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胸の左右差としこり?

こんにちは。昨年の12月頃にそちらでお世話になりました。
結果異常はなかったのですが、左胸のクリクリとしたしこりのようなものが気になるようになってきました。
もともと左胸のほうがかなり大きく、大きいほうが癌になりやすいとどこかで聞いたし、長年ピルも飲んでいるので心配です。
半年ほどしか経っていませんが受信の必要はないでしょうか?

 ご投稿ありがとうございます。
 ピルを内服されているので、乳腺が張ってそう感じます。特に受診の必要性はございません。尚、乳房がおおきい方が癌に成り易いと言うのは嘘です。左右確率は同じです。

お返事ありがとうございます。
なるほど、たしかに常に張っている感覚があります。
特に左胸が張っているし石鹸で体を洗うと少しボコボコとした感触が昔からあるのでしこりなのか区別がわからずいつも不安な気持ちでいました。
左右差は関係ないのですね。では次回はまた半年後の12月に伺うことにいたします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

エコー検査 母乳の残り

はじめまして。
1年ほど前、授乳期からあるしこりが気になり、断乳から八ヶ月たった先日、乳腺専門医のもとへ検査しに行きました。

しこりの場所は左胸の下で、柔らかく、むにょむにょしており、三センチほどです。しこりに痛みはありません。

マンモ、エコー、視触診をしてもらった結果

1,柔らかく、扁平であり、悪いものではない
2,母乳の残りである可能性が高い
3,「乳腺嚢胞ですか?」との質問に対し、「かもしれないけれど、嚢胞だったらもっとつるっとしている。エコーでみたら、母乳の塊(チーズ状)のようなものもあるかもしれない」
4,今細胞診する程のものではない。異常なしと思っていてよい。外来で追っていく必要はないので、健診センター等での一年の一度の健診でよい。

とのことでした。
丁寧に見ていただいた感じもしますし、母乳の出がよく、授乳期に乳腺炎になったり詰まったりはしていたので、母乳の残りかもというのはわかるのですが、気になる点は、3、4です。

エコーでつるっとしていないものを、先生は母乳の残りとおっしゃいましたが、細胞診もなくエコーだけで、しこりの中身が悪いものではないとわかるのでしょうか。またしこりがあるのに、健診センターでの健診でもよいと言い切れるほどのものなのでしょうか。

長文で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 医師の説明通りで問題はありません。エコーで一目で解かる物です。また、これは病気ではありません。検診で十分です。

心強いお言葉ありがとうございます。
先生のお言葉で安心できました。お忙しい中、お答えいただきありがとうございました。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。

胸の痛みと乳がん検診について

先生、はじめまして。
出産経験のない主婦です。
母が乳がんを患っていたことがあり、毎年乳がん検診(マンモ、エコー)を受けています。

先月くらいから左胸が時々痛みます。
昨年夏に乳がん検診を受けているので、今年もそろそろ受けようと思い、乳腺外科に予約をしたところ、とても混んでいて、予約がとれたのが10月です。
胸の痛みがあるのですぐにでも受けたかったのですが・・・。

胸の痛み=乳がんということもあるのでしょうか?
また1年前に検診を受けていて問題がなくても、今回手遅れとなるような乳がんが発見されることもあるのでしょうか?

最近芸能人の乳がんの話も多く、怖くなってしまっています。

 ご投稿ありがとうございます。
 乳房の痛みと乳がんとは無関係です。検診は乳房の痛みのない時の方がマンモグラフィの痛みは少なく、乳房が痛い時に受けるのは得策ではありまでん。
 1年前に検診を受けていて問題がなくても、今回手遅れとなるような乳がんが発見されることも稀にありますが、これは最初から転移を生じるような特殊な乳がんでこのタイプは早期発見はできません。基本的にはこのタイプは治癒できない癌なので、このようなものは気にする必要はありません。

