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会社の検診で「要精密検査」でした・・・

6月に乳腺エコーのみの検診を受け、結果が
「右胸に7mm×6mmの腫瘍疑い」でショックを受けております。
来週月曜日に乳腺専門のクリニックに行って再検査を受けますが
昨年はマンモとエコーの併用で異常なしだったので、やはり
「中間期ガン」の可能性が高いでしょうか?
診察していない先生に伺うのも大変失礼かと思いますが
ガンの宣告を受けるのかと思うと、眠れない日々です。
もう完全に陽性なのではないかと考えてしまうのですが
逆にこのくらいの腫瘍で陰性のケースもありえるのでしょうか?

精神的に落ち着かないので、こんな質問で恐縮ですが
何かご教示いただければ幸いです。

 ご投稿ありがとうございます。
 ショックを受ける意味が僕にはわかりません。精密検査しないと良悪性は解りません。検診を受け小さな病変が見つかること幸せなことです。それが嫌なら検診自体を受ける意味がありません。

先生、先日は私の愚問にお答えくださり
ありがとうございました。
全く先生のおっしゃるとおりで、目が覚めました。

それで、先日乳腺専門のクリニックで再検査を受けたところ
マンモは異常なし、エコーは確かに平らなしこりのような
ものが1cm程度あるが、線維線種もしくは脂肪がしこりのように
見えてるだけなので、1年後の検診(経過観察)で十分、とのことでした。
私自身は確定診断のための細胞診(or針生検)をやる覚悟で行ったので
少し拍子抜けだったのですが、先生のお考えとしては
このようなケースで(半年やもう少し短いスパンではなく)1年後
という判断についてどのように思われますか?

もちろん、今のかかりつけ医は乳腺クリニックの専門医なので
信頼しているのですが、別の視点でご意見を賜りたく宜しくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 現在、精密検査は必要ないと判断されたものに経過観察は不要とするのが一般的と思います。経過観察しても、永久に良性のものを見ても仕方ないと思います。普通はまた通常の検診を続けて下さいが普通です。

お忙しい中、早速のご回答ありがとうございました。
会社の検診で「腫瘍疑い」だったのが、一転、乳腺専門医が
見ると「良性の病変」というのは診断にバラつきがありすぎると
思うのですが・・・よくあることなのでしょうか?
今後はエコーのみの会社検診は受けないと
決めました。そのような中途半端な検診を受けた結果、
無駄なストレスを感じるのは避けたいです。

また何かあればこちらでご相談させていただきたく
宜しくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 こういう検診では、本来の精密検査となる方は精密検査とされた1%程度かと思います。しかし、逆に見逃しはそれ以上に多い印象です。

腫瘤のカテゴリー5について

こんばんは。
初めて書き込みます。
先生のお考えをお聞かせいただければと思いましてメールしました。
45才既婚、中学生の子供が一人います。
実母が25年前に乳ガンにかかり、0.7㎝のしこりでステージ1でしたが左胸全摘しています。

そのこともあり、毎年欠かさず行っている乳ガン検診を今年3月に受診しました。
去年は異常無しでしたが、今回の結果が4月に届きまして、『腫瘤・カテゴリー5』といきなり書いてあり愕然としました。
検診内容は、マンモグラフィー縦方向・横方向、触診のみでした。
触診時も『異常無し』といわれましたが、いきなりカテゴリー5となるものでしょうか。

検診先の病院からはカテゴリー5の割りには電話で再診を促されることもなく結果の用紙が一枚あり『要検査してください』『腫瘤・カテゴリー5』のみ記載でした。
早く再診しなければと思いましたが、予約がなかなかとれず、予定では9月上旬です。
それまで待っていて乳ガンの場合、進行しないか心配しています。

情報が少なくなかなか答えにくいとは思いますが、よろしくお願いします。

追記です。
カテゴリー5の腫瘤は右胸でした。
左胸は異常無しでした。

それからマンモグラフィーを撮影する時、担当の技師さんがベテランの方一人と新人の方一人で、基本新人の方か撮影してました。ただ、何度も何度も取り直ししていたので最後はベテランの方がやってくださいましたが。
撮影の上手い、下手は関係してくるのでしょうか。

