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不安です。

ただ今2歳半の子供がいます。まだ卒乳してません。このまま本人が欲しがるまま3歳くらいまで授乳しようかなと思ってます。

最後の検診は妊娠する直前に、3年半前に貴院で先生に診ていただいたのが最後です。

授乳中は乳ガンになりにくいとは聞くのですが、生理は1年半ぐらい前から再開してます。生理が再開してても、授乳中はなりにくいものなのでしょうか。卒乳後半年したら検診にいこうと思ってるのですが、今日の小林麻央さんの報道を見て期間が開きすぎることに不安を感じています。

 ご投稿ありがとうございます。
 麻央さんは検診を受けて利益を得るころがないタイプの非常に少ないタイプの乳癌です。この癌が早期で発見しても結局現在と同じようになるパターンが多いです。これに惑わされる必要性は一切ありません。この癌は大きくなり転移をしたのではありません。小さくても転移をしているものと考えて下さい。
 これに惑わされて検診を受ける人は最も自分の体を大切にしてない方です。

妊娠中や産後の検診のについて

いつもこちらで検診でお世話になっているものです。
本日、小林麻央さんが乳がんであるとの会見を見て、驚き、心配になったのでお伺いさせていただきます。
会見の内容から、小林さんは、産後1年7か月で乳がんが見つかったことになりますが、その時期ですと、まだお子さんに授乳中か、卒乳はしていても、まだ押せば母乳が出る時期だと思います。
私も出産しましたが、こちらでは、産後は卒乳後すぐではなく、完全に母乳が出なくなってから次の検診とご指導いただいたので、出産から2年後に検診を受けました。しかし場合によってはそれでは遅い場合もあるということでしょうか?
小林さんは、発見から1年八ヶ月経つそうですが、その間手術もしていないということは、発見時に手がつけられないほど進行していたということでしょうか。
だとすると、原則は母乳が完全に出なくなってからの検診で良いが、その間も何らかの異変を感じた際は期間に関係なく検診をしたほうがいいのでしょうか?
不安になったのでご質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 麻央さんは検診を受けて利益を得るころがないタイプの非常に少ないタイプの乳癌です。この癌が早期で発見しても結局現在と同じようになるパターンが多いです。これに惑わされる必要性は一切ありません。この癌は大きくなり転移をしたのではありません。小さくても転移をしているものと考えて下さい。

石灰化について

20歳の時から繊維腺腫、嚢胞があり、一年に一度エコーをしてきました。
30歳を機に、マンモグラフィを追加した所、右胸には数個、左胸には全体的に石灰化があります。毎年、前回の石灰化と比べた方がいいのかを思い、同じ病院に行っていますが、診察は外科の先生、結果を聞きにいくと石灰化がある為、乳腺外科に回されまた結果を聞く。という形になります。その乳腺外科の先生は、ずっと前から石灰化を言われて心配ならマンモトーム生検をやってもいいし、後やるならその検査しかない、やらないのであれば1年後。と言う結果になります。
石灰化を前回と比べるのに必要なのであれば、同じ病院に行くのですが、比べる必要がないのであれば、今年は貴院で、結果も早いし、信頼できる先生に診察を受けたいと思います。石灰化は前回と比べた方がいいでしょうか?それとも気にせずに、貴院で検診を受けてもいいですか?

 ご投稿ありがとうございます。
 本来検診は、石灰化の問題を別にしても、同じ施設で継続する方が利点が高いと思います。今までせっかく継続しているならこのまま継続された方が良いかと思います。尚、長年石灰化が変化しなならば、現状の石灰化は良性で確定とお考え頂いて問題ありません。

お忙しいところ、お答えいただきありがとうございます。
20歳の時にしこりを見つけ、今思えば16年も通っている事になるんですよね。毎年この病院でいいのかと迷っていたので、先生のお返事で継続する事も大事だと思うことができました。ありがとうございます。
石灰化もずっと経過をみているので、今の先生は心配ならやってもいいと言うのですが、変化があった時にマンモトーム生検をすればいいんですよね。先生の言葉で安心することができました。本当にありがとうございます。検診は今まで通りの病院で受けようと思います。もし今後、変化があって、マンモトーム生検の必要がある時は、紹介状をもらい、貴院でお願いしたいと思っています。
富永先生、この度はお答えいただきありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

マンモグラフィー

マンモグラフィー検査は痛いと聞きましたが局所麻酔か何か希望すればマンモグラフィー検査の時にしてもらえるのでしょうか?