先生、ありがとうございます。
胸の痛みが気になっていましたが、乳がんとは無関係そうだと聞きほっとしました。
10月の検診まで待つことにします。

ところで、自治体等の乳がん検診では2年に1回でいいという話も聞きます。
先生はやはり1年に1回を推奨されますか?
2年に1回だと手遅れになる場合もあるのでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 乳がん検診を1年未満で毎年施行する場合、乳がんの成長はダブリングタイムが約100日と成長が非常に遅く、殆どの乳がんは発見できない為、利益はなく検査の不利益が増します。 また、2年に1回だと腋窩リンパ節転移が見られることがあり、進行癌で発見となり、検診の意義となる利益がなく、不利益のみとなります。つまり、年1回の継続にて利益が不利益を上回る最も適切な期間となります。その根拠となる論文の抜粋はコラムに記載されてます。

先生、ご意見ありがとうございました。
やはり1年に1回が適切なようですね。

これからも1年に1回の検診は欠かさないようにします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

エコーの形が不整形

初めまして、数年前から左右共陥没乳頭なんですが 気にしていなかったのですが急に気になり、吸引器で引っ張りだしていたら右は扁平ながらも少し出ましたが左はなかなか出ないので指先でいじっていたらシコリがありました。その日は陥没乳頭が気になり総合病院の外科の乳ガン検診もしてくれる医者に丁寧な触診をして貰い大丈夫!との事でした。手の腹で分かるシコリではありません。去年の9月に町ぐるみでマーモもしていたけどマーモもして帰りました。マーモの結果は2週間後でエコーの予約も入っていたけど別のおっぱいばかり診ているその日のうちにマーモもエコーの結果も分かる大阪の乳腺外科に行ったらシコリでは無く乳腺!心配ないという話で安心しました。そして2週間後の総合病院の外科のエコーも安心して受けたらエコーの形がガン!と言われ数日後に針生検をしました。外科の60才位の担当医が40代?の若い医者に付いて指示のもとの針生検で慣れてないから心配だなぁと思いましたが うまい事とれましたよ!と言ってました。エコーに映っているのは1.5センチくらいらしく3カ所採取しました。結果は17日後、長い不安です。免疫染色という2次検査までして悪性を認める所見はありませんでした。との事でしたがたまたま良性のところに当たっていたかもしれないので再度針生検はするという話になりましたが摘出生検をお願いしましたが細胞が散らばるから出来ない!マンモトームの設備がない病院なのでマーモ、エコー、ct'(転移はないけどシコリの様なものは映っている)全ての結果と紹介状をもって大阪の大きい病院に行き遠方なので直ぐマンモトームをして貰いました。結果は2週間後ですがエコーが悪性を否定できないけど結果を見てみないと、との事でした。心配で寝込んでいます。宜しくお願いします

 ご投稿ありがとうございます。
 結果を見て見ないと何とも言えません。結果をお持ちください。

夜分に早速のお返事ありがとうございました。結果を見てみないとわからないんですね 何か安心出来る様なお話がないかと期待してしまいました。問題はエコーの形です。不整形で回りが不明瞭だと絶望的なんですか

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 画像に関しては検査した医師しか分かりません。
 

度々すいません。1.5センチのシコリに3カ所針生検して良性だったのですが たまたま良性のところに当たっていたかもしれないということはありますか?宜しくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。 
 そういうことを言い出したらキリがないので辞めましょう。

バネ式針生検・マンモトーム後のしこりの変化

はじめまして。
6月はじめにバネ式針生検をうけました。今まではラグビーボールの形でしたが、表面上に二ミリぐらいの溝が縦長にはいるようになりました。視力検査するときの黒いわっかのようなみぞができてもおかしくないですか? 中は空洞ではありません。結果はせんい線種でした
もう片方は今までは五ミリぐらいの球形でしたが、マンモトームをしたら大きさは2倍ぐらいになり、落花生のようなしこりになりました。
このしこりは乳腺症でした。
生検後しこりのかたちがかわることはありますか。
結果が良性であれば問題ないですか?

 ご投稿ありがとうございます。
 これは生検の副作用です。このようななる方は稀にいらっしゃいます。特に、マンモトームは無暗に画像で良性と解る物に検査をしてはいけません。念の為の検査など、絶対しないことが基本です。

一回目質問が、フルネーム入れてしまいましたが、削除出来たらお願いします。

丁寧に返答していただきありがとうございます。

何もわからずマンモトーム生検を受けましたが、デメリットなどあるのでしょうか?先生のコメントで良性だと思われる場合はすべきではないと書かれていましたので、心配になりまして。

しこりは1度大きくなってしまうとそのまま残ってしまいますか?