 ご投稿ありがとうございます。
 マンモグラフィーでのカテゴリー分類は乳がんの程度ではなく、所見からの癌の可能性を示しているので、1年でカテゴリー5でも特に不思議なことではありません。当然、以前から乳がんがあり、やっと描出できるようになったのでしょう。家族内に乳がんの方が居られるので、本来はマンモグラフィーだけではなく、エコーも併用した検診を年1回受けるべきだったのでしょう。比較的マンモグラフィーで描出し難い乳がんだった可能性は否定できません。
 ご心配かとは思いますが、乳がんの進行は遅いので検査は9月でも問題ありません。

先生のお返事、ありがとうございました。

早く再検査しなきゃならないのに9月なの?と焦っていましたが、先生に9月でも大丈夫ですと言われ落ち着きました。

私が毎年受診していた乳ガン検診は、触診・マンモグラフィーだけだったのですが自分からエコーもお願いしても良かったのでしょうか。
私の検診先ではマンモトームもあるようなのですが、実際のところ再検査のときに、マンモトームで細胞を採取して100%の判断となるものでしょうか。
一番の診断結果は、やはりマンモグラフィーとエコーとなりますか?

いろいろ質問してしまって申し訳ありません。
よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 エコーは併用した方が良いでしょう。また、マンモトームは精密検査で対象が狭いのでまた意味が違います。まずは精密検査を要するかを判断するためには、両方の併用検診をお勧め致します。

乳頭の白い小さいプツから透明と白色の分泌液

質問させてください。
透明な分泌液が出るなと思ってよく見てみたら、乳頭に白い小さいニキビみたいなプツっとしたものがありそこから、透明だったり乳白色だったりの液体が出てきました。もう一つ同じプツみたいなのがありますがそこからは、白い角栓みたいなのがにゅると出てきます。超音波で異常が無く、液体の色が透明で異常はないから無意味な検査はしませんと言われました。
軟化した角質が老廃物として液体として出ると言われたのですが、そんなものなのでしょうか?その白い小さいプツから一回出すとプツも小さくなり、2日、3日出なくなります。

 ご投稿ありがとうございます。
 医師の説明通りです。特に異常ではありません。

早速のご解答ありがとうございます。垢や老廃物が液体になって出る事もあるのですね。。驚きでした。よく単孔だと良くないとネットに書かれてあったので心配になりました。単孔や多孔は関係ないのでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 関係ないです。ネット情報に騙されないで下さい。

ご解答ありがとうございます。
乳管内病変を疑うものではないということでよいですか?先生に相談させて頂き、スッキリしました。ありがとうございます。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

再度すみません。昨日久々に絞ってみたら、右側だけですが単孔と思いこんていましたが、もうひとつ違う孔からも透明な分泌液がありました。片側だけですが、片側で多孔で透明であれば尚、心配するものではないのでしょうか?先生の言うとおり、ネットに惑わされたくないので質問させて頂きました。

お返事は最初にしてます。そんなにご心配なら主治医とご相談下さい。

エストラジオールの値について

いつも参考にさせていただいております。
現在、TAM単独治療4年目になります。
昨年2月のエストラジオール値が今になり高値
であることが気になりご投稿させていただきました。
エストラジオール値が1180あり
生理は不規則にきております。
主治医に確認しましたらTAM単独だと上がることが
あるので気にすることないと
おっしゃっていました。
この値ですとかえって乳がんのエサになるのではと
不安になりました。
このまま服用してもよいものなのか
ご助言いただけたらとおもっております。
よろしくお願いします。

 ご投稿ありがとうございます。
 この年齢ですので、エストラジオール値のみ見ても仕方ないです。FSHとの関連も見る必要があります。年齢的にはこの数値が高くてもあまり無関係かと思います。タモキシフェンしか投与しません。

富永先生、ご回答ありがとうございました。
勤務先が駒込なのでちょっと気になることを
直接クリニックでお聞きしたいのですが、
ホルモン値、cyp2d6など
セカンドオピニオンになりますでしょうか?
よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 セカンドオピニオンになりますが、これを聞いても結論上このままタモキシフェン以外の治療はしません。結論が既に出てる事にセカンドオピニオンしてもあまり価値がないと思います。

乳がん疑いについて

6/22に気軽にうけたマンモの健康診断で、右胸に非対称性陰影で再検査通知が届き、本日二次検診へいってきました。

エコーをしてもらい、1.6cm?程度のしこり?のようなものがうつり、先生によると脂肪の固まりだと思いますとのことでした。
念のためマンモも再度撮影し、来週結果説明なのですが、先生のこの判断でマンモの画像結果で乳がんの疑いになる可能性はありますでしょうか??
1週間後の結果説明までが長くて心配です。
カルテ記載にはFAもしくはfat疑いとありました。
またFAだと診断を受けた場合、経過観察でよいのか、もしくは念のため細胞診まで行ったほうがいいのかご意見をお聞かせ頂きたいです。

