遺伝性乳がんについて
ご投稿ありがとうございます。
まず最初に腹膜癌は専門外で詳細は解りませんので、常識的な事しかお答えできません。
原発性腹膜癌は10~15%が遺伝性で、遺伝子検査(BRCA1/BRCA2)の検査は米国SGOのガイドラインもすべての腹膜癌患者は家族歴に関係なく患者さんのBRCA 遺伝学的検査を推奨しています。
遺伝の可能性もあるなら、半年間隔の検査が必要かも解りません。またどのような検査をするかも、解りません。婦人科でご相談下さい。
遺伝子がある方は、乳癌に関しては年1回のマンモグラフィーとエコー検査が必須です。それ以上は利益より不利益が増すので、遺伝性の方は特に検査は辞めた方が良いです。一番の予防は乳腺・卵巣の予防切除になります(保険適応)。
これ以上は婦人科及び遺伝カウンセリングでお聞き下さい。
はじめまして。婦人科領域ともかぶりますが。
私の母が73歳で腹膜癌と診断されました。
ガイドラインを読み、卵巣癌と腹膜癌は同じ扱いとなる部分が多く、腹膜癌が乳がん遺伝子とも関わる場合もあると思い不安です。
乳腺クリニックで、上記を話すと、卵巣癌なら遺伝の関係もあるけど、腹膜癌は関係ありませんと言われました。親が腹膜癌である場合は、遺伝子検査の適応(自費)であり、乳がんにも意識を高める必要と思っていたのですが、私の判断違いなのでしょうか。
もし、遺伝の可能性もあるなら、半年間隔の検査が必要でしょうか?高齢出産で、高身長、生理はまだあります。