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1か月半前に出血がありました

こんにちは。
35歳、既婚、出産経験なしです。
10年前に左胸線維線腫と診断され、約2センチのシコリを半年おきにエコーにて検査してもらっています。
今年の3月に受診し、両胸乳腺症があると言われました。シコリは変化ありません。
そして、今から1か月半前に入浴時に線維線腫とは反対の右側の乳頭から少量出血がありました。
少量のみでその後は今日まて乳首をいくらつまんでも出血はないです。
この場合、どのような検査が有効でしょうか?
出血をプレパラートで、というのが良いのでしょうが出血はありません。
また、どのような原因が考えられますか?

 ご投稿ありがとうございます。
 1回の血性乳汁なので、乳癌が原因となる事はありません。乳腺症による乳管乳頭腫症などで出たのでしょう。現状は検査は不要です。
 半年に1回検査されてるので、次回受診された時に主治医の先生にその事を伝えるのみで良いでしょう。

ありがとうございます。定期検査の際に主治医に伝えようと思います。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

大豆ペプチド

軽い乳腺症をもっています。不安神経症のため年一回のマンモグラフィー
4ヶ月ごとにエコーしてもらってます。健康のため黒酢のサプリ飲んでますが成分を見ましたら大豆ペプチドとありました。イソフラボンは過剰摂取は良くないとききますが、大豆ペプチドはどうなんでしょうか?

 ご投稿ありがとうございます。
 ペプチドは、たんぱく質を分解する過程で生成される。つまり、アミノ酸が数個つながった状態のものです。特に問題はないと思います。

早速のお返事ありがとうございます

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

切除生検後の手術について

細胞診、針生検にて、確定診断が出来ず、8月21日切除生検を受けました。診断は、非浸潤乳管癌コメド型、微小浸潤ありです。

手術が10月19日と、かなり先の日程となり心配しています。
コメド型ということで、悪性度が強く進行も早いと思うのですが、切除生検から手術までの日程に問題はないのでしょうか。

 ご投稿ありがとうございます。
 非浸潤乳管癌コメド型だから進行が早いとか悪性度が高いというのは間違いです。非浸潤癌がいつか浸潤癌になり、命に関わる乳癌となると言う考え方が良いでしょう。非浸潤癌なので当面は進行しません。10月など早い方です。今年中の手術でも問題ありません。正直、ご都合の良い時に手術されれば良いような癌です。

早々にお返事をいただきまして、ありがとうございます。

微小浸潤ということで、心配しておりましたので安心いたしました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 微小浸潤と言っている部位は、針生検を施行した部位だと考えられます。切除生検をしていると言う事はもうほとんど乳房内には癌はないと考えても良いでしょう。追加切除を行うだけなので気にする必要性はありません。

授乳と乳がんリスクについて

毎年貴院でお世話になっております。
この度出産いたしまして、現在授乳中です。
産後から母乳の出が悪くミルク主体ですが、
細々と授乳を続けて5か月たちました。

乳がんのリスク軽減には授乳を長く続けるよう聞いたので、
なるべく続けたいとは思っているのですが、
母乳量は減る一方で、今では滲み出るくらいしか出ていないと思います。

このような状態でも続けておくことで乳がんリスクの軽減には効果は期待できますか?

子供も出ないのがわかってきたようで、授乳を嫌がるようになってきたため断乳を考えているのですが、このことが気になったので質問させていただきました。

また、石灰化と母乳の出かたに関係はあるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 これ以上の授乳は無理かもしれません。自然の離乳は仕方ありません。乳癌リスク軽減には拘らない方が良いでしょう。
 石灰化と母乳の出かたに関係ありません。

石灰化カテゴリー3

先日繊維腺腫で年1回経過観察している病院でマンモと
エコーの検査をうけてきました。

三年前から右胸(繊維腺腫も右のみ)に集まっている石灰化が
あり昨年までは変化なかったのですが今年は数が増えていました。

病院のマンモの機械がデジタルの最新式のものに変わったので
解析度がましたのであったものが写っているか本当に増えたか
はわからないといわれました。

半年後に経過観察するか心配ならマンモトームするか
決めて欲しいと言われました。
先生の所にいけば診ていただけますか?経過観察とかの診断もあるの
ですか?カテゴリー3です。繊維腺腫の大きさは変化なしです。