 ご投稿ありがとうございます。
 乳がんの可能性はないと考えます。FAなら次回の検診で十分です。

お返事ありがとうございます。
1週間また心配しながら待つのは辛いなと思っていたのでお返事頂き安心できました!
セルフチェックも行っていたのですが今回のしこりは自分では全くきづかなかったのでやはり検診が大事だと感じました。
とはいえ、私自身乳がんオペも行っている病院に事務として勤めており、沢山症例をカルテやレセプトで見るので年齢が若くても本当に他人事ではないと感じておりますのでこれからも乳がんや他の癌に関しても自分で気をつけて検診を受けていこうと思います。
最後にもう一つご質問させて頂きたいのですが、若年性乳がんは、自分でしこりを発見してから乳がん発見、が多いとネットでみたのですが、今回自分では触っても全くわからなかったため(右胸といわれてわかった上でもこれかな?くらいしかわかりませんでした)セルフチェックで乳がんはわかるものなのでしょうか?
またわかるものであればどのような感触?なのでしょうか?
お忙しい中お手数ですがお返事頂けますと幸いです。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 セルフチェックに関する論文は、乳がん発見の効果はなく、不要な検査が増えると言う論文が3本あるだけで、効果を示すものはありません。乳がん検診に置いても、医師の視触診は2013年の国のガイドラインでしなくてよいとされました。これは医師が視触診をしても何も解らないという事が明確になって来たからです。セルフチェックに関しては乳がん術後のみ推奨されてます。つまり、視触診を定期的に行うなど、都市伝説です。専門家がもしこんな事を言ってる方が居たら、その医師は何も知らない無知な方とされます。特に、若い方は乳腺が発達していて余計に触診しても解る事はありません。どうして、若い方が触診で解ったかとあるのかは、若年性は急速に乳がんが増大したものが殆どで、大き過ぎるので何かの拍子に触れたりして気付くのが多いからです。
 若年性は基本的に乳癌に関わる何らかの家族歴がある方が多く、そういうリスクがない方は気にする必要性はありません。貴方に家族歴がないのなら、20代の検診は無駄です。しかも、放射線の被曝の影響による将来の乳癌発生の原因となります。また今回のような過剰診断で再検査を受ける羽目になります。これも良い事はありません。病院にお勤めなら、何が正しくて、何が間違ってるかを知りましょう。それにより、多くの一般の方にお教えできます。正直、『エコーで先生によると脂肪の固まりだと思いますとのことでした。』というような大馬鹿な先生がいるのに気付きましょう。

ご丁寧にお返事ありがとうございました。

20代のマンモだと被曝で乳がん発生の可能性も出てくるのですね。
まだ若いうちは行う場合はエコーだけでお願いしようと思います。
また、「エコーによると脂肪の固まりだと思いますとのことでした」と先生ですが、エコーで十分わかるのにマンモを行ったことが大馬鹿ということでしょうか??もしくは脂肪の固まりではなくFAに違いないから、でしょうか?
すみません、最後の文章の捉え方がわからず……>_<…

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 エコー単独検査も同じことで不利益しか得ません。年齢に関わらず検診はマンモグラフィー必須です。つまり、家族歴がない30歳未満は検診をしないと言う事が大切です。30歳未満の家族歴のない方が乳がんを気にする必要がないと言う事です。
 また、エコー所見で脂肪の固まりと言う所見は存在しません。全く乳腺エコーを知らない医師と言う事です。

お返事ありがとうございます。
度々の質問申し訳ありません。
では、今回はFAの可能性が高いということでよろしいでしょうか?
FAもしくはfatとかかれていたのですがfatではないということですか?