 ご投稿ありがとうございます。
 麻酔等の対策はしません。

卒乳後のしこり

質問させていただきます。
昨年7月に出産し、今年1月に卒乳しました。授乳中から左胸の下側にしこりが現れ、助産師さんに相談したところ『母乳がたまっているだけだと思う。卒乳すれば自然となくなる。』と言われました。
まだしこりがとれないので3月に乳がん検診でエコーを行ったところ、6か月後再検に。すごく気になるので早急に受診したいのですが必要でしょうか?絞るとすこし母乳のようなものが出ます。宜しくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 ご投稿の内容から放置しておけばいいでしょう。

授乳中のしこり

2015年7月に貴院にて検診を受け、異常なしでした。
その1ヶ月後に第2子の妊娠がわかり、今月出産しました。

現在、母乳とミルク混合で授乳中なのですが、
右胸内側の乳輪にパチンコ玉大のしこりを見つけました。いつからあったのかはわかりません。
皮下にあり、乳首(元々陥没乳頭気味です)を上下に挟むと、乳首横にぼこっとしこりがわかります。左右に挟むとわからなくなります。

まだ直母が出来ず、搾乳して授乳しています。1人目の時からですが、左に比べて母乳の出が悪いです。マッサージもしていますが消えません。

これはミルクの溜まりでしょうか。
産科、または乳腺外科の受診の必要がありますか。

お忙しい中恐縮ですが、回答お願いします。

 ご投稿ありがとうございます。
 ミルクが溜まってるのでしょう。乳房マッサージを入念にしましょう。

早速のお返事ありがとうございます。

重ねての質問で申し訳ないのですが、二点教えてください。
1、急激に大きくなるがんもあると聞きますが、妊娠前の検診で異常がないことから、乳がんは否定出来ていると考えていいでしょうか。

2、入念にマッサージをして万が一消えない場合は、しこりが残っていても大丈夫でしょうか。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
1.はい
2.問題はありません。ただ乳腺炎の原因になる可能性があります。その点は産科の先生とご相談下さい。

ありがとうございます。
安心して授乳しようと思います。

断乳後半年経ちましたら、また検診でお世話になります。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

ホルモン感受性乳がんの治療薬について

富永先生、いつもお世話になっております。
一般的な質問です。
ホルモン感受性の乳がんでは、エストロゲンとプロゲステロンの値が測定されますが、いろいろ調べてみたところ、術後治療に使う薬にはエストロゲンに直接働きかける薬ばかりで、プロゲステロンに直接働きかける薬は無いように思えました(調べ方が悪くて見つからないのでしょうか?)。それならばどうしてホルモン感受性乳がんではプロゲステロンの値も測定されるのでしょうか?。
よろしくお願いします。

 ご投稿ありがとうございます。
 ホルモン陽性の乳癌は、エストロゲンのために増えるタイプの乳がんに対して、エストロゲンの作用をブロックすることで、効果を発揮します。ある乳がんが女性ホルモン(エストロゲン)と関係があるか関係がないかは、乳がんの組織を調べれば、見分けることができます。免疫染色という特殊な方法を使って、ER(エストロゲン受容体)とPR(プロゲステロン受容体)が乳がん組織にあるかどうかを調べます。この検査でどちらか一方でも認める場合には、エストロゲンに対する感受性のある乳がんとして診断できます。そこが意味ある事です。

富永先生、早速のご回答ありがとうございます。

そうすると、プロゲステロン感受性陽性ということは間接的にエストロゲン陽性も陽性である、ということになるのでしょうか。

なぜこのような質問をしたのかと言いますと、私の乳がんが「ER
90%,PgR100%」という数値です。プロゲステロンに直接働きかける薬があるならば、もっと良いのでは?と考えたからです。

たとえば、プロゲステロンのみ陽性でエストロゲンが陰性の場合もエストロゲンに対する薬が使われるのでしょうか。それとも、双方が関連しているものなら、エストロゲン陰性・プロゲステロン陽性はありえないのでしょうか。

よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
  ホルモンそのものとー受容体を混同されているかもしれません。値とはホルモンの血中濃度と思われますが、それは閉経の有無を判断するときに測定します。一方、ホルモン受容体(エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体)は腫瘍での発現を免疫染色という特異性の高い抗体を用いた検査方法で調べています。エストロゲンレセプターとプロゲステロンレセプターを測定します。プロゲステロンレセプターはエストロゲンから作られ、エストロゲンレセプターがよく機能していることを表しています。したがって、エストロゲンレセプターのみならずプロゲステロンレセプターがよく発現しているほうが内分泌療法(ホルモン治療)がよく効きます。エストロゲン陰性・プロゲステロン陽性はありません。
 貴女が質問されている内容はホルモン療法の基本事項です。もし乳癌患者で治療をされている方ならば、主治医からこれは教えてもらってないといけない内容です。貴女が理解できるまで、聞きましょう。そうしないと治療の基本を知らないで治療していることになります。

富永先生、お世話になっております。
お礼のお返事が遅れてしまい、申し訳ございません。

数値については私自身が「ホルモンレセプター」と「血中濃度」を混同しておりました。先に私が提示した数字は「レセプター」についてです。
現在術前化学療法中で、術後に始まるホルモン療法についてはおおまかな話だけでまだ詳細を聞いておらず、今後なされる医師からの(ホルモン療法についての)説明を理解しようと自分で下調べをしていたところ疑問につきあたりました。
富永先生のご回答でこの疑問は解決いたしました。
お礼申し上げます。

ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。