落花生の殻の形のしこりが、結果は乳腺症でしたが、生検前より大きくなり、もしかしたら葉状腫瘍なのかと心配になりました。マンモトームで乳腺症と診断されていれば大丈夫でしょうか?
生検前は5~6ミリの単房性で増大傾向はありませんでした。球形でした

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 病気的には問題ありませんが、小さくなるよりまだまだ大きくなる可能性もあります。

検診を怠ると・・・

先日、声優の女性が乳がんで亡くなったと報じられました。
その方は毎年検診をしていたそうですが、たまたま忙しかったとのことで2年後の検診となってしまい、そこで乳がんが見つかったそうです。
それがかれこれ2年前のお話だそうです。毎年の検診が1年遅れただけで
こんなに早く死に至るような乳がんが発生するのでしょうか?
とても怖く感じました。

 ご投稿ありがとうございます。
 論文では、2年間隔ではこのように進行癌が見つかることがあるので、早期発見には年1回の検診を推奨してます。特に悪性度の高い乳がんは死に至ることはあります。

3年前に血性分泌のため近所の乳腺外来にて診察したところ、乳管内乳頭腫との診断でした。(分泌物の細胞診、マンモ、エコーにて)その後、年に1度の検診でマンモとエコーを行っていますが、サイズ変化もなく経過観察中です。医師は年に1度の検診で問題ないといいますが不安です。年をとるにつれてゆっくり消えていくと思うと言っていますが、いずれ消失するのでしょうか?

 ご投稿ありがとうございます。
 まさかその乳管内乳頭腫が癌化すると思ってないですよね?乳管内乳頭腫があると近傍ないし、他の乳腺部位に乳癌発生の確率が上がるので経過観察をしているのです。つまり、1年より短期間で検査しても発見できません。年齢と共に消えるという事はあまり聞きませんが、消える方も確かに居られます。しかし、消えたから乳がんリスクが下がることは決してありません。一度上がったリスクは生涯下がることはありません。

先生、ご返答ありがとうございました。
年一回の検診を受けていきます。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

こんな記事を見つけました‥

毎年検診でお世話になっています
いつもありがとうございます

北斗さんの乳癌について、毎年の検診で乳癌になった‥検診は無意味という記事です
これを読んで一年に一回検診を受けてる私はとても怖くなってしまいました
先生も年に一回以上はリスクが高いといつも仰られていましがこの記事について先生のご意見をお聞かせ頂きたいです

マンモグラフィの放射線は、「胸部レントゲンなどと比べると取るに足りず、1ラドの千分の一に過ぎない」と言われているが、両乳房で合計四枚の写真を取る時の放射線の被爆は、胸全体にあてる胸部レントゲンより1000倍も高い。(注:ラドとは吸収した放射線の総量を表す単位ですが、今はグレイが使われているようです。)
 したがって、閉経前の女性が十年間、毎年マンモグラフィ検査を受けたとすると、合計で各乳房に10ラドの放射線が蓄積することになる。
 閉経前の女性の乳房が放射線感受性が非常に強いことは、30年も前から強調されてきたことで、1ラドの放射線被爆は、乳がんリスクを1パーセント高める。したがって10年間これをやると、発ガンリスクは10パーセント高まるのだ。これは40歳から50歳の女性についてあてはまる。
つまり、乳癌検診で本当の乳癌になってしまう可能性があるということです。
2つ目はマンモグラフィで見つかる腫瘍が必ずしも乳癌とは限らないということです。
これは「偽陽性」と言われています。
この偽陽性に関しては6万人のスウェーデン女性を対象にした研究で明らかになっています。
その研究は「マンモグラフィの検診で見つかった腫瘍の70%が乳癌ではなかった」と結論付けています。
偽陽性の恐い所は下手な病院に行くと「乳癌ではないのに乳癌と判定されてしまう危険」があるということ。
3つ目はマンモグラフィで乳癌を見付けることはそもそも非常に難しいということです。
アメリカ政府が40代女性のマンモグラフィ検診は推奨しないと言っています
北斗晶さん去年の乳癌検診での誤診の可能性も捨てきれない(つまり、去年の検診での乳癌の見逃し)。だって、数か月で突然2センチの腫瘍(北斗さんは2センチの腫瘍)になる可能性は限りなくゼロに近いのだから。
もちろん、乳癌検診を受けるなと言っているわけではなく、触診や超音波検査を行なう事は必要です
 乳がん発見のためのマンモグラフィーによる定期検診の有用性に今疑問符が付いている。この5月には、有力医学誌で、スイス医療委員会が「マンモグラフィー健診は乳がんによる全死亡率を低下させない」と結論付けて、廃止勧告している。