経過観察でよいのでしょうか?
無駄な検査はしたくないのですが、不安です。よろしくお願いします

 ご投稿ありがとうございます。
 基本的には、石灰化も本当に精密検査が必要とするならマンモトーム生検などを施行、精密検査の必要がないものは良性として経過観察はしません。良性としたものはそこには乳癌はないと判断したものなので、それを経過観察する価値はない事になり、正常な方と同様に乳癌検診をお受け頂ければ良い事になります。例えば、経過観察をしていて石灰化が増えたと言う事は、最初から乳癌が存在して、死滅した細胞が石灰化をしているので、乳癌が進行しただけという話になります。
 当院でも、先週来院された方で、他院でおそらく良性だろうと言われ、経過観察されていた方は通常非浸潤癌で発見できるものが、当院に来院された時には浸潤癌になってました。しかも、悪性度の高い癌で、これこそ小さく非浸潤癌で発見したいと思われる方でした。

返信ありがとうございます。

マンモの機械の解析度は
関係ないのでしょうか?
カトゴリー3は良性悪性
のグレーゾーンで10人中
9人は良性で経過観察しても
よいと説明されたのですが

何度もすみません。
よろしくお願いします

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 マンモグラフィの解析度は多少関係はあるかもしれませんが、それほど影響はないと考えます。
 カテゴリー3は10人中9人は良性かは解りませんが、半数以上は良性です。つまり、それは画像を見れば分かる事です。良性と判断できるのに、何故経過観察をするのでしょうか?それは、もし癌を良性と間違えた時の言い訳です。それだけの為に経過観察をして検査を受けることは不利益だと思います。それは意味もなく検査を受けるだけではなく、何年もその方が乳癌疑いと言う病名を付けられ保険診療を受けることになります。つまり、病人扱いとなる不名誉なレッテルをはられます。それは、例えばがん保険などの切り替えなどはできません。当然、新規ではは入れません。また、結婚、就職などでも差別を受けることにもなります。
 尚、ご自身が検査を受けるのが嫌な場合は経過観察と言う選択肢はあります。但し、乳癌だった場合には自己責任と言う覚悟が必要です。
 また、石灰化でマンモトーム生検などの検査を指示した方の30%以上は乳癌です。それだけ自信を持って精密検査は指示してます。
 最近は高精度のエコーなので、エコーで描出される場合はほぼ乳癌と言う先生も居ます。

迅速な返答ありがとうございます。

近いうちに先生に診ていただこうと
思います。
よろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

遺伝性乳がん

先日検査を受けさせて頂きました。貴院では去年から2回目です。

その際、問診票に記入致しましたが、家族の乳がん歴は無しにいたしました。
ですがそのあと81歳の母方の祖母の乳がんが発覚しました。
母は胸に細胞の塊?があるとかで病理検査をし、異常無しと言われてからは毎年検査していますが乳がんではありません。

この場合乳がんが私にも遺伝する可能性は高いでしょうか?
また、問診票には乳がんの親族無しで検査を受けてしまいましたが、こちらも問題なかったでしょうか?

お忙しいところ恐縮ですがよろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 今回の検診には特に問題はありません。また、高齢での乳癌なので遺伝性要因より自然発生で遺伝的な可能性は低いと考えます。ただ、同じような生活環境にいると遺伝的な問題がなくても家族内発生の可能性が上がると言われてます。