また、30歳を超えてから、乳がんの家族歴がない場合は31歳頃からは1年に1回くらいの乳がん検診を行ったほうがよいですか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 診断名は解りませんが、良性病変は確かでしょう。
 検診は30歳から年1回の検診をお勧め致します。

ありがとうございます。

今回他院の乳腺科でうけたのですが、大学病院からきている先生だったのですが先生も色々いらっしゃるのですね。
もしくは私の聞き間違いだったのかも知れません。
次回結果説明の時に詳しくきいてみようと思います。
なんにせよ良性病変であれば安心です。ありがとうございます。
来年より1年海外にいくため、今回検査を受けたのですが、また帰国したら30を超えますので検査を定期的に受けようと思います。
ご丁寧にありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 大学病院の先生なら、基本診断などできません。

先日は度々の質問にご丁寧にお返事いただきありがとうございました。
昨日マンモの結果も出て結果説明を受けてきました。
結果は、エコーの説明時と同じで心配するものではありません、脂肪が写り込んでいる?ものと思われます。のようなお話でした。
線維腺腫とかでもないのですか?と尋ねたところ線維腺腫の可能性もないとは言い切れないですが、腺腫腺腫だとマンモにもう少しうつると思うので…(マンモの結果はカテゴリー1、何も異常なしでした)とのお返事でした。こちらの内容から何点か再度お尋ねしたいです。

①以前の先生からのお返事で、エコー所見で脂肪の固まりはありえない、とのことでしたので、こちら先生のお話はまったく見当違いということでしょうか?その場合やはり線維腺腫の可能性が高いのでしょうか?
(因みにエコー結果をもらったのですが、素人の私からみてもはっきりとわかるきれいな楕円形です。大きさを示すものかわかりませんが、DistA 11.7mm B 15.6mm C 6.2mmとあります)

②今回の検査結果をうけて、かつ私の年齢ですと今後はどのような経過観察がよろしいでしょうか?
(今回言われたように半年に1回エコー、もしくは半年に1回エコー、かつ1年に1回はマンモ併用など)

③来年より1年間海外に行く予定です。12月行く前に再度受けようと思ってはおりますがその後1年間あいても大丈夫でしょうか?
もしくは紹介状のような資料を持って海外でも検査を受けた方がよろしいでしょうか?(分かっている限り家族に乳がんはおりません)

お忙しい中お手数おかけしますがお返事頂けますと幸いです。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。
①画像を見てないので何も分かりませんが、脂肪が写り込んでるなら、それは正常という意味です。せっかく受診されてるんですから、診てもない人間に聞くよりその先生に理解できるように聞くべきです。質問すべき相手を間違えてるんじゃないですか。回りくどい説明ばかり聞くのではなく、病気なら何か、それとも正常なのか、結論だけ聞くべきです。
②経過観察は必要ないと思います。
③問題ないと思います。

お返事頂きありがとうございます。
おっしゃる通りですね。申し訳ありませんでした。
先生の以前のお返事に、エコー所見で脂肪の固まりはありえない、というお返事を頂いており、今回の結果説明でもこちらの先生のお話では脂肪の固まりというお返事でしたので、先生のお返事からすると、この見解はありえないことなのか、こちらの先生が誤っているのかと思い質問させて頂いた次第でした。
今後の経過観察についてもお返事頂きありがとうございます。安心できました。

ご丁寧なお返事ありがとうございます。

乳がん検診について

2年4カ月前にエコーとマンモの乳がん検診を受けました。特に異常はなしでした。そのすぐ後に妊娠しまして出産し現在まだ授乳中です。
2年以上乳がん検診をうけていないので気になってきました。
10か月ほど前に人間ドッグを受けた時に乳がんの腫瘍マーカーも
受けてこちらは異状なしでした。
腫瘍マーカーは早期がんには有効でないとネットにかいていました。
腫瘍マーカーで乳がんの早期発見は難しいのでしょうか。
また、しばらく授乳はやめる予定がありませんがマンモができない
ならエコー検査だけでも受けたほうがいいのでしょうか。

色々と質問ばかりですいません。
ご意見頂ければ幸いでございます。

 ご投稿ありがとうございます。
 完全断乳まで検診は不要です。また腫瘍マーカーも乳がん術後の方以外は無効です。

マンモグラフィー検査について

こんにちは。
つい先ほど、先生がある雑誌のインタビューに答えている記事を読みました。
「マンモグラフィー検査は日本人には向かない」という内容で、乳腺が濃い人が受けても、雪の中で白ウサギを探すようなもので、他の検査(エコーなど)を薦めるとありました。
時々、こちらの掲示板を読ませて頂いておりますが、検診の基本はマンモグラフィー検査とエコー検査の両方を受けることで、先生はそれを薦めておられますよね。
先生のクリニックの検診では、一度マンモグラフィー検査をして、乳腺が濃くて読影が困難と判断されたら、その後はマンモグラフィーはせず、エコー検査など、マンモグラフィー以外の方法で検診をされているのでしょうか。
また、それが正しい検診の仕方になるのでしょうか。