先生はどの様に思われますか?よろしくお願い致します

 ご投稿ありがとうございます。
 これは全く素人のジャーナリストが書いた文章だと思います。この方は正しいことを上手く利用し自論を展開てます。
1つ目は、放射線被曝の影響には、確定的影響と確率的影響があります。確定的影響は、被曝を受けた細胞が損傷され、その損傷の度合いが自己修復機能を超えたときに、放射線障害(皮膚、粘膜、骨髄などに)として症状が現れるもので、自己修復機能で対応できる範囲の被曝であれば症状が現れず、ある程度の閾値が存在します。それに対して、確率的影響は、被曝により遺伝子が突然変異した結果、癌や白血病を発生させるもので、明確な閾値はなく線量に比例して確率が上昇すると考えられています。これにより、マンモグラフィの放射線被曝は他の検査に比して非常に微量となり、問題となりません。
 マンモグラフィによる生涯の致命的発癌リスクは0.0009%と算出されます。また、被曝によるリスクは年齢とは無関係ですので、若いからリ
スクが上がるものではありません。マンモグラフィ検診の利益と被曝リスクを分析した日本の研究は17回日本乳癌検診学会で発表され、どの年齢でも利益が被曝のリスクを上回っているとされています。
 海外でも被曝による発癌リスクの上昇は確認されていません。また、現時点での体の一部に低線量の放射線被曝を受けるマンモグラフィの致命的発癌リスクは、ないか、あっても極めて小さいとされています。
 デジタル・マンモフラフィ検診による放射線誘因乳がんの罹患と死亡に関するシミュレーション。
 放射線誘因乳がん罹患率と死亡率はRadiation Exposure Simulation Modelを使用。
●100,000人の女性が40歳から74歳まで毎年マンモグラフィ検診を受けた場合、乳がん罹患は125人 (95% CI 88-178)、乳がん死は16人 (95% CI 11-23)、検診による早期発見で回避できた乳がん死は968人。
●100,000人の女性が50歳から74歳まで隔年マンモグラフィ検診を受けた場合、乳がん罹患は27人 (95% CI 19-38)、乳がん死は4人 (95% CI 3-6)、検診による早期発見で回避できた乳がん死は627人。
 この数字から10%のリスクは大嘘です。
2つ目は大まかには正しいです。
3つ目は、半分は正しいが、マンモグラフィより信憑性にあるデーターのある検査方法は他にありません。エコーは残念ながら検診に有用性を認めるデーターがありません。つまり、現段階ではマンモグラフィだけが有用性を認めてます。触診は2013年より信憑性がないと結論付いてます。
 個人的な考えは、マンモグラフィとエコー併用検診がもっとも優れた検診だと思います。

早々にお返事頂きありがとうございます

ネットで色々検索出来るこの時代、良いのか悪いのか色々な情報が入ってくるので何が正しいのか分からず、たまたま見つけたこの記事が気になってしまい先生のご意見を聞きたくなりました

富永先生のお考えを聞いて安心しました

先生によって色々なお考えがあるかと思いますが、ネットで検索して簡単に出てくるこの記事は、読む人によっては検診が怖くなりやめてしまう方がいるかもしれないですね‥少し無責任に思えてしまいました
(私も実際怖くなったので‥)

これからも年に一度富永先生の検診を受けていきたいと思います
来年も6月によろしくお願い致します

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 情報というのは信憑性が大切です。つまり、論文以外は信憑性がありません。