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カテゴリー3

宜しくお願いします。
昨年5月に自治体の乳がん検診でマンモ+エコーの検査を受けました。
(30歳から10年間はエコー検査のみ受けており、今回初めてマンモも
受けました。)結果は、エコーは異常なし、マンモにしこりのようなものが写っており、カテゴリー3でした。
それから、近くの乳腺外科に行き、3ヵ月後の8月にマンモ+エコーの検査
をし、エコーはやはり異常なし、自治体からマンモの写真を取り寄せて   大きさを見比べていました。半年後もう一度検査しましょうとのことで、3月に再度マンモ+エコーの検査を受けました。結果は、やはりエコーは異常なし、しこりのようなものも大きさに変化がなかったようで、問題ない
でしょうとのことで、診察は終了しました。
ただ、細胞診等をせず、画像のみで問題なしと言われたので、
不安です。このまま様子見でよいのか、詳しく調べた方がいいの
でしょうか?

 ご投稿ありがとうございます。
 結論から言うと何も所見がないという事です。つまり、何もないので細胞診などできません。マンモグラフィに所見があるから、病変があるとは限りません。正常な乳腺も異常のように写る事もあります。つまり、診療終わりで経過観察も不要となります。

先生、お返事ありがとうございます。
ずっともやもやした気持ちでいましたが、
こちらでお聞きしてよかったです。
これからも、年1度のマンモ、エコーの
検診を継続していけばよい、という
ことでいいのでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 その通りです。

術前診断

お世話になります。先月半ば乳頭にできた皮膚疾患により手術をしました。マンモグラフィー 超音波 乳房MRi PETCTとあらゆる検査をし、センチネルリンパ節の検査もしました。術後病理結果を聞きにいくと、HE染色にて
乳管癌の疑いがでました。乳腺外科では乳房には問題なく石灰化はあるものの、心配するようなものでなく1年後に来るようにいわれていました。
紹介先の大学病院の先生は病理をもながら本当に初期の非浸潤乳管癌ですねといわれました。画像では全くわからずたまたま行われた皮膚手術で断片陽性とでたためみつかりました。そこで質問させて下さい。非浸潤がんの疑いといわれましたが 二週間後の追加手術ではわきの下のリンパ節は前回の手術で陰性とでているのでさわらないこと またあらゆる検査は終わっているので手術直前の検査がないとのお話でした。最後のMRIから1ヶ月たちますが、術前検査は必要ありませんか。特に心配なのはセンチネルリンパ節陰性がでてから1ヶ月もたってからの手術ですが 進行していたらその先のリンパ節に転移していないか心配です。どうぞ先生のご意見をお聞かせいただきたく存知ます。

 ご投稿ありがとうございます。
 医師の指示通りで問題ありません。

分泌液について

以前、健診にて乳腺線種腫瘤・乳管拡張の疑いで貴院受診いたしました
生検をしていただき結果は悪性ではないとのことで先生からの診断は嚢胞で
翌年から健診に来て下さいと言うお話で昨年は異常なしでした
そこで少し不安なことがありまして

①生検で良性だったものは悪性に変化する事はないのでしょうか?

②嚢胞の診断をいただいた側の乳房の1ヶ所から最近、極少量ではありますが黄色~茶褐色の分泌液がでます
健診時期は先になりますが受診した方がよろしいでしょうか?

お忙しいところ申し訳ありませんが宜しくお願い致します

 ご投稿ありがとうございます。
①悪性化は基本的にしません。
②問題ないので、現状は受診の必要性はありません。

不安です

質問させてください。

昨年大阪の有名なブレストクリニックにて、左胸に線維腺腫有り、と言われました。マンモは映らず、エコーにて。9㎜程です。その際、細胞診はされませんでした。
次は一年後に、と言われ、今年は予約が取りにくく別のクリニックへ。そこでは、線腫が見当たらない、と軽くあしらわれ‥
納得が行かず、もう一度別の乳腺クリニックへ行き、やはりありますね、と。
大きさは去年と変わっていないようですが、エコーを白黒モードから、エラストグラフィで見てみると、青色でした‥
医師は、形も典型的な線維腺腫だし、大丈夫と言われましたが、細胞診をお願いし、今結果待ちです。
やはり、青色だと悪いものは確定でしょうか?
眠れずに不安です。

