母乳育児と乳ガンの関係について
ご投稿ありがとうございます。
授乳は母親の乳がんリスクを低下させるとの仮説は昔からありました。しかし、初期の研究の間では乳がんリスクと授乳経験や期間とのあいだの一貫した関係は得られていませんでした。2002年の47件の疫学研究にもとづく国際的なプール分析(合計で50,302件の症例と96,973件の対照群が含まれる)によって、授乳期間12カ月ごとに乳がんリスクの4.3%の有意な低下が見られるという結果が得られました。また、2007年の世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究協会(AICR)の報告書で行われたメタ分析(4件のコホート研究と37件の症例対照研究にもとづく)では、授乳期間5カ月ごとに2%の乳がんリスク低下が示され、乳がんに対して授乳が予防効果を持つことは「ほぼ確実」と結論づけました。こういうのは全て統計学的なデーターで出されるものです。その原因は不明です。
ご回答ありがとうございます。
ほぼ確実に乳がんリスクが低下するのであれば、まずは5ヶ月頑張ってみようと思いました。徐々に痛みが緩和するといいのですが。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
こんにちは。
2014年2月に先生に健診していただき、左乳房に線維腺腫が見つかりました。その時に妊娠を希望していることを話したら、しっかりと母乳育児をするとこが乳ガン予防になるというようなことを聞きました。
質問なのですが、母乳育児しっかりとすることがなぜ乳ガン予防になるのか教えて下さい。母乳育児中は乳腺が普通の状態じゃないから、その期間中だけは乳ガンになりにくいからですか?それともその後もなりにくい体質になるのですか?祖母が乳ガンにかかったことがあるので、神経質になっていてすみません。
今、1ヶ月の赤ちゃんを母乳とミルクの混合で育てているのですが、赤ちゃんが母乳を飲むのをとても嫌がります。私の胸は非常に小さく常に乳房に熱をもった痛みあり赤ちゃんも嫌がるので辛いです。このまま混合で母乳を続けていくかいっそのことミルクにするか悩んでいます。