左胸の石灰化について

はじめまして。1歳の息子がいる者です。現在アメリカに滞在しております。

出産後1年がたった段階で婦人科検診を受けたのですが、その時に胸の触診でしこりがあることを指摘されました。マンモグラフィーとエコーの結果、左胸に石灰化と右胸に嚢胞(こちらは5年近く前からあったものです。)カテゴリー4 サスピシャスと診断書に書かれてありました。
石灰化が見つかったのは今回が初めてです。カルシウムの石灰化はよくあることだけど、癌細胞が隠れている場合もあるからということで、お医者様から針によるバイオプシーを勧められました。
しかし、断乳を初めてまだ2週間ほどだったためまだ母乳があり、針のバイオプシーは結局行うことができず、切開のバイオプシーをするよう勧められました。針だと母乳がじゃまになって正しい位置に刺すことができなかったり、検査後の傷口に母乳が入り込むなどの問題があり、切開の方がそのようなリスクが少なくもし悪性のものがあった場合は治療にもつながると説明を受けました。

断乳をはじめて1ヶ月ほど経ちましたが今でも母乳は出ており、針のバイオプシーをするとしたら半年以上先になってしまいます。
切開のバイオプシーを受けてしまえば良性か悪性もはっきりわかるので、不安でいるよりは検査を受けてすっきりした方が良いかと思うのですが、授乳中や断乳をはじめて間もないうちの検査は誤診もよくあり、バイオプシーはアメリカではよく行われているが大抵の場合は問題なく、初期乳がんの患者やその疑いがある患者が受ける検査や治療は行き過ぎたものの場合が多いとも聞き、切開するべきかどうか悩んでいます。

今の段階で切開による検査を受けるべきでしょうか?

お忙しいところ大変申し訳ないのですが、ご意見をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 主治医の先生は非常に解りやすい説明をされていると思います。僕もカテゴリー5以外は少し経過を見るべきかと思います。悪性の可能性はこの所見でこの時期は稀だと考えます。この時期に外科生検をするべき段階とは思えません。
 時と場合を考え検査はすべきもので、何でもかんでも検査で白黒を付けると言う考えは今の考えではありません。所見があれば、早期発見のチャンスという考えは大きな間違いと学会では言われてます。例えば、1万人の内千人を精密検査として100人の癌を見つけた医師より、1万人の内300人を精密検査として100人の癌を見つけた医師の方が素晴らしく、無駄な精密検査で被害を受ける人が少なくなるのです。その所見を見極め、必要があれば検査と言うのが多くの専門家の意見です。医療は個々人の考えを押し通すのではなく、多くのまとまった意見を尊重すべきだと思います。それがエビデンスに基く医療かと思います。

ご丁寧なご返信をいただきまして、どうもありがとうございます。

カテゴリー4という診断結果ですが、グレーゾーンの3でなく4ということで悪性の可能性の方へ傾いた診断結果なのかなとおもうのですが、マンモグラフィーとエコー検査だけでもカテゴリー4の診断が出ることはよくあることなのでしょうか?

左右両方の胸に石灰化の集まりがあるそうなのですが、左側の方が集まっている石灰化の粒の量が多めなようで、お医者様は左側のバイオプシーをおすすめされたようです。

左側の胸は、授乳中に白斑が多くできて催乳痛も右よりひどく、長く痛みが続いていました。現在でもとれなくなってしまった白斑がひとつ残っています。このようなことは、石灰化とは関係があるでしょうか?

何度も質問しましてすみません。見当違いな内容かもしれませんが、よろしくお願いいたします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 通常時なら、間違いなく検査をすることになりますが、授乳中はどうしてもミルクの塊が石灰化と間違えます。しかも、この時期に乳癌は稀です。つまり、ミルクの影響なら日々石灰化が変化します。ならば、経過を見た方が得策となります。特に、この時期はエコーで明らかな乳がんを疑う所見がなければ乳がんはほぼありません。『左側の胸は、授乳中に白斑が多くできて催乳痛も右よりひどく、長く痛みが続いていました』と言うのが余計に授乳の影響を考えさせます。ミルクの流れが悪いのでしょう。だから、石灰化のように描出されるのでしょう。
 こういう内容は深くお考えにならない方が賢明かと思います。

富永様

迅速で丁寧なご返答、大変感謝いたします。
わかりやすく説明していただけて、とても参考になりました。
まずは経過を見守る芳香で考えたいと思います。あまり考えすぎず、健康的な生活をすることが今は何よりですね。

お忙しいところ、どうもありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。