 ご投稿ありがとうございます。
 線維腺腫と医師が言ったら、線維腺腫です。

早速のお返事ありがとうございます。

エラストグラフィで青色がすべて悪性というわけではないのでしょうか?
線維腺腫の誤診が多いとネットにも書かれており、先生の所でも数例ありとのこと。線維腺腫であれば、大体が緑から赤色といった、柔らかい色を示すようですが、青色である場合もあるのでしょうか?? 
度々申し訳ありません。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 その先生がエラストグラフィの手技が下手なだけです。他の人が施行したら、違う色になります。
 昨年と変化ないく形も典型的な線維腺腫と言われた時点で、細胞診何でするのかと気付きましょう。

乳がん検診を受けて

はじめまして。
質問失礼いたします。
現在32歳になったばかりで、2年前に出産しました。
今でも絞ればおっぱいが出ます。

先月乳がん検診で触診は異常なかったのですが、エコーで要精密検査となってしまいました。
右乳腺拡張、右乳腺腫瘤疑い、両乳腺嚢胞 でした。
再度他院で検診し、触診は異常なし、エコーでやはり形の良くなさそうな腫瘤があるためMRIをこれから撮ることになりました。MRIで異常があれば針生検とのことです。
場所は右乳頭の右下辺り、大きさは3ミリで隣接してもう一つ小さいものがあります。
①なぜいきなり針生検せずにまずMRIを撮るのでしょうか?
②3ミリ程の大きさと場所からして、もし悪性だった場合でも命に関わるようなことにはなりませんか?(私の場合若年性乳がんになると思いますので心配です)
③考えられる腫瘤の種類を教えていただけませんか?(乳瘤ではなさそうと言っていました)

臨床診断名は、右乳腺腫瘤
所見:cyst(+) 3mm大、隣接して小cyct(+)、カテゴリー2、他に明らかなmass(-)
診断:右乳cyst
とあります。

よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
①MRIは診断的な事はできないので、所見が小さい場合に本当にそれが所見かの有無を確かめる為に施行している可能性はあります。
②何とも言えません。
③診断名は乳腺のう胞と記載されてます。それ以外の記載がないのでそれで良いかと思います。

ご回答ありがとうございました。
返信が遅くなり申し訳ありません。
MRIを受けてまいりました。
結果は乳腺症で、一年に一度の検診を欠かさず受けるようにとのことでした。
ありがとうございました。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

腋窩リンパ節郭清について

6月、富永先生に乳がんと診断して頂いたK.Wです。その節は、いろいろとありがとうございました。
来週、入院・手術の予定です。

現在、センチネルリンパ節生検において、センチネルリンパ節に転移がないか、あるいは転移があっても微小転移(2mm以下)であった場合、腋窩リンパ節郭清を省略。
また、センチネルリンパ節に2mmを超える転移があっても、①転移が2個以下 ②しこりの大きさが5cm未満 ③乳房温存手術を行い、術後の放射線照射を施行 ④術後薬物療法を施行 以上の条件を満たす場合、担当医と相談の上、腋窩リンパ節郭清を省略することも可能。
このように、「患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016」に記載があり、病院からのセンチネルリンパ節生検の説明の紙にも同様のことが書かれていました。
ご紹介いただいた病院で、MRIおよび超音波検査を行い、MRIでは確認できないが、超音波で4mmほどの腫瘤を確認し、リンパ節転移の可能性があると言われています。ただ、リンパ節は転移以外でも腫れることはあるとも伺っています。
そこで、H医師とも郭清について何度かご相談させていただきました。腋窩リンパ節郭清の意味は、腋窩リンパ節への転移の有無やその転移個数を調べるという診断の目的と、再発を防ぐという治療の目的があること、そして私のようなホルモン感受性が強く、HER2陰性の癌でも、リンパ節転移が多ければ(4個以上でしょうか?)、抗がん剤もあり得るということから、センチネルリンパ節に2mmを超える転移が1つでもあれば、郭清をお願い致しました。

しかし、郭清してもリンパ節転移がないことも少なくなく、郭清後のリンパ浮腫などの後遺症を考えると、決心が揺らぎます。

そこで質問です。先生は、マクロ転移が1つでもあれば、がんのサブタイプやしこりの大きさに関わらず、郭清すべきとお考えでしょうか。
また、郭清するならば、レベルⅡまでの郭清と言われていますが、レベルⅠまで郭清したという人もネットで見かけます。ⅠとⅡでは、郭清後の後遺症に違いが出るのでしょうか。ご紹介いただいた病院では、以下のように聞いています。

しこりの大きさ 19×8×9
ER>95% PgR>95%
HER2 陰性
MIB 3%
グレード 2

 ご投稿ありがとうございます。
 マクロ転移が1つでもあれば、がんのサブタイプやしこりの大きさに関わらず、郭清すべきとは思ってません。現在はマクロ転移は廓清の必要性すら疑問視されてます。術後補助療法で十分コントロール可能と考えるのが一般的だと思います。廓清もレベルⅠまでで十分かと思います。