私は34歳から毎年検診を受けています。マンモグラフィーとエコーの両方を受けて来ましたし、精密検査が必要と言われ、経過観察を含め年に数回マンモを受けた年もありました。
その間、「あなたの乳腺は濃いからマンモグラフィーには不向き」と言われたことはありません。(自分の乳腺が濃いのか薄いのかもよく分かりません。)

既に40代後半なので、年齢的にどちらの検査も受けるのが必須なのかもしれませんが、30代に受ける必要の無い検査を受け、放射線を無駄に浴びたのだとしら、とても残念で、先生にお尋ねしようと投稿させて頂きました。

先生のご回答によっては、今後検診を受ける際に、主治医に自分の乳腺の濃度を確認し、場合によってはエコー検査のみをお願いした方が良いのかと考えています。

よろしくお願い致します。

 ご投稿ありがとうございます。
 僕のコメントはその雑誌にも両方を併用した検診を勧める記載をしてます。その理由は石灰化で発見されるStage0の非浸潤癌はエコーで見つけるのは殆ど難しいからです。エコー単独検査の検診は有用性を認めるエビデンスはありません。エコー検査がどこでも精度の高い検査がされているという事はありません。どちらかと言うと、精度が高い検査がされている施設は少ないでしょう。J-startという大規模試験も5㎜以下の所見は癌であろうが、すべてないものとして施行されました。つまり、それだけ精度にバラつきがあるのです。
 今ままで受けた検診は、異常がなかった方無駄だと思うだけで、有用な検診だったと思います。

早々のご回答ありがとうございました。

ではやはり、検診としては乳腺の濃度に関係なく、マンモグラフィーとエコーの両方の検査を年に1回受けることで、検診を受ける意味があるということですね。
濃度が濃くて診断がしづらい乳腺は、癌を見逃してしまう可能性が高いけれども、石灰化のようなごく初期の微小な癌は発見でき、検査をするメリットがあるということですね。
もしマンモグラフィー検査で異常なしでも、もしかしたら癌を早期発見できる可能性がある以上、(異常なしだと放射線だけ浴びて損をしたような気になりますが)無駄な検査とは言えないということですね。
以上、私の解釈に間違いはなかったでしょうか。

また、もう1つお訊きしたいのですが、マンモグラフィー検査でもし癌を見逃してしまったとしても、エコー検査を受けていれば5ミリ前後の病変から発見できるので、手遅れになることは防げると考えても良いのでしょうか。マンモグラフィーの弱点をエコー検査でカバーして間違いのない診断をされているということであれば、安心して検診を受けることができると思います。
よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 この通りです。
 付け加えるなら、高濃度乳腺の方はエコーでもやはり見え難いと考えるべきです。つまり、発見の可能性を広げた方が発見率は上がるという事です。大切なのはマンモグラフィとエコーを見比べ、見え難い病変を探せる能力があるかも重要でしょう。また、マンモグラフィでは全ての方に80%しか癌は描出されません。当然、エコーも同じです。しかし、共に苦手な20%を得意とする検査ですので、両方で99%の診断と言われるのです。
 また、若い人は高濃度乳腺だからマンモグラフィーよりエコー検査で良いという先生は、エコー検査を過信してるか、明らかに見える病変だけ拾い上げればいいか、エコー検査の事を分かってない先生だと思います。高齢者の乳腺が鮮明に見える人の方がマンモグラフィよりエコーで十分と言う先生は、エコーの事をよく理解している実力のある先生だと思います。実際、エコーの能力の高い先生はこのようなことを言われます。一言で言うと検診や検査は検査・診断してくれた先生で結果は大きく変わるという事を理解して置くことでしょう。さらに付け加えるなら、多くの先生は早期発見は大切だと思いってますが、それを実践している先生は非常に少ないという事。つまり、口先だけの先生が殆どと言うにが私は一番悔しいことです。貴女が言う5㎜程度の乳がんを発見してくれる先生に出会えたら、貴女は相当運の良い方と言う事です。

