3mmの乳頭腫の中に1.3mm×2mmの癌があったと説明を受けました。癌は乳頭腫の端の方にあり、乳頭腫は一部乳管の外に出ていたと言う説明だったと思います。乳頭腫の中に癌が含まれているケースは極めて稀だが、ありえない事ではないと言われました。癌のグレードは2、ホルモンはERとP&R共にstrong、HER2(-)、断端陰性と言う結果です。
私が癌が小さいにも関わらず過剰とも言える治療にこだわったのは、MRIの検査で同じ乳房の中に悪性を疑う影があったからです。それはエコー検査では見つからず、経過観察となった為です。
その後、毎年受けるマンモグラフィーやエコーで、反対側の乳房に影があり、細胞診をしたりした経緯もあって、無治療になる事が恐かったのです。今回の富永先生や他の先生方のご指摘も、もっともな事だと痛感しております。でも、心のどこかでアリミデックス→ノルバデックスに戻る治療が可能なのかな・・・と愚かな考えがよぎったりします。
一度乳癌になると、非浸潤癌であっても、5年再発率は不思議と100%ではない現実に突き当たってしまうのです。乳癌発症から今年で8年になるのに情けない事ですね・・・。
富永先生のアドバイスは真摯に受け止めます。いろいろとありがとございました。
ごめんなさい。5年再発率100%→5年生存率100%ではない、でした。真逆でしたね(笑)。
ご投稿ありがとうございます。
「乳頭腫が外に出ている」というのも、癌の浸潤か、針の検査の影響で乳頭腫が偽浸潤して見えているだけか、両方可能性あります。これはよく診断できる病理医にセカンドオピニオンをすれば良かった症例だと思います。多分、診断が変わる可能性あります。
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はじめまして。57歳になります。2007年に左乳房に癌が見つかり温存手術後、放射線治療、ノルバデックスを5年服用し、その後アリミデックスを服用して2年半になります。骨密度が2010年~2012年はYAN89%~85%でしたが、2013年からは81%になり、今年はついに78%まで下がってしまいました。53歳で閉経したので、一慨にアリミデックスの服用の副作用とは言えないのかも知れません。しかしながら、80%未満になってしまったので、薬を服用した方が良いのでしょうか?乳癌のホルモン剤の副作用で推奨されている、骨粗鬆症の薬ビスホスホネートは、顎骨壊死の副作用などがあり、服用する事に慎重になっています。
私は乳癌の手術は専門医のいる総合病院でしましたが、ステージ1で腫瘍の大きさも1mm×2mmであった為、手術、放射線治療後はかかりつけの開業医で診てもらっています。骨密度検査は薬の副作用が気になるので、毎年健康保険組合の健康診断のオプションとして調べてもらっていました。
今までカルシウムを気を付けて取っていましたし、ウォーキングもしています。骨密度が下がり続けているので、やはり薬を服用すべきでしょうか?その場合薬はいつまで飲み続けるのでしょうか?
一度近くの骨粗鬆症外来で更に詳しい検査をしてから、主治医と相談するつもりですが、先生のアドバイスを頂けたらと思います。