早速のご回答、ありがとうございます。
H医師に郭清をお願いしたものの、できれば郭清を避けたいと考え、ずっと悩んでおりました。富永先生のご回答を読ませて頂き、できるだけ郭清しない方向で考え直したいと思います。そこで、再度確認させて頂きます。

①私の場合、術後、放射線照射+ホルモン剤(タモキシフェン)で十分コントロール可能と考え、マクロ転移が2個以下の時には、郭清を省略しても、再発・遠隔転移に大きな影響がないと解釈してよろしいでしょうか。あるいは、1個の時には郭清せず、2個の時にはレベル1まで郭清すべきでしょうか。ちなみに、郭清の有無にかかわらず、放射線の照射範囲は、変わらないと確認しております。
②郭清を省略した場合、リンパ節転移の個数が確認できず、抗がん剤の必要性の判断が難しくなると思われますが、もともと抗がん剤の効かないタイプということで、郭清した時のリスクの方が大きく、リンパ節転移の個数は分からなくても構わないと考えてよろしいでしょうか。

何度も質問して申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
①郭清を省略しても、再発・遠隔転移に大きな影響がないと解釈してください。
②センチネルリンパ節生検後で、マイクロ転移しかないと判断した上なので、他には転移はないと仮定され、ホルモン療法で問題ないかと考えます。

早速のご回答、ありがとうございます。

先生のご回答を読ませて頂き、郭清省略の気持ちがほぼ固まりました。H医師も、「気持ちが変わったら、言って下さい。」とおっしゃって下さっていたので、伝えたいと思います。

いろいろとありがとうございました。
これからも、自分で決断しなくてはならない場面が出てくるかと思いますが、その節はまたご相談させて下さい。よろしくお願いします。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。

乳がん検診について

こちらのクリニックで乳がん検診をしていただいている、えりこと申します。
いつもお世話になり、ありがとうございます。

毎年同じ時期に検診を受けておりますが、その時期というのが職場で健康診断を受ける時期と重なっております。
大体いつも、X線を受けてから1週間前後でマンモグラフィを受けています。
X線とマンモグラフィをほぼ同時期に受けるというのは、放射線被ばく的には大丈夫なのでしょうか?

この掲示板は時々拝見させていただいており、先生の仰っている「マンモグラフィとエコーの両方を受けることが大切」ということはよく理解しております。
それと同時に「メリット、デメリットを比べ、メリットが上回る乳腺診療を行う」とあるように、少なからず放射線のデメリットがあることも承知しております。

その少なからずのデメリット+X線・・・と、同時期にダブル放射線を受けることが心配で質問させていただきました。

職場の検診時期は基本的には変えられません。
・乳がん検診の時期を変えた方がいいのか?変えるとしたらどのくらいの期間を開ければよいのか?
・乳がん検診は、エコーのみの検診でもよいか?

ちなみに、
・私は水泡が沢山あると診断を受けています。
・診断時期は、毎年7月です。
(今年は、ちょうどその時期に引っ越しが重なり忙しくしていたため実はまだ行けていません。1か月遅れてしまいましたが、8月中には診ていただきに行こうと考えています。職場の健康診断も今年は8月に受けました。)

お忙しい中お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。

 ご投稿ありがとうございます。
 同時に施行しても、日を替えても同じです。

先生、早々にご回答くださりありがとうございました。

自分なりに調べてみたのですが、情報の多さにどれを信用したら良いのか混乱しておりました。
先生にお答えいただき、安心して再診に伺えます。

確認させてください。
「同時に施行しても、日程を変えても同じ」ということは、
放射線量というのは、
いつどの位受けるかというのではなく、人が一生の中でどの位受けるかが問題、という解釈でよろしいのでしょうか?

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。
 医療被曝というのはご指摘の通りです。

先生、早々にご回答くださりありがとうございました。

安心して再診に伺えます。

ホームページを拝見していて、また掲示板での先生の受け答えを拝見していて、
メリットだけでなくデメリットまでを、論文からの根拠を持ってハッキリと伝えてくださる先生の姿勢や、
実績数字からも(その意味も掲示板の回答をみて理解できました)、
信頼できる先生だと確信しております。
半年以上かけ探しこのクリニックに辿り着けたこと、幸せに思っております。

これからもよろしくお願い致します。

 ご丁寧なお返事ありがとうございます。