先生、ご回答ありがとうございました。
検診の仕方としては、乳腺の濃さに関係なくどちらも受けるべきだと言うことですね。

ですが、先生の最後のコメントがとても気になりました。
5ミリの癌を発見できたら、それはとても運が良いということであれば、ある程度大きくなるまで放置されてしまう可能性の方が高いということですよね。
マンモで微細のごく初期の癌を発見される人もいれば、まじめに検診を受けていても、早期で発見してもらえない人もいる・・・しかもそれも検査をした医師によって「運が良いか悪いか」を分けられ、その人の人生が変わってしまうのだとしたら・・・自分の命をもしかしたら無責任な医者に預けているのかもしれないと思うと、なんだか空しくなりました。
それだけ、検診を受ける病院と医師選びが重要と言うことですね。

とは言っても、私たち受診者側は選ぶための資料も、医師の力を見抜く技もありませんから、表向きに掲げられている実績や病院と医師の言葉を信じるしかありません・・・とても残念です。

私は、こちらの掲示板で時々先生のコメントを読むようになってから、マンモグラフィーは年に1回(それ以上は受けない)、半年や3ヶ月で経過観察を薦める医師は信用しない、市の検診などは受けない、同じ乳腺専門医で検診を受けて経過を比較できるようにする等は意識していますが、それが限界かなと感じています。

事情があり、上京して先生のところで検診を受けるほどの余裕がなくて本当に残念ですが、医学のますますの発展と共に、富永先生のような意識に高い先生がもっともっと全国各地に増えることを願うばかりです。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 間違えてはいけません。都会がレベルが高いのではありません。地方には診断レベルに拘る先生はいらっしいます。人口比から考えると地方の方が診断にはレベルの高い先生が多いと思います。
 実際、実績は殆ど掲げてません(我々ですら見た事殆どないです。)病院と医師の言葉など宣伝文句です。信用できません。診断実績がすべてです。

先生、ご回答ありがとうございます。

都会だから診断レベルが高いというわけでもないのですね。

「診断レベル(実績)」が全てだということですが、どのようにすればそれを確認することができるのでしょうか。調べる方法があればぜひ教えて下さい。

病院のHPを見ても、医者の専門に関連する患者の病名や手術件数などは見れますが・・・それはまた「診断実績」とは別ですよね。

先生にこのようなお話をうかがうと、できれば、先生の仰る診断実績の高いクリニックで検診したいという「欲」がつい出てしまいますが・・・だまされない!自分の身は自分で守る!という意識を常に高く持って、検診を怠らないようにしていこうと思います。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 何パーセントが精密検査になり(5%未満が良い。私は昨年1.9%)、その中の何パーセントが悪性であったか(10%以上が良い。私は昨年33%)が答えられる医師を探しましょう。何人診た、何人癌を発見したなどは一切関係ないです。野球で言えば、ヒットやホームランの数ではなく、得点圏内打率が重要なんです。

先生、ご回答ありがとうございました。

診断実績が何を表しているのかよく分かりました。毎年検診を受けているクリニックに直接問い合わせても失礼には当たりませんよね。
もし教えないと言われたら、自信の無さから答えられないとも考えられますね。

先生の診断レベルはとても高いので、先生に検診を受けている方々は安心ですね、羨ましいです。私も先生のように高い診断レベルに自信と誇りを持って検診をされている医師やクリニックを探してみようと思います。

思いきってこちらに投稿して質問して良かったです。ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 まず、このデーター中身に関わらず、このデーターを見ているかが重要です。つまり、このデーターは精度管理ができているかという事が明確になります。各医師毎にデーターを出すという事は反省や次への対策ができるという事になります。

先生、ご回答ありがとうございました。

先生の仰るとおりですね。反省と改善が繰り返されることが大事だと思いました。

こちらのトップページにご紹介されている病院の医師の方々は先生が「診断実績」が高いと認める方々なのでしょうか。(先生のご回答を利用して転院しようとは思っておりません。)
いろいろ専門も違うようなので、単純にそうではないと思いますが、万が一精密検査になったときなどに、セカンドオピニオンを求めることができるのではないかと考えたりしたものですから...不都合があればご回答頂かなくても大丈夫です。

現在検診を受けているクリニックの医師が、先生と同じお考えで診断をして下さっていればとても嬉しいことですが、今後も検診を受ける側はどうしようもないと諦めたり、医師に任せっぱなしにせずに、より質の高い検診が受けられるようにアンテナを張っておきたいと